北岳・間ノ岳2泊3日【エピローグ】

「青い夏のエピローグ」っていう歌を堀ちえみが歌ってたな・・すみません。そんなことどうでもいいんです。

広河原からバスに乗り北沢峠へ。臨時便を出してくれまして定刻より15分ほど早く北沢峠へ到着です。ちゃんと連絡もスムーズになっており非常にありがたい。お客さんが増えてくるとどちらのバス会社も臨時でバスをどんどん投入してくるんです(こういう臨機応変な対応はとてもいいと思うんです)。

広河原を去るときの僕たちの思いはみんな同じ。「もう二度とテン泊なんかするもんか!しばらくはもう山なんて登らないぞ!」。あるいは「次からは金で解決だ!テントも食料も持ちたくねえ!」。

北沢峠からのバスの車窓から見える甲斐駒ケ岳も鋸岳も山頂は完全に雲に隠れていました。まだ僕らは運がよかったほうなのかもしれません。

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途中,シカの親子をみかけました

仙流荘で荷物を僕の車に積みこみ,高遠の温泉につかり高速道路で一路敦賀へ向かいます。山の汚れを落としてすっきりした僕たちが風呂から上がって車に乗り込もうとしたら・・・車の中で異臭が発生していたのです。

なんなんですか,この不快な臭いは!

ちょっとした異臭騒ぎ(笑)なわけですが,異臭の発生源はすぐに判明しました。

ええ,僕らの荷物ですよ。登山靴や脱いだ靴下や衣類・ザックその他から発するいろんな香り(ひとつとしていい匂いのものはなかったと思うw)が複雑に混ざり合って奇跡的な化学反応を起こし,いままで誰も経験したことのないようなバッドスメルを生み出していたのです!
これはテロか!いや生物化学兵器じゃねえのかっていう破壊力。いい加減にしろよ,ブッシュ!と他人のせいにしたいところなのですが,3日間着続けていた,しかも汗だらけの衣服はどんなイケメンのものだって美女のものだって異臭がするのは必然なのです(しかも4人の平均年齢は52歳ですから!)。不可抗力とはまさにこのこと。

いい機会だ。素直に薫陶を受けよう。
自分らの荷物のにおいだし,そのうち慣れるやろと窓を少しだけ開けて走り続けるんですが高速道路にのってから後部座席の長老とおばはんからついに苦情が出ます。僕がブレーキを踏むたびに(渋滞してて結構ブレーキを踏まなきゃいけなかったんです),後ろの荷物の方からの臭いがが前にやってきて(慣性の法則だw)ちょっと耐えれましぇんと。

よぉしわかった。と,サービスエリアで休憩をしたときに秘密兵器を僕が投入しました。消臭剤(リセッシュ)です。ええ,たまたまクルマにつんであったんです。(←じゃあ最初からそれ使えよ!と皆につっこまれましたが,まあええじゃないかw)

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もうね,あたりかまわず消臭剤を吹きかけましたよ。ははは。みなさんも,車で2泊とかの山行に行く場合は消臭剤を忘れないように気を付けて頂きたいとこう思うわけです(電車とかで行く場合も知らないうちに周りに迷惑をかけているのかも・・)。効果はてきめんで,その後苦情が出ることはありませんでした。

ちなみに,学生の時は3泊とか4泊とかして山から下りてきても,そのまんまの格好でも店にいれてくれる居酒屋が一軒,名古屋駅の地下にありまして・・今思えば寛大なお店だったんだなあとしみじみ思います。

敦賀に到着したのは20:00。いやあ疲れましたね。反省すべき点もたくさんありましたが,とにかく無事に帰ってこれたということが一番重要なポイント。

すぐに寝たいんですけれど帰ってからもまだ仕事が残っております。洗濯ですよ,洗濯。異臭を発していた衣類を洗濯機につっこみ,濡れたテントやカッパ類を干します。いろいろと整理をしていて結局寝たのは23:00過ぎ。(ザックだけは後日自宅の浴槽で洗いました)

ええ,もちろん翌日は朝から仕事で・・残業もあったりして大変でした。帰ってきた次の日は疲れがとれず足は筋肉痛。しかし日を追うごとに疲れがとれ,撮った写真を整理して眺めながらこうしてブログを書いていると下山したときの「もう山なんて登らないぞ!」と思っていた気持ちなんてどこかへ吹き飛んでしまい,逆にまた山に登りたくなってきている自分に気づくのです。僕たちはもう山の虜なのです。

もう山なんて行かないなんて言わないよぜえったいい~♪

最後にボツ写真を何枚か掲載してこの長い長い山行記を終わりにしたいと思います。

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朝陽を浴びる北岳山荘と間ノ岳

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北岳,間ノ岳で見かけた野鳥

あ,そうそう。プロモンテの超軽量テントを貸してくれたYさんにはちゃんとお土産(信州そば)を添えて,テントを乾かして泥を払って丁重にお返ししました。最近のYさんたちは,泊まりで山に行くときはみんな一人用テントを持っていって別々に寝るんだそうです。「○○さんも一人用テント買っていっしょに行こうぜ」って誘われましたが・・いややっぱりテン泊は・・・勘弁願いたいかなあと。でもちょっぴり心が揺れている(笑)

そして本当にこれで最後。
今回の旅でもっとも残念だったのが

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メーターが99999から100000に変わる瞬間を見逃したこと!(泣)


(これでほんとにおわり)


明日からは通常モードに戻ります。

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