東京で最もディープなところ(泪橋あたり)

ぼくの同世代あるいはもう少し上の世代の男子にとって
「あしたのジョー」というマンガは忘れられない傑作のひとつと思う。

アニメも見たしマンガも読んだし「サンドバッグに~♪」って主題歌だって今でも歌える。

その「あしたのジョー」のモデルとなったといわれる「泪橋」,下町のドヤ街あたりで飲まないか,というuchidaholic氏の提案に僕は二つ返事でOKしました。

酉の市を満喫した僕たちは鷲神社を後にし,「吉原」(いわゆるソープ街)を通り抜け「山谷」へ向かいます。今は,吉原,山谷という地名はなくそれぞれ千束,日本堤となっているようです。

山谷というところは日雇い労働者の街で,石原都知事が大阪の個室ビデオ店放火事件の際「山谷に行けば200円、300円で泊まれる宿はいっぱいある」などと発言して問題になったところです。確かに安い宿が多いですが一泊2,000円~3,000円くらいってとこですかね。
人通りはほとんどありませんが,やはり道端には何人か寝ている人を見かけました。

泪橋.jpg
泪橋交差点

かつでは泪橋という橋が実際にあったらしいのですが,今はただの交差点となっています。「あしたのジョー」では橋の下に丹下拳闘クラブがあったのですねえ。

この泪橋交差点にて,白髪混じりのひげだらけのホームレス(と思われる)のおじいさんに声をかけられました。
音もなく近づいてきたのでかなりびっくりしました。

「兄ちゃん500円持ってないか?」

「ごめんなさい。持ってないんです(ホントは持ってるけど勘弁してよ。)」

「じゃあ200円持ってないんか?」

「ごめんなさい。もってないです(怖え~)」


きっと,写真なんかを撮ってたのがいけなかったのでしょう。やっぱり,こういう街で立ち止まったりキョロキョロしたりしているのはダメだと思います・・・以後気をつけます。


ちなみに昼間の泪橋交差点をグーグルのストリートビューで見るとこんな感じ。
なぜかフレーム埋め込みができないので(gooブログの仕様か?)トリミング画像を。画像クリックするとストリートビューにとびます。

泪橋2.jpg
大きな地図で見る


ストリートビューってすごいね。ホント。360度回転したり,上を見上げたり,拡大したり・・ラジバンダリ
暇な方は画像を触ってイロイロ遊んでみてください・・福井県がストリートビュー表示できるようになる日は来るんでしょうかね。来て欲しくないけど・・まあ拡大した航空写真すらない地域ですから(笑)



さて,飲みに行ったのは以下のお店

泪橋3.jpg
大林(日本堤)

この「大林」は間違いなく僕の過去に行ったお店のなかでディープ度ナンバー1
この山谷という立地・重厚な建物・無愛想な親父さんと3拍子揃った店です。
土間に高い天井,築何年なのか分かりませんがテーブル・丸椅子・調度品すべてかなりの年季がはいってます。しかしどれも手入れは行き届いています。
大をするほうのトイレも上からぶら下がってる紐を引くタイプ(最近みかけないですよね)。

超がつくほど無愛想なコワモテの親父さんにびびってたんですが,炒り銀杏を木の棒で割るやり方を笑顔でていねいに教えてくれるあたり実はいい人なんじゃ?
ビール2本,ミルクハイ2杯,カジキフライ,炒り銀杏,枝豆,小松菜の胡麻和え,ニラ玉,あとほかにも食ったかな。4,000円ほど。親父さんは注文をチョークでカウンター小口に書いていてお勘定のときは大玉そろばんで計算。

いろんな意味でインパクト大。
この店,撮影厳禁だそうです。
いい店と思います。

続いては,こちら。

泪橋4.jpg
大坪屋(南千住)

すごくパワフルなママさんにびっくり。
隣のお客さんとの会話が自然に発生したりと標準的な下町酒場といったところでしょうか(メチャ安ですけどね)。
二人でコハダ,ドジョウ,目玉焼き,肉豆腐,チューハイ5杯ほかにもいくつか頼んだかなあ?2,000円ちょい(安すぎ)

貴重な体験をした下町の夜。

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