2017年05月06日

えち鉄に乗って温泉へ夕陽を見に行くのだ〜第3章〜

虎舞竜の迷曲「ロード」は第13章まであるわけだが,本稿も13章まで続く・・わけではないのでご安心を。

僕たち熟年夫婦は,えちぜん鉄道三国芦原線に乗り,今回のショートトリップの主たる目的地である三国温泉ゆあぽーとへ向かっている。

以前に書いたことがあるがえちぜん鉄道の一部区間では住宅との離隔距離がほとんどなく庭木と車両が接触してしまうようなところが何箇所かある。

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ほら,こんな感じ(笑)

福井口駅で三国港行きの電車に乗り換える。

アテンダントさんもこの駅で下車した。
僕と一緒に乗り換えるのかと思っていたが,駅舎のほうへ引っ込んでしまった。このあたりのシフトというかシステムは僕にはわからない。

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「まつもとまちや」と「えちぜんかいほつ」が併記されている。都会では行き先が違うとホームも変わるためこういうのはあまり見かけない気がする。

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やってきたのは一両編成,いわゆる単行の列車。三国芦原線は単行列車が多いように感じた。逆に勝山永平寺線では単行は一度も見ていない。

席はほぼ埋まっており,ヨメだけを座らせ僕は立ったままほぼ初めての(ヨメは昔,電車に乗って一緒に三国花火に行ったことがあると主張するのだが僕には全く記憶がないから実質初めて)三国芦原線の車窓からの風景を楽しむ。たいしたものは見えないから楽しめないのだが(←コラ!),「ゴリラ屋」の前を通過した時だけちょっとした興奮を覚えた(爆)

この日の日の入りは18:42。
このまま三国まで行くとずいぶん早めに着いてしまいそうだ。

ということで本荘駅でいったん下車し,駅周辺で時間を潰して1本後の電車に乗ることにした。

本荘駅を選んだ理由はただひとつ。
この駅舎も国の登録有形文化財だからだ。

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降りてはみたものの・・・恐ろしいまでに何もないところだった。
福武線の三十八社駅もかなりのアレなんだけど,ここは坂井平野のど真ん中。田園風景に圧倒される。

周辺を散策する気は失せたので,とりあえず駅舎の写真を撮ったり観察したり。

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どういう基準で文化財を選んでいるのか分からないが,僕が特に興味を惹かれるようなところはなかった。確かにデザインなんかは昭和あるいはそれ以前の雰囲気を醸し出しているけれども,説明表示などもないのが寂しい。せっかくなのだからなにか簡単な説明などがあるとなんとなく有難みも湧くのだけれど。

ぐるりと駅舎を2周くらいして,予想外に清潔なトイレ(小)を済ませるとあとは何もすることがない。電車は30分に1本しかないので少なくとも30分近くはここでおとなしく待つしかない。
なお,えち鉄はキーボを除いてはすべて鉄道型車両なのだが,もちろん車両にはトイレはない。しかもトイレのない駅もある(らしい)のでOPP体質の方はご注意を。

誰もいない駅舎でヨメと二人きりになった。

・・・息が詰まりそうだ(ウソ)。

突然,ヨメはお腹がすいたと言い出す。当然駅の周りにはコンビニなど見当たらない。
だがしかし・・・ジャーン!こんなときのためにちゃんと僕のデイパックには非常食,行動食があるんだよ(本当は山で食べるはずだったのに・・またアオキで買って補充しなくちゃいけないw)。

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ビスコ

を二人なかよく頬張る。
あ,なかよくかどうかは微妙だが。
非常食を二人きりで食べるなんて,なんか遭難した気分だ(笑)

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息抜きのためにホームに出てみると加越国境の山々がよく見える。
たぶんあのどれかが先日登った富士写ヶ岳や火燈山なのだろう。山座同定までするつもりはないのでどれがどの山なのかわかる人がいたらコメントくださいw

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こういうの↑を福鉄の水落駅にも設置してほしいと僕は言ってるわけです。

この表示ランプが点灯したのを見て,ホームへ向かう(このあと音声アナウンスがあったかどうかは不明)。

ホームから三国方面を見ると

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草ボーボー。廃線跡みたいだ。
勝山永平寺線でもボーボボ・ボボボーボな箇所がいくつもあった。
だからさぁ,何度も言っている通りビキニを着る夏になる前にちゃんとムダ毛処理を・・・OラインやIラインまでとは言わないがね。

違和感があるのは福井鉄道福武線にはレールのど真ん中に雑草が生えている光景はなかったように思うからだ。えち鉄は一度廃線の憂き目にあってますから仕方がないことなのかも。除草剤をまけば一発で解決すると思うのだけれど,予算がね。サポーターズクラブなどのイベントとして女装じゃなかった除草作業をするなんてのもいいかもしれないと思うのだが。

ちなみにこの線路の石。雑草が生えないように敷いてあるのかと思ってたらどうも衝撃を吸収するためのものだということだ。枕木の目的も同じことらしい。ためになるね〜このブログ。福武線が結構揺れるのは石や枕木の設置方法がいろいろとアレなのかもしれない。「らしい」とか「かもしれない」という言葉を多用しているが,すみません。僕は鉄ちゃん初心者なもので・・・

えち鉄の車両は横幅が広くて窓も大きいため前方の視界がよく気持ちがいい。
ただしこの前方がよく見える立見特等席にはアテンダントさんがマイクを持って立っていることがあるのでなかなか写真を撮りづらい。ただ,この単行列車にはアテンダントさんはいなかった。

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このトンネルというか立体交差を抜けると海が見え,終点の三国港に到着する。
半年前の僕なら一生利用することがないだろうと考えていた駅で電車を降りる。人生って不思議だよね。どこでどう狂うのか分からないものだ。

トンネル抜ければ
海が見えるから〜♪
このままドン突きの
三国温泉で〜♪

とクレイジーケンバンドの名曲が頭の中で流れると,漸くこの旅も物語も佳境にはいる。


(つづく)


posted by poptrip at 15:30 | Comment(10) | TrackBack(0) | お散歩・おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする