2012年10月04日

たまには真面目な話をしてみよう(まちかどロマンコンサート#2)

まちかどロマンコンサートというものに行ってきたという記事を書いたのですが,つづきを書くのを忘れてました(笑)
いや,忘れていたというか書くのが面倒くさくなって・・ww

今日の記事は,長いし歴史とかに興味のない人には全く面白くないお話だと思うので,少し読んでつまらないと思ったら別の楽しいブログなどへ移動することをお薦めしますw



第二部の中島道子先生による講演のテーマは,ずばり「明智光秀」。

講演会というものを聞くと,たいてい僕は猛烈な眠気に襲われ最後の拍手の音で目覚めるということが多いのですが(笑),最初から最後まで一言一句も漏らさず(というと大げさですが)楽しみながら聞くことができました。

内容を僕なりに要約すると,明智光秀は「主殺し」という汚名を着せられているが実はそうではないし,名君だった。増長する織田信長は天皇の地位すら狙っていた。また外征を考えており,朝廷(天皇および国)のために信長を殺害した。そしてたまたま信長が本能寺の茶会を開いた時に近くにいたのが明智光秀の軍勢だっただけである。ということだ。
福井県に10年間住んでいた時の光秀のエピソード(僕は明智光秀が福井に住んでいたことすら今まで知らなかった),その後福井市の集落を信長による一向一揆討伐から救ったこと(現在も明智神社というものがそこには存在する)など僕が聞いたこともない興味深い話ばかりでした。

明智光秀と言う人物に関するこれまでの評価は正しくないというのが先生の説です。

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歴史と言うものは,客観的な資料によって検証が必要である。そして歴史教育というものが重要だ。明治までは明智光秀は悪人の見本のような教育がなされていたそうである。
坂本龍馬だって本当はどんな人物だったのかは分からない。旧土佐藩出身者が明治政府で要職を独占していた長州や薩摩に対抗するために坂本龍馬を利用したという話もあるくらいだから。
もちろん中島先生の話が正しいという確証もないが,明智光秀が世間で言われているほどの悪人ではなかったような気はする。

僕が受けた歴史教育も正しかったのかどうか。
幸いなことに僕が通った学校ではイベントではちゃんと「君が代」を歌い,「日の丸」を国旗として掲揚していた。「君が代」を学校で教えない県があるというのだから驚きである。

僕の思い違いかもしれないが,僕たちは受験勉強のために歴史を学んだ。なぜか近現代史は試験にはあまり出題されないため,勉強も疎かになっていた。近現代史こそもっと学校で教えるべきではないのだろうか。

竹島問題や従軍慰安婦問題について,韓国では受験のためにそういう事実を学んでいるわけではなく,国を挙げて思想教育を行っているように見える。

歳を重ねることによって歴史に対する興味が増えてきている。
歴史から学ぶことは多い。
司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」の中で,主人公の竜馬(龍馬ではないところがミソ)が日本を変えたいと決意するが学がなく議論ができない彼は,武市半平太になにを勉強すればよいか尋ねるシーンがある。そこで武市は言う。「まず歴史を学べ」と。

僕らの時代は,最古の人類はアウストラロピテクスと習ったが,娘の教科書ではサヘラントロプス・チャデンシスとなっている。
同様に鎌倉幕府ができたのは1192年ではなく1185年(1183年説もある),仁徳天皇陵は大仙古墳と呼ばれ,日本最古の貨幣は和同開珎ではなく富門銭・・・枚挙にいとまがない。

今後も歴史の教科書は毎年のように内容が更新されていくにちがいない。
子供たちには正しい教科書で正しい歴史を学んでほしいものだ。そしてそこで学んだことを将来に活かしていってほしいと思う(と偉そうなことは言えないのですが・・・)。


この講演会に感動してしまった僕は,翌日にさっそく明智神社を訪れてみました。

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そのついでに福井県立図書館へ行って,中島道子先生の小説を借りてきました。

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僕が好んで読む時代小説(池波正太郎,藤沢周平)と比べるとすこしとっつきにくい文章かなという気もしましたが,これからは読書の季節。みなさんも一度読んでみてはいかがでしょうか。

あ,ちなみに僕は司馬遼太郎の小説はあまり好きではありません。
歴史小説はあくまでも小説であって,事実とは異なるということも肝に銘じておくことも必要です。

posted by poptrip at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする