2019年10月08日

最初で最後の「ラーメン二郎三田本店」

楽天ジャパンオープンテニスを見るために東京にやってきた僕。

東京にやってきて最初に口にしたもの。
それは,とてもデンジャラスな食べ物。
ラーメン二郎だった。


ムスメがサークルの仲間とラーメン二郎三田本店に行ったときに麺半分でちょうどよかったし美味しかった。などと言っていたから連れてきてもらったのだ。だってさ,二郎って難敵じゃん。いろんな意味で。しかも三田本店というその頂点にあるお店。
うちのムスメ,ラーメン大好きっ娘化計画の集大成,ラスボスともいうべきこのお店に,僕はひとりで来れる勇気がなかったのだ(笑)

ちゃんとした二郎(インスパイア系じゃない二郎ってことね)を実食するのは2004年1月以来だから約16年ぶり。まあ2018年に2月に別のラーメン屋さんに来たついでに見に来たことあるんだけどな。


2018年の三田本店は見ただけ(三田だけに)

過去に何度もブログで言及しているが(例えばこの記事)、僕は初めて食べたラーメン二郎(目黒店)の印象があまりにも悪く、以来ラーメン二郎を避けるように生きてきたのだ(笑)

当時,宇ち中氏に「最近ハマってるラーメンがあるんだよね」と行って連れていかれたのがラーメン二郎目黒店だった。当時はまだネットのクチコミなんかもほとんどなくて,僕もまったく情報を持っていなかった。開店前から寒い中を30分並んで超狭い店内で他の客に気を使いながら水を運び注文の仕方も全く分からず宇ち中氏に言われるがままオーダーして出てきたラーメンはとんでもないシロモノだった。なんとか完食したものの二度と食べるものかと心に固く誓った,というのが僕と二郎が直接かかわった出来事のすべてである。

・・・というしょうもない人生を送ってきたわけだが,ムスメに連れてきてもらうってのがいいじゃない,ねえ。
だいたい行列に並んでいる客,ラーメンを食べている客のなかに未成年の少女なんてうちのムスメだけなんだよ。そういう店なのよ。

11:50ごろには店に着く予定だったのだが,ムスメが電車を間違えてしまい待ち合わせに遅れてきたため,店の前に着いたときには12時をまわっていた。

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なかなかの列の長さ。
前来たときはこの角で折り返してまだ先まで行列が続いていたよということ。この建物に沿って列に並ぶようです。

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どうも二郎はドリンク持ち込みオッケーらしい。
ムスメはこの自販機で健康茶を購入。

25分でようやく券売機で食券を買える位置まで来ました。予習したサイトによると(←予習してきたのよいちおう。ほら,オレ心配性だからムスメに任せて置けなくて),行列の先頭集団にはいったあたりで食券を買うとあり,前の3人が食券を買ったあとで

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青い食券(ラーメン小・600円)を購入。
しばらくすると,カウンターの中の店員さんから食券を見せるように言われた(と思う)ので食券を見せて「麺半分でお願いします!」と言うと「お嬢ちゃんだけかな」と尋ねられたので「いえ,二人とも麺半分で」と。ラーメン小の半分ということですからね。

しかし,ふつうに会話が成り立ってるじゃないか。僕は二郎というところは会話のキャッチボールができないところだと勝手に思い込んでいたのである(笑)

しばらくするとお二人さん後ろからどうぞ。と
入り口が2つあって右の入り口から入ってくれということらしい。壁に背にした席は人が通れないので出入りするときには入口近くの人が立たなくてはいけない。満員電車と同じシステムである。手荷物は段ボールの上に置くように指示されたため,もちろん指示に従う。行列に並んだ瞬間からなにもかもがおかしい気がするんだけど(笑),これが二郎なのだ。

このお店は水はセルフではなく,店員さんが運んできてくれる。
しばらくすると店員さんの「ニンニク入れますか」が出た。緊張の瞬間なのだが,

ムスメは「あ,いらないです」
僕は,「ニンニク少な目でお願いします」
という普通の日本語で応える。
「ヤサイマシマシカラメアブラ」などという呪文のような訳の分からない言葉を発しなくてもちゃんと食べれるんだよ。

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麺半分,野菜ふつうでこの迫力である。
僕は基本的にどのお店でもデジタル一眼レフカメラで食べたものの写真を撮るのだが,さすがにこの異次元空間ではそれは無理。だいたい荷物は段ボールの上に置いちゃってるから(笑),スマホで撮影したもの。

狭いカウンターなのでいいアングルでの撮影は叶わず。いや時間かければもうちょっと絵面のいい写真が撮れたんだろうけど,僕にはそんな心の余裕はなかったのだ。初めてのお店はやっぱ緊張するっしょ。しかも二郎の本店だからな。

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ニンニク少な目

・・・なんとか完食。
麺半分でももう苦しい感じ。
量のせいじゃないんだな。
それは,僕の身体にこのラーメンが合わないから。
スープは1口しか飲めなかった。
脂が多すぎるんだ。とにかくもう。

ムスメより先に食べ終わった僕は,器をカウンターの上に帰してテーブルを布巾で拭いてから退出する。周りを観察していればわかるのだがこれも二郎での一般的なマナー。行列は相変わらず続いているのでムスメを残し,僕だけ先に店を出た。

この後,小一時間は胸やけとの戦いが僕の身体の中で繰り広げられていたのだ。

初めて二郎を食べた時,宇ち中氏に「三回食べればはまるよ」と言われたことを覚えているのだが・・・

いや,三度目はさすがにもうない。
今回のが冥途の土産である。


posted by poptrip at 18:15 | Comment(12) | グルメ(関東甲信越東北) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする