青葉山#2【後編】

さて,神社の裏にある大きな岩に登ります(そこがホントの山頂です)。

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青葉山西峰山頂(692m)

青葉山の山頂には三角点はないのです。

それでは山頂からの景色を。

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内浦湾

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丹後半島

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県境の山々,その奥にもいろいろと見えるのですがもちろん山座同定などできるはずもなく。

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この日の昼食は,煮込みラーメン。
これ食べたらpopちゃんは,おねむになっちゃってしばらくお昼寝。
このせいで顔がアホみたいに焼けちゃったんです。

さて,目を覚ますと皆はコーヒーも飲み終わり,満足したようなので下山することにします。
当初計画ではピストンするつもりだったのですが,このまま京都方面に縦走しませんかということになり。ただ松尾寺まで下りて長い舗装路を登山靴で歩くのはキツイよね,っていうことになり熊野神社(今寺口)へ下りることにしました。

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若狭和田ふるさと情報より転載

トレランおやじが往年の体力を維持していたなら,彼が先に下山し駐車場まで走って行って車をとってきてもらい,僕らは松尾寺で彼のお迎えを待つ。というチョー楽な作戦も可能だったのですが(実際彼は,西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳を縦走したときには蠑螺ヶ岳登山口に車を置いて常宮神社まで走ってきたんだからw),登りでのトレランおやじの死にそうな顔と膨らんだお腹を見ていたら残念ながら誰が見てもそれは不可能な作戦・・・彼の一日も早い回復を祈るばかり。僕たちのために走ってほしい!

出発です(13:35)。
2分ほど下ると分岐があり,

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左へ。

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かなりの急斜面をどんどん下っていきます。
周りに見えるのは植林された杉だけで面白くもなんともない道ですがまあしょうがない。

林道を一旦横切り,さらに進んでいくと分岐点が。

ここが運命の分かれ道。

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この道標にしたがい旧登山道方面へおりるとすぐに林道とぶつかりました。

林道を横切り,登山道を・・・

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っておい。
道がねえじゃねえか!

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国地院地図上の矢印方向(たぶん点線が旧登山道)を下りたい

・・のですが,この林道以外の登山道が見つかりません。
仕方ないので林道をしばらく右に向かって下りていくと舗装路に出てしまいました。

おかしい。
湯川学風に言わせていただくと「さっぱり分からない」。

しばらく周辺を探しますが登山道らしきものが見当たりません。舗装された林道を素直に下って行けばいいのですが遠回りだし,どうも納得がいかない。関西方面から来ていた他のパーティはあきらめて林道のほうへ下っていきました。
諦めの悪い僕たちは道はあるはずだと怪しそうな藪の中を目を凝らし・・・トレランが草に覆われた藪の中の木に赤テープを発見。

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「よし,トレランに偵察を命ずる。」と僕が先輩に向かって命令したわけではないんですがトレランが先頭を切って斥候に出て行きます。マスター,poptripがその後をついていき,踏み跡がないか確認。っていってもほとんど道らしきものはないんですが,なんとか歩けそうだということで林道で待っているおばはんや長老たちを誘います。

しかし・・しばらくすると赤テープがなくなり,完全な藪に突入(笑)

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トレランおやじがルートファインディングしていたのですが,ちょっと進んでみたら崖みたいになってて引き返したりとてこずっている姿を見るに見かねたマスターが先頭を行きます。ええ,マスターは旧美山町の携帯も入らないような山奥で生まれ育った猿のような男なのです!山猿,いやマスターのルート選択はすばらしい。適切なところを下りて行くんです。滑落しかけるようなおっちょこちょいな男なんですがこういう頼りになるところもあるんです!

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あ,もちろんGPSでちゃんと現在位置と方向を確認し,ほぼ旧道に近いところを歩いているという裏付けがあったからこういうところを歩いたのであって,GPSがなければおとなしく林道を下りていました。我々,テキトーなところもありますが安全第一でありまして無謀なことはしませんから。

東峰~西峰間のヤセ尾根もなかなかのアレでしたがここの下りもなかなかスリリング。決してオススメはしませんし,地図・コンパスあるいはGPSを持たない方は歩くべきではないような気がします。

しかし,無口なMくん。この困難に際しても相変わらずひとことも発しない(笑)
ある意味尊敬するわ。冷静沈着な彼がもし女性だったらアイスドール・Mなどというあだ名をつけさせていただくのですが・・
めったに山行に参加しないMくん,ただ彼が参加した山行でルートを外れてしまったトラブルに遭うことが2度目という高確率(今まで僕らがルートを外れたことは2度だけ)。なんか持ってるな,奴はww

道なき道と格闘すること25分。

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大岩川砂防堰堤

が現れ,ようやく道らしくなりました。
そしてしばらく歩くと

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林道(舗装道)に合流!

やりました。やりましたよ!

それにしても・・・

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この表示,取り外した方がいいと思います。あと僕らが従った「旧登山道」と書かれた道標も。
帰宅してから他の方のブログやヤマレコを調べてみたんですが,やはりこの旧登山道を通って下ったという人はほぼ皆無でありまして(探したけど道が分からなかったり僕らよりももっとルートを外して強引に下ったという人はいた)。逆にこの表示に従い登って行って大変な目に会ったという人も。
たぶんこの旧登山道は数年間はほとんど人が通らず整備もされなかったのでしょうね。整備されない登山道の末路を久しぶりに見ました。

ここで休んでいたら,林道をパーティが下ってきました。あ,さっき別れた関西の人たちじゃないか。苦労してショートカットルートを下ってきたんだけど結局舗装された遠回りな林道を下ってきてもタイム的にはなにも変わらなかったという・・orz

一般道を通って中山登山口,青少年旅行村へ戻ります。

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熊野神社/陸軍省の境界標石(14:50)

民家の横などを通り,てくてく歩いて行きます。
ちょっと分かりにくかったんで道標があると嬉しいですね・・・

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駐車場着(15:35)

この後,道の駅シーサイド高浜 湯っぷるで一風呂浴びて帰ったのでございました。
わずか700m弱の山なんですが,スリルもありトラブルもありとなかなか思い出深い山行となりました。無事に全員が下山できたからよい思い出となるのです。アクセスが悪いからもう来ることはないと思うけど・・・行ったことのない方は一度は訪れてみる価値のある山だと思います。

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駐車場 ~東峰山頂:1時間27分(休憩16分含む)
東峰山頂~西峰山頂:   33分
西峰山頂~熊野神社:1時間15分(休憩13分含む)
熊野神社~ 駐車場:   45分
歩数:約20,000歩


いちおうログを載せておきますが相変わらずうまく記録されていない部分があります。



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国地院地図に道があるからといって実際に道があるのかということは疑ってかからないといけません(って以前も書いた気がするな)。


【おまけ】
トレランおやじは,よっぽどショックだったようで下山した翌日,ワンダーコアスマートを購入したそうです。

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