女子トークに参加しながら津でうなぎを食べたのです(後編)

(前編のあらすじ)
三重県津市を訪れた僕は,とあるうなぎ屋さんに入ると女性2人と相席になり,そこからロマンスの予感が・・・(ほんまかいな)


女子A「ちょっとここに来るまでに道をまちがえちゃってね。」
女子B「だから出遅れちゃったのよ。」

僕は目の前のうなぎに手をつけようかその会話に加わろうか迷いつつ
とりあえず,肝焼き(450円)を一つ口に入れた。

女子A「私たち同級生なのよ。」
女子B「そうなの。」

僕は,頷きながらようやく,うな丼上(1,680円)を一切れ口に入れる。

女子A「干支はなに?」
僕「(なぜ干支なんか聞くんだろう?)犬ですけど。」
女子B「あらー。うちの息子と一緒だわ。孫も犬が2人いるから犬だらけなんやわ。」

そう。
女子2人組というのは,齢69歳のおばあさんたち。
正体がばれてしまったので,ここからは老婆A,老婆Bと表記させていただきます(笑)
中途半端なオチですみませんw

老婆A「ごめんのー。わたしらがこんなに話ばっかしてたら食べれんやろ」
僕「いえ。そんなことないですよ。」
老婆B「お伊勢さんは行ったんか?」
僕「いやー。この後行こうかと思ってるんですけど」
老婆A「式年遷宮があるから道路も混むかもしらんな。」
老婆B「そやな。」
老婆A「伊勢うどんは食べたことある?」
僕「あ,一度食べてみたけどあんまり口に合わなかったですね。」
老婆B「わたしもあれはあんまり好きじゃないんやって。」
老婆A「ほんなら手こね寿しは食べたか?」
僕「なんですかそれ?それは食べたことないですね。」
老婆B「有名やで。手こね寿し。セットで1800円くらいで食べれるからな。」
老婆A「おかげ横丁行けばいろんなお店あるからな。」
僕「へー。じゃあ夕食はそれを食べてみようかな。」
老婆A「ごめんのー。わたしらが話してるとゆっくりうなぎも食べられんやろ。」
僕「いえ。そんなことないですよ(笑)」
老婆B「息子たちがね,来週からガムに行くのよ。リッチやな~なんて言うてね~。」
老婆A「うらやましいの~。」
僕「・・・」

こんな風に時間はどんどん過ぎて行くのだが,なかなか「うな丼」は減らない。
そりゃそうだ。このマシンガントークにいちいち相槌を打ちながらうなぎに集中することなんてできない(笑)

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肝焼き 二つほど食べた後の写真です


老婆A「この後の予定は?お伊勢さんだけか?ほんなら,榊原温泉も行ってみたら?」
老婆B「そうや。あそこは有名やで。」
僕「いやー。初めて聞きましたね。」
老婆A「え~有名やで。なあ!」
老婆B「そや。有名やで。」
老婆A「ぐっさんもきてたんやで。」
老婆B「そうや。昨日やったかなーぐっさんが来てたの」
老婆A「そうやわ。確か昨日ぐっさん来てたわ。」
老婆B「あ,お姉ちゃん。わたしらのほうがあっちのお客さんより先に注文したんやからね。」

と,話に夢中でも女性店員の配膳の順番をちゃんとチェックしている。押さえるべきところはちゃんと押さえているのが年の功といったところか。
そして,どうやら東海地方ではぐっさんの人気は絶大なようだ。

ここですべてのトークを紹介することはもちろんできない。
だが,ほとんどずっとこのおばちゃんたちは話し続けていた。孫が吹奏楽をやっていてトランペットを吹いている話。最近ひ孫が生まれた話。ひ孫の名前を覚えるのがやっとで年齢まではもう覚えられないという話やら式年遷宮があるから道は渋滞かもしれんよ~・・・と,自分たちの料理が運ばれてくるまで(笑)

うなぎはおいしかったと思う(たぶん)。
でもどんな味だったかはあまり覚えていないのだ(爆)
昨日のブログを見たうなぎ好きの知人から「おいしかったんか?」って聞かれたのだが,僕は「まあまあ」としか答えられなかった・・ww

イタリアンとかでランチを食べている女子グループを見かけると,話に夢中になっていて食べるのも忘れているような人をたまに見かける。フォークにパスタを巻いたまま話続ける女性さえいるような気がする(笑)
もう完全にその料理冷めきってるやろ!って突っ込みたくなるような・・
まさに今回の僕がそれだった。いやほとんど僕は話をしてないんですけどね・・ハハハ。

なんとか食べ終えた僕を「じゃあ気を付けてね。ずっと話ばっかしててごめんの。ゆっくり食べられんかったやろ。」と笑顔で見送ってくれた女子ふたり。さようなら。なかなか楽しかったよ。

s-DSCN5387.jpg

旅先での出会いは不思議なものだ。
「手こね寿し」と「榊原温泉」という地元の情報が得られたことは大きな収穫だった。ほとんど無計画でここに来たんだから。
僕は,温泉にでもゆっくりつかってもいいな。と思いナビに「榊原温泉」と入力し,ナビの音声案内に従い榊原温泉に向かったのである。

僕もほんの少しだけ女子力(死語)がアップしたような気がした弥生3月であった。

(おわり)

この記事へのコメント

  • おっさん

    ロマンスを期待してたのにがっかりです…
    2013年03月28日 23:29
  • poptrip

    >おっさんさん

    ご期待にそえず申し訳ない。
    でもメアドはちゃんとゲットしましたよ!

    もちろんウソですけど(笑)
    2013年03月28日 23:48
  • sarai

    もう10年くらい前になるとおもうんだけど伊勢神宮へ2年続けていきました。
    2回ともお正月。
    あの静かなかんじといいますか、入ったとたん違う空気に1年目に感じて
    翌年も。
    そのときにてこね寿司の有名だったお店にでかけたのですが、
    注文の順番どおりに来ないで飛ばされたんです。
    もちろんそのときにあたしは言いましたよ。
    私たちが先でしたよと。
    帰るときにね。
    そういうことは大事ですと。
    混んでいなければいわないけど、
    混んでいたから余計に順番は大事だとおもうんだよね。
    てこね寿司、次回は行ってください。
    あと、作りたての赤福は本当においしい。
    入れてくれるほうじ茶(立ったと思う)はさらにおいしい。
    2013年03月30日 11:44
  • poptrip

    >saraiさん

    ふふふ。
    なんかsarai様がお店の人に
    「私たちが先でしたよ」と
    言っている光景が目に浮かぶようです。

    あ,手こね寿しはちゃんと食べてきましたよ~
    また後日記事になる(と思うw)
    2013年03月30日 18:15

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