常念岳・燕岳2泊3日(その4)

大天井岳の山頂は大天荘の裏山みたいな感じなので手ぶらで登って行きます。

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こんな時間なのにすれ違った人も含めると山頂付近には20人近くの人が。

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三等三角点 天章山(2922.05m)

今回の山行ではここが最高到達点。そして初めての三角点。
今まで歩きながら見てきた風景とほとんど変わり映えしないため正直言って感動のようなものはほとんどないという(慣れってのは恐ろしいもんですね)・・・いやまあ実績作りですよ。山頂を極めたぞと胸を張って人にも言えるんだから(笑)

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いちおう山頂からの常念岳と富士山

記念写真だけ撮影してさっさと下山します。
いや下山っていっても大天荘までですけど。

ちなみに大天井岳の読み方なんですけどね,「おてんしょうだけ」というのが一般的じゃないかと思うんですけど(山登りをしている人の前で「だいてんじょうだけ」なんて言おうもんなら「おてんしょうだろ!」ってバカにされる確率は高いと思う),正式には「だいてんじょうだけ」なんだそうです。昭文社の「山と高原地図」では「おてんしょうだけ」と読み仮名がふってありますけど・・

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大天井ヒュッテの前にあった道標

写真の通り「だいてんじょうだけ」となってますね。ただ大天井ヒュッテは「おてんじょうひゅって」となるのでまたこれがややこしい。また大天荘は「だいてんそう」です。
地元の人などは単に「だいてん」って呼んでるみたい。初日に泊まったキャンプ場の管理人さんは「だいてん」って言ってましたからね。


さて,ここから槍ヶ岳への縦走コースを通って大天井ヒュッテを目指します。
大天荘の前のテント場を通っていくのですがこんな時期にテントって寒いだろうなあ。しかしモンベルのテントだらけですわ。僕は山の道具に関してブランドにはまったくこだわらないのですが(パタゴニアだけは買わない),モンベルのものってひとつも持ってません。ええ,理由は簡単。福井には売ってないからです(爆)

ここから大天井ヒュッテまでの道がね,予想外に険しくてですね。参っちゃいました。
しかもどんどん下ってくんですよ。地図をちゃんと見てなかったから(ここは反省点),ちょこっと下るだけだと思ってたんですよね。

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ご覧の通りでありまして,落ちたら大けがするのは疑う余地はありません。
しかもここまで10時間以上活動し,8時間以上も歩いてきたわけで疲労もたまっておりましてみんなの足取りも軽くはありません。

ここで大事件が発生しました。
前回の北岳で滑落しかけた前例のあるマスターが・・・この登山道で転びまして。
マジでビビリました。
5mほど前を歩いていたマスターがこの狭い登山道でひっくり返って一回転したんですから!
いやいやいやいやいやいいやいやいやいやいや。
よく滑落しなかったと思う・・・冷や汗をかくとはまさにこのことで。これは笑い話にならない類のやつです。

目の前で滑落しかけた人を見てしまったこともあってかもう僕はビビリ君になってしまって,いままで特に意識もしなかったこの登山道を歩くのが怖くてね(普通に歩いてたら何でもない道なんですよ。一方が崖になってるだけで)・・・御嶽山での噴火と言い登山と言うのは本当に危険と隣り合わせなのだということを今さらながらに実感した今回の山行での出来事でした。

マスターに聞くと,滑ったわけじゃなくて足が引っかかったと思ったら一回転していてもう夢中で何かにつかまったんだと。そうなんですよね,疲れてると足が上がらなくなってつまずいたり引っかかったりするんだよね・・皆さんも気を付けてくださいね(と自分にも言い聞かせる)。

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大天井ヒュッテが見えてきた

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大天井ヒュッテ到着(16:50)。

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標高は2,650m。大天荘から350mも下ったのか・・・
到着が遅かったので小屋の主人は心配していたそうで。ごめんなさい。やはり到着は早いに越したことはありませんね。

小屋泊まりも約25年振り。僕は今まで3回しか山小屋に泊まったことがないのですがそのうち2回はこの大天井ヒュッテと同じ槍ヶ岳山荘グループなわけで(槍沢ロッジ,槍ヶ岳山荘)。また残りの1回は鏡平山荘であり槍ヶ岳周辺の山小屋にしか泊まったことがないという絶妙な偏り具合。

小屋での注意事項や説明を聞いて早速お部屋へ。

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ちょうど6人用の部屋を僕たちのグループ6人が。
ひとり1枚の布団で寝れるという幸せ。そして何より布団もなんか綺麗っぽい(←これがうれしい誤算)。

夕食はトンカツ。

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こんな豪華なものが山の上で食べれるなんて。
うめーんだよこれが。ごはんだっておかわりしちゃうってもんです。

さて,食事を終えたらもう何もすることがありません。
この小屋は電話もネットもつながらないんですから(泣)
山では驚異的なつながりやすさを誇っているドコモ様でさえうんともすんともいいません。ただ,ドコモのガラケーはつながってたような(笑)
なお,常念乗越から大天荘までは僕のauのスマホは,ほぼ電話もネットもつながってました。ときどき途切れるんですが山でこれだけ繋がれば文句はありません。

繰り返しますが部屋に戻っても何もすることがないので・・・うんこをしにいきまーす(うんこは暇つぶしかよっ!)。
正露丸を飲んでてもちゃんと出るんだよね~。どうなっちゃてんだ俺の腹の中は!とツッコミたくなります。トイレはボットン便所ですがなかなかの清潔感。ペーパーもありまして,洋式便器もありました。
ちょこっと談話室で他の登山客と雑談を交わしてから部屋に戻ります。

18:30にはもう僕は布団の中・・もっと寒いかと思ってたんですが予想以上に暖かくて拍子抜け。長袖シャツにフリースきてたらポカポカなんだもん。知らないうちに眠っちゃってまして・・1時間ほどしたところで自分のいびきで目が覚めましたww
いや普段は僕,いびきってかかないんですけどやっぱ疲れてたんでしょうね。

小屋の消灯時間は20時。
勝手に部屋の照明が消えます。再び眠りについた僕は,となりで大いびきをかく長老に悩まされながらも翌朝までそれなりに快適な睡眠をとることができたのでした。

満点の星空を見るのを忘れていたよ・・


(つづく)


この記事へのコメント

  • おばはんNEO

    2度も同じような内容のアホコメントを投稿してしまい、申し訳ありません。以後気を付けます。1度目は送信失敗したものだと思い、また送ってしましました。
    2016年07月25日 17:41
  • poptrip

    >おばはんNEOさん

    このブログの仕様で投稿してもすぐには表示されないことがあったりするのです(スイマセン)
    僕の判断でコメントはひとつ削除させていただきました。
    何人もの方がこのトラップに引っかかっておるのです(本当にスミマセン)。懲りずにコメントいただければ幸いです。


    なお,僕は1999年~2000年ごろ新宿区の西落合に2年間住んでいたのですが小平市って行ったことないかも。江戸東京たてもの園には行ったことあるのですがあれは小金井市だったような・・
    2016年07月25日 20:42

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