日本三大秘境・旧東祖谷山村で不思議体験

今さらですけど四国編に戻ります・・今さらジローなんですけど・・

剣山へいく道中,クルマでいくつかの集落を通過しました。

そのなかでもいちばん山奥にあるのが旧東祖谷山(ひがしいややま)村名頃地区。日本三大秘境のひとつだそうです。
そしてここは標高800m以上という高地にあるため天空の里などともよばれているらしい。

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地図では標高900mほどのところに集落はある

なにも意識せず剣山の登山口へ車を走らせていた僕。
しかし,そこにはとても不思議な光景が広がっていたのです。

名頃地区は麓の街から1時間以上の限界集落。
人の気配はほとんどありません。

しかし,前方にいくつもの人影が現れます。

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道端に座るおばあちゃんに,ヘルメットをかぶりガードレールに持たれる若者の姿が。

でも,この人たちちょっぴり不自然。

全然動かないし・・

と思って近づいてみると

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かかしだよ!

これにはたまげました。マジで。
遠目には人間にしか見えませんからね・・

名頃地区にたくさんいるやつはどこのどいつだ~い!

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かかしだよ!

・・・失礼しました。

クルマを下りてじっくり見ようかとも思ったんですがとりあえず剣山に登ってからにしようと後ろ髪をひかれる思いで,「i'll be back」とターミネーター気分でこの「かかし通り」を通過します。

そして,山を下りた帰り道。
奥祖谷二重かずら橋を見てからかかしに会いに戻ってきました。
空き地に車を停めてカメラ片手に辺りを散策します。

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かかしだらけ。だらけですよ,だらけ!
あ,やっと人を見つけた!

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と思ったらやっぱり↑この人(人じゃないけど)もかかしのようです・・・

人間が全くいないのにかかしが数十体,それも妙にリアルなかかしがいるという不思議な世界。ミステリーですよこれは。

しばらくかかしを眺めていたら,どこからかリアルな人間のおばちゃんがやってきました。
観光客らしき親子を連れています。「今から,学校に行くんだけど一緒に見る?」と声をかけていただきました。なかなか面白そうじゃないか。もちろん僕もついて行くことにします。

おばちゃんに着いて行くと数分で

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名頃小学校

に到着。

玄関を開けてくれたおばちゃんは「自由に中を見て行ってくださいね~」とどこかへ去っていきました。

お言葉に甘えて玄関でスリッパに履き替えて校内へ。
わずか10数個しかない下駄箱には先生や生徒の名前のシールが貼られており,休日だけこうやって観光客に開放しているのだと思っていたんですがどうも数年前に廃校になっちゃったようで・・そして廃校当時のそのままの姿で学校を残しているのです。

まず玄関には

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かかしが四体(北山たけし,サブ北島,クマムシと思われる)

とてもとても小さな学校内(山奥の分校みたいなイメージ)は

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かかしだらけ。だらけですよ,だらけ。

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校長室の中では

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かかしたちが密談を行っていました。

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みんなふんぞり返って行儀が悪いぞ!
と注意したくなりましたがかかしだからしかたがありません。首もすわってないんだから(笑)

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クラスは5年生だけでした。廃校になった当時は5年生しかいなかったのかもしれません。なんていうんですかね・・・とっても楽しめたんだけど(ある意味,剣山よりもインパクトがあった),なんか妙な寂寥感とでも言うのか違和感と言うかすっきりしない気持ちもちょっとあったりして。
やっぱり過疎化が進む山奥の村というものを目の当たりにしたというのもあったのでしょうか。ただこのかかしたちはすばらしく,ユーモラスで一見の価値ありです。もしかずら橋とかを見に行ったり剣山に登る機会があれば是非立ち寄ってほしい珍スポットです。

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帰ってからネットで調べてみたらいろいろなことが分かりました。
以下のリンク先の記事を見ると,いろいろと考えさせられます。

人形村“かかしの里”に見る限界集落の現実(nippon.com)

この記事に出てるおばちゃんが案内してくれたんですよ。

等身大の人形が住民より多い徳島の集落 ドイツ人制作のドキュメンタリー、海外でも話題に【画像】(The Huffington Post)

いやあ,しかし衝撃的でした。
今回の旅でいちばん楽しめたスポットかもしれません。



この記事へのコメント

  • nippar

    アイス(もちろん低糖)食べながらみてたからかもしれませんが寒くなりましたw
    私はお化け屋敷が全くダメなので(いや、かかしはお化けじゃないけど^^;)ここは無理かもしれません^^;いや、かかしだからいいんだろうけど・・。
    一杯いるからかな~。。。やっぱり怖いよ。
    2015年06月23日 13:11
  • くまごろう

    すごいところですね。
    観光地化されているのでしょうか? もしそうなら料金は取らないのでしょうか?
    2015年06月23日 16:28
  • poptrip

    >nipparさん

    もちろん低糖 ←もちろんの意味がわからんだがw

    と些細なことは置いといて・・・夜通るとたぶんかなり不気味だと思います。でもね,一見の価値はありますよ。四国に行くことがあれば,そして時間がたっぷり余っていたら,そしてこの記事を思いだしたならば行ってみてくださいね(ハードル高そうですけどw)


    2015年06月23日 20:57
  • poptrip

    >くまごろうさん

    観光地化?
    まったくされておりません。
    ほんとに山奥の過疎化の進んだ集落にかかしがいるだけです。周りにはお店もまったくありませんし,人もほとんどおりません。車は通りますがほとんどの人が無関心に通り過ぎて行きます・・・そういうところです。
    だから料金なんてとりません。車もそのへんの空き地にとめるしかありません。とにかく不思議なところなのです。
    お金とってもいいレベルかなあと思いましたが逆に観光地化するとここの価値もさがりそうな気もしますなあ。

    2015年06月23日 21:00
  • よっし~

    こんにちは

    あいかわらずpopモード全開ですね(笑)
    うさん臭そうなB級スポットといい、西岡すみこネタといい大いに笑わせていただきました。

    10年ほど前にツーリングで訪れたことがあるんですが、こんなスポットは知りませんでした。
    しょんべん小僧のところには行かれたんですか?
    2015年06月24日 10:36
  • poptrip

    >よたよたさん

    しょんべん小僧・・・知らなかったんですよ。ほとんど行き当たりばったりの旅だったから。残念。
    かかしはここ数年で作ったみたいなんで10年前にはなかったと思います。

    こういう珍スポットがお好きなら,ご存知かもしれませんが小松にハニベ岩窟院というものがあります。あっちの方の山に登ったついでにいかがでしょう?

    http://poptrip2.seesaa.net/article/233444085.html

    オススメはしていませんよ,決して(笑)

    2015年06月24日 21:13
  • よっし~

    ハニベ巌窟院、実は2度ほど行ったことがあります。
    最初は4歳ぐらいのころで、2度目は小学2~3年の頃だったと思います。
    生々しい展示物に恐怖を抱きながらも、結構ワクワクしてた記憶があります。

    久しぶりにまた行ってみようかな?

    亡くなった親父がこういうB級スポットが好きだったみたいで、保育園の頃には鳥羽の秘宝館も連れていってもらいました(笑)
    2015年06月25日 15:19
  • poptrip

    >よたよたさん

    2度も!!(驚)
    ぼくは秘宝館と言うものに行ったことがないのでちょっぴりよたよた氏の家庭環境がちょっぴりうらやましいですw
    2015年06月26日 07:42

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