2017年05月03日

山中温泉で宴会

仕事を早めに切り上げると僕は,着替えをとカメラを持って車を北へ走らせた。

目的地は山中温泉。
前日,富士写ヶ岳に登ったときと全く同じ国道364号線を走る。

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GWの合間の平日に,ずいぶん昔に何度かブログにも登場したことのあるKとYという僕の同期入社の2人と山中温泉で大いに飲んで大いに語りあかそうという企画なのだ。

Kっていうと夏目漱石の「こころ」に登場する主人公の友人を思い出すのだが,僕の友人のKは,ちょっとぽっちゃりしてて漱石のKのような知性も品性もなく(笑),


2007年のK

ファミレスの固定シートには腹がひっかかってしまい,うまく座れないという特技を持つなかなか困った男だ。
北陸新幹線「かがやき」のグランクラス(通常料金の2倍近くする)のテーブルは座席の横から出てくるタイプなのだが,そのテーブルもお腹が邪魔して使えなかったらしい(普通車指定席のシートはテーブルが前の座席についてるから大丈夫なのだと)。さすがにグランクラスの車両の設計者もアテンダントも想定外だったに違いない。


そして,Yは僕が今まで出会った中でも最も破天荒な男で,このブログではとても書けないようなすごいエピソードが多数ある逸材である。僕よりも3つ年下だが経験値はたぶん僕の数倍はあるだろうと踏んでいる。彼からはいろんなことを学んだ。そしてまた彼もちょっぴりぽっちゃり系。メタボじゃないのはオレだけじゃねえかよ。



Yとは七尾で働いていたころにいっしょにバンドやってた(僕がリードギターとボーカル,Yはリズムギター)し,よく飲みに行ったりもしていて究極のアットホームなお店を開拓したのも彼だ。

僕が敦賀に転勤になってからは彼らはずっと富山のほうにいたたためなかなか会う機会もなかったので,この黄金の3人(笑)が一堂に会するのは,本当に久しぶり。しかも邪魔者はおらず3人だけというのはもしかしたら初めてかも。

山中温泉へ向かう途中でわざわざクルマを路肩に停め撮影したのがこの写真↓。

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数字がたくさんそろうとうれしい小市民なのだ。

チェックインを済ませた後,食事まで少し時間があったので風呂に入ってもよかったんだけど,とりあえず3人で街をぶらぶらする。

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K,また太ったんじゃ・・・

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平日だけどGWということで浴衣姿の仲睦まじいアツアツのヤングなアベックが肩を並べて歩いている姿もちらほら。ヒューヒューだよ。

負のオーラを発しながらデブ1人と小デブ1人と一眼レフカメラを首からさげたオッサン(←コレがオレね)の一行は肩で風切って温泉街を闊歩する。いや,Kは早く歩けないので闊歩とは言い難い。彼に合わせてゆっくりゆっくり歩く(笑)

過去に二度ほど山中温泉に来たことはあるのだが,ゆっくり温泉街を歩いたことはないので不案内。中心地っぽいところに足湯を見つけたので利用させていただくことにする。


「オレ,タオルとか持ってないんだけど。」
「オレ,持ってるよ」とK。
バッグから取り出したのはジップロックに入ったタオル。
なぜ,ジップロックに入れる必要があるのかは不明なのだが(笑)

デブは常にタオルを持ち歩いているという「デブあるある」が,こういう時には役に立つ。デブは恥だが役に立つ。デブとハサミは使いよう。なお,デブという言葉は差別的に使っているわけではないことを明言しておく。

Kは靴下を脱ぐのも一苦労。
マジでいい年なんだから健康にもっと気を使わないと。と喫煙者のオレが自分のことは棚に上げて何年も前から言っているのだがこの体たらく。
「ほら,痩せたらオレのキャラが死んじゃうし(笑)」などと言えない年齢になってきてるんだよ間違いなく。Yも血液検査で相当やばい数値が出ているそうで来週から検査入院しようかと思ってるなどとさらっと口にするわけだが,いつかこいつらと一緒に山に登れる日が来ることをひそかに待ち望んでいる。彼らには山に登れるだけの健康診断結果と体力がなく,山に登ろうなどという発想もないのだ。

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観光の要素もちょっぴり取り入れようと鶴仙渓遊歩道へと向かう。

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ハマショーの歌詞に出てくるようなわずか数百メートルを「タクシー呼んで帰ろうぜ」などとわけのわからないことを言い,いやがるKを僕とYは半ば強引に遊歩道へ導く。
Kはすでに汗びっしょりだ。

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緑色にはやはり井川遥や裕木奈江のような癒し効果がある。
裕木奈江って癒し系というよりは幸薄そうな・・・すみません。失言です。

そんなことよりも・・・

例えが古いんだよ!
井川遥に裕木奈江なんてナウいヤングは知らないんだよ。
と自分にツッコミを入れておこう。

緑色の木々を見ていると,グリーンのフクラムを思い出してしまう僕はもはや真性の鉄。超えてはいけない一線を越えてしまったようだ・・

緑にかこまれ,川のせせらぎを聞きながら気持ちよく歩きたいのだが,暑苦しいデブが文句ばかり言いながらついてくるわけで風流とはかけはなれた遊歩となった。だいたい,生来この3人にはそんな素養はないのだ。

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新緑もいいけど,紅葉の時期にまた来てみたいな。
この3人で(笑)

宿に帰り風呂に入ると宴会が始まる。
宴会場へ行くのにも部屋のバスタオルを持っていくKとY(苦笑)。
とにかくデブは汗っかきなんだ。

泊まりだからと久しぶりに僕もアルコールを摂取(翌日も仕事でクルマで敦賀まで移動しなきゃいけないから生中2杯にセーブしておいた)。

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部屋に戻り,持ち込んだマッコリを飲む二人を横目に僕はミネラルウォーターをなめる。そして,僕らはいろんな話をした。Yは,Yの勤めている会社の嫌な上役のことや先週読んだサリンジャーの小説のことを話し,僕は今度買おうと思っている新しい車のことや二人の将来のことを話した。

と,実際にはこのハマショーの歌詞の一説のような高尚な話題はほとんどなく下衆で意味など何もないような話で大いに盛り上がり,若いころには考えられないような早い時間(23時)には3人とも床に就いた。

翌朝目を覚ますと,朝風呂に入り

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朝食を食べ終えると,すぐに僕は仕事場のある敦賀へ向かった。


滞在時間の異常に短い,せわしない温泉旅行。
和倉温泉の加賀屋もこのパターンだったもんなあ。
端的に言うと,平日に開催した仲良し3人組の飲み会の場所がたまたま山中温泉だった。と,こういうことです。旅行じゃなくて飲み会という範疇なのですよ。

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posted by poptrip at 11:45 | Comment(4) | TrackBack(0) | お散歩・おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする