2017年05月07日

えち鉄に乗って温泉へ夕陽を見に行くのだ〜第4章〜


s-IMG_8968.jpg

三国港駅で電車を降り,三国温泉ゆあぽーとへ向かう。

駅から徒歩5分なのでヨメも文句はなかろう。

s-IMG_8969.jpg

ちょうど陽はずいぶん傾いて,お風呂にゆっくり浸かれば風呂に入りながら沈みゆく夕陽を眺めることができる時刻になった。
ゆあぽーとは,GWということもあって大盛況。ただ,下駄箱にまだ空きがあったからまだ多少の余裕はあったはず。富士写ヶ岳を下山してから行った丸岡温泉「たけくらべ」という温泉なんてスリッパも全部出払ってる状態でしたからな。

s-IMG_8857.jpg s-IMG_8858.jpg
丸岡温泉「たけくらべ」

僕はお風呂というものの必要性をあまり感じていない男でしかもすぐのぼせてしまう。もし入浴しなくても体が清潔に保たれるのであれば2週間に1回くらいの入浴頻度でなんの差支えもない。たとえ温泉という存在自体が姿を消したととしても全く困らない。
仲間と山に登ると必ず帰りに温泉に寄るということになるが(なぜか仲間と行く山の近くにはほとんど必ず温泉があるのだw),一人の場合はまずそんなことはしない(家に帰ってシャワーを浴びれば十分じゃないか)のはそういう理由からだ(ケチだというのもあるがw)。

だからヨメと違って特に「温泉につかりながら夕陽を見たい」とは思わないので,さっと体と頭を洗い2分ほどお湯につかり,サウナに5分ほど入ってシャワーを浴びて出てきて,ロビーの海側に面したシートに座って本を片手に夕陽を眺めることにした。

s-IMG_8971.jpg

三国港突堤は登録有形文化財だそうです。

s-IMG_8974.jpg

僕は本を読みながら,ときどき夕陽を眺める。陽の高いうちは光が強く,ずっと見ていると目が痛くなるから本7:夕陽3くらいの配合で。

s-IMG_8979.jpg

太陽の丸い形が確認できるくらいになると,ずっと見続けても目に支障がなくなってくるため本を閉じ,太陽に集中する。

s-IMG_8985.jpg

夕陽や朝陽の写真を撮る人たちにはよく知られた「だるま太陽」や「グリーンフラッシュ」というめったに見ることのできない美しい自然現象がある。

daruma.jpg green.jpg
だるま太陽とグリーンフラッシュ(画像はwikipediaより転載)

この日も一応ほんのちょっぴり期待はしていたが,そんなに甘いもんじゃない。たぶん今まで海に沈む夕陽は20回くらい見ていると思うのだが,まだ僕のような若輩者には見せれないぜってお天道様が言っているようだ。大野の「天空の城」と同じで簡単に見れないからこそ価値があり,また見れた時の感動もひとしおなのだ。

陽が沈むと,今度はマジックアワーが訪れる。

マジックアワー(マジックタイム)は,日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で,光源となる太陽が姿を消しているため限りなく影の無い状態が作り出される状態となり,色相がソフトで暖かく,金色に輝いて見える状態である。(wikipediaより引用)

s-IMG_8991.jpg

「お風呂,あがったよ」と,ヨメから電話がかかってきた。ここでマジックアワーを楽しむという案もあったのだが,ふたりともあまりにも腹が減りすぎていた。

s-IMG_8995.jpg

ゆあぽーとを後にし,メシを求めて彷徨う。

「はまさか」・・・超満員。
「越前蟹の坊」・・本日の営業は終了しました

ガビーン。
ヨメを連れて営業しているかどうかわからない「田島」まで歩く気にはならない。
GWの飲食店の混雑具合をなめてはいけないのだ。

しょうがないので福井まで移動し,プリズム福井かハピリンでなんか食べることにする。
「あたしスッピンなんだけど」などと言うヨメの言葉は無視するに限る。オレもスッピンだよ(笑)。

s-IMG_9000.jpg

三国から福井までは1時間ほどかかる。
福井に着くのが20時30分で,もしメシ食うのに1時間かかったりしたら21:30くらいになっちゃう。

21:30というと福鉄の終電が気になる時刻だ。
僕が子供のころ,福鉄の終電は22:00よりも前だったと記憶している。

ヤヴァイな・・と恐る恐るネットで調べてみると,終電は22:24だそうで。
僕の記憶違いかな。それとも終電の時刻が遅くなったのか。まあいいや。

「8番らーめん」はヨメに拒否されたので,「おそばだうどんだ越前」へ。

s-IMG_9011.jpg

見るからに観光客メインのお店だ。ずいぶん前に一度利用したような記憶があるが,ほとんど何もおぼえていない。利用してないのかもしれない。

定番のソースカツ丼とおろしそばのセットを。

s-IMG_9007.jpg

s-IMG_9009.jpg

s-IMG_9010.jpg

どちらも特別うまいというわけではないけれど,観光客が誤解してしまわないようなレベルのソースカツ丼とおろしそばだと思った。福井の玄関口にあるお店が,へんてこりんなおろしそばやソースカツ丼を提供してたら困りますからね。お値段も良心的でしたよ。

ごちそうさまでした〜。

さて,帰りますよ。

s-IMG_9014.jpg

1番ホームは降車専用となっているためドアが開かない。キャリーバッグを持つ観光客っぽい人はとまどっている。ドア開けりゃいいのに(まあ規則は大事だけどね)。ぐるって大回りして反対側に回り電車に乗り込む。彼も僕らについてきて無事に電車に乗り込んだ。
JRあるいはえち鉄の福井駅から福井鉄道福武線福井駅停留所に来る場合,ふつうに動線を考えたら降車専用ホームの1番線側に来ることになる。だけどドアは閉まってる。これは戸惑うはずです。これについては以前にも苦言を呈したことがあるが,どうも不親切だと思うわけで。

s-IMG_9015.jpg

乗り込んだ880形は887と888の連結車両。行きと全く同じ車両じゃないか(笑)

「この電車,狭いね」とヨメが言う。
本当に狭い。えちぜん鉄道の広い車両にずっと乗っていたため僕も福鉄の低床車両ってこんなに狭かったんだと実感する。進行方向に向かって左と右の人ふたりともが足を組んでたりしたら人が通行できなくなるんだから。

s-IMG_9018.jpg

この日は,すべての色のフクラムを見ました。

だけど,乗れなかったのです(泣)
ヨメはフクラムに一度も乗ったことがないと言っていたから,ぜひ一度乗車いただきたかったのだが・・・

19:30を過ぎるとすべての駅は無人となる。
夜のこんな時間に電車に乗るのも悪くないな。

s-IMG_9017.jpg s-IMG_9021.jpg
水落駅では田原町行きの最終電車とすれ違った

そして,予想はしていたがヨメが鉄子になる見込みはなさそうである。
これからも一人で福鉄福武線水落駅へ出かけることになるだろう。

ただ,ヨメと一緒に電車に乗って出かけるメリットが一つだけあることを発見した。
ヨメと一緒だと僕は不審者扱いされないだろうということだ(笑)


(おわり)


posted by poptrip at 16:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | グルメ(福井市) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする