2009年02月21日

動くハルキと「ノルウェイの森」の謎

僕の大好きな作家・村上春樹がエルサレム賞を受賞したというニュースが大きな話題となっているようです。ニュースなんかでも採り上げられていて受賞スピーチの映像が流されていました。




動く村上春樹を見たのは実ははじめて。
極端にメディアへの露出を嫌っていたため映像ってなかったんですよね。安西水丸のイラストではよく見てたんですが。


ついでにカフカ賞とかを受賞したときの映像も見つけちゃった。




なんとなくうれしい。



さて,村上春樹の面白いエッセイに「ニュールーディーズクラブVol.3(シンコー・ミュージック)」に掲載された『―木を見て森を見ず―「ノルウェイの森」の謎』というものがあります。この雑誌はどちらかといえばマイナーなロック専門誌なのですがビートルズ特集であるこの号に特別寄稿という形で発表されています。

小説「ノルウェイの森」を出版してから,「Norwegian Wood」は,実は「ノルウェイ製の家具」の誤訳ではないかという意見が出てきたそうで,これについて彼の意見を書いたものでなかなか興味深いです。

アメリカ人やイギリス人に聞いても,「ノルウェイ製の家具」と「ノルウェイの森」にはっきりと二分されるそうで,結局は真相はジョン・レノンにしか分からないのだけれど,「Norwegian Wood」というのは、正確には「ノルウェイの森」ではないが同様に「ノルウェイ製の家具」でもないというのが自分の個人的な見解であるとまとめています。誤訳かもしれないけれども「ノルウェイの森」って素敵な題ですよね,とも。

僕だって「ノルウェイ製の家具が素敵でしょ」なんて歌詞よりも「わたしの部屋,ノルウェイの森みたいで素敵でしょ」のほうが断然好きです。

このエッセイには最後にすごいオチがあるんですがね。 
いまのところこのエッセイは単行本化されていないようだし,オチは敢て書かずにおきます(ネットで検索するとたぶんオチまで書いちゃってるサイトが見つかると思います)

ビートルズの「ノルウェイの森」
もちろん大好きな曲ですが(歌詞を含めて),
ぼくの持っているCD「RUBBER SOUL(CP32-5326)」での表記は
ノルウェイの森」ではなく「ノルウェーの森」となってるわけで・・・

まあ「Norway」は,ノルウェイもノルウェーもどちらも正確ではないというのが村上春樹の個人的な見解になるのかしら(笑)。ちなみに外務省のHPでは「ノルウェー」と表記されております。でもなんとなくノルウェイのほうが好きだな,僕も。

春樹1.jpg 春樹2.jpg
posted by poptrip at 00:01 | Comment(9) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする