蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳縦走【前編】

5月7日(土) くもり一時雨

ちょっと前の山行記録です。

知人に誘われて,昨年からとある真面目な山登りの団体に所属しています。といってもずっとユーレイ部員で会費だけ納めてたんですが,今回はじめてそのメンバー達と山に登ることになりまして。

敦賀市の蠑螺ヶ岳(さざえがたけ)・西方ヶ岳(さいほうがたけ)です。今回は以前登った時とは逆コースで蠑螺ヶ岳⇒西方ヶ岳縦走でございます。

えっと・・・前日見た天気予報では曇り時々雨なんですけど・・ホンマに登るんかいな。ヘタレな僕(あるいはおばはん,長老といったいつものメンバーw)は日帰り山行だったら前日の天気予報で雨マークを見た時点で中止を決定するんですけど,このマジメな会はそんなに甘くなさそう。案内には持ち物リストに「ザックカバー,カッパ」とありましたからな。日帰り山行でザックカバー使ったことなんてないんだよなあ。カッパすら持ってかないことも多いし(←ホントはダメですよ)。

そして迎えた当日。

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西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳

ほら,思いっきり皮,じゃなくて傘かぶってるじゃないですか。雨はふってないんですけどいつ雨が降り出してもおかしくない天気。

もうねドタキャン,いやブッチ(死語)したろか!などとちょっぴり思ったんですけど,そこは大人の対応で。人間関係は大事。それも新米がいきなり信用を失ってはいけないのですよ。

この日は,山から下りたあとふもとの民宿に宿泊する予定で,民宿に集合したあと1台のクルマに乗り合わせて蠑螺ヶ岳登山口前の広場まで。数台停めれる広場があります(原電の寮から登山口までのアクセス道はかなり悪路です)。

さあ出発です(8:20)。
今回のメンバーはピチピチの10代~50代までの男子6名。ひとりを除いてみんな初対面です(ちょっぴり緊張)。

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えっと,まずはみなさんのファッションチェックを。ぼくはいつもの一張羅(MAMMUTの山シャツにColumbiaのトレッキングパンツ)でキメてきましたがみなさんだいたい中年ハイカーのスタンダードなもの。そんななか先頭を行くふたりは

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スパイク地下足袋に脚絆!

「慣れるとこっちのほうが歩きやすいよ。親指が別れてるのがいいんだよ。北アルプスとかはさすがに登山靴で行くんだけどね,福井の山ならこれだよ。ホームセンターに行けば売ってるよ」とのことでございました(ホントはバリバリの福井弁ですw)。耐久性がイマイチわかりませんが,試してみる価値はある・・・のか?
そして麦わら帽子を見事にコーディネイト。山仕事をするようなスタイルなわけですがこれはこれでアリなんじゃねえかと。

他にも,なんかメンバーの昔から山登ってるぞ感,昭和っぽさが見え隠れしておりまして思わずニヤけてしまいますw
トレッキングポールを使ってるのは6名のうち2名(ぼくもポールは使いません)。ウエストバック1名,水を懐かしのポリタンに入れてる人1名。GPS(スマホ含む)持ってる人・・オレのみ。ガスバーナは僕以外みなさんEPIを使用(20年以上前はプリムスはマイナーだったと記憶している)。そしてリーダーが到着時刻等の記録を行うんですが,時計を見て時間を確認して用意してきたルートマップ(紙)に鉛筆で記録。
嗚呼,すばらしきアナログ登山!

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眺望のない急登をしばらく行くと海の見える場所が。

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北陸のワイハと呼ばれる水島

ここでちょっぴり休憩をとってからさらに登っていくと

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長命水

に到着です(9:35)。「長命水」と書かれたところから1分ほど下ると沢があるのです。
OPP(おなかぴーぴー)に生水は厳禁。まさにまぜるな危険なんです。いちおうお顔だけ洗わせていただきました。

しばらく行くと尾根に出て奇岩・巨岩が現れるとともに左手に海が見えるようになり

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ベニドウダン

なども見られるようになります。

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一枚岩展望所(10:12)

この岩に登ると見える景色。

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水島

鉄塔が邪魔なんだよなあ・・w
なお,この辺りは若狭湾国定公園のため鉄塔の塗装色も厳しく制限されているんだそうです。豆知識です。

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猪ヶ池

池には大蛇が住んでいるという伝説があるんだそうで・・しかし海に近い池だよな。

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中央が蠑螺ヶ岳で左奥が西方ヶ岳かな?

細かいアップダウンのある稜線歩きが続き,最後の急登を登り切ると蠑螺ヶ岳山頂に到着です(10:32)。登山口から2時間12分でした。「登ってみねの」ではコースタイム90分とありますが,まあ休憩をたっぷりとりながらきましたからなあ。

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この日は遠くの山々は霞んでたため水島の写真しか掲載してませんが,いちおうここからは福井方面の山が一望できますので。条件が良ければ白山までは見えるはずです。
ここで昼食をとる予定だったのですが,予定よりずいぶんと早く着いちゃったのでここはスルーしてカモシカ台まで行ってそこで昼食をとることに。

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平坦な稜線歩き。ときどきアップダウンがあります。
笹が現れます。

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分岐

ここから5分ほどでカモシカ台に到着(11:15)。いったん下って登り返すのですがここの登りはかなり急でした(前回も来ているはずなんだけどまったく覚えていないという・・・)。

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カモシカ台というのは,前回の福井国体のために地元の山岳会がここを切り開いた時,ここでカモシカを見たというのがその名の由来だそうです(ジモティの同行者がそう言ってました。本当かどうかは責任を持てません)

ここからは,若狭湾方面がよく見えました。

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っつっても青葉山さえ見えないほどのアレで・・・晴れてたら気持ちいいんだろうなあ,ココ。

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美浜原発

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西方ヶ岳(うしろに頭を出してるのが野坂岳かな)

ここで昼食をいただきます。

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昼食は個人で用意するということだったのでワタクシメは無難にカップラーメンを。鍋でラーメン作ってる人やらおにぎり食ってるひとやらいろいろでございました。

煎れていただいたコーヒーをいただいたあと,西方ヶ岳を目指します(12:07)


(つづく)


この記事へのコメント

  • ささじ

    今回もドキドキしながら読ませていただきました。

    「ブッチ」が死語になってたんですか・・・
    ずっと使ってたんですが、どうも若い子が不思議な顔をしていた理由が分かりました。(鈍感なオサーンです。)

    「なつかしのポリタン」って文字だけで画像が頭に浮かんだ私は昭和ボーイでしょうか。(笑)

    ちなみにガスバーナーは青缶(gaz)を使ってました。
    2016年05月23日 19:59
  • ツギロウ

    popさん こにゃにゃちは。

    疑獄の30座達成おめでとうございます(笑)

    蠑螺ヶ岳・西方ヶ岳は、ご近所さん達に山頂からのブルーブルーアイランドを見てもらいたくて、近々行きたいなと思ってましたので大変参考になりました。
    足袋は登山の基本を身につけるのに最適!とかなんとか山のぼりを始めたとき読んだ入門書に書いてあった気がします。
    実際に山で使っている様子を間近でご覧になれて羨ましいです。
    指グキッとか、なっておられませんでしたか?
    よさげなら、ワタシも基本を身につけるために、文殊山あたりで試してみたいものです。
    後編も楽しみに致しております。
    2016年05月24日 17:17
  • poptrip

    >ささじさん

    「ブッチ」は最近使わないっすよw
    しかし,僕が驚いたのは今の若い子に「ねるとん」が通じなかったことです・・・orz
    「なんやおめー彼女とねるとんパーティでしりあったんか?」って話してたら「はぁ?」って。いやあ言葉は選ばないといけませんなあ。

    ポリタン・・・あの水に染みついたポリエチレン?の匂いも思い出していただければ幸いです。
    青缶。存在すら知りませんでした。スイマセン。
    2016年05月24日 20:43
  • poptrip

    >ツギロウさん

    僕は清廉潔白純真無垢なんですから,疑惑なんてものとは縁のない男なんですよ(たぶん)。

    西方・蠑螺はいいですよ。是非ご近所さんと行ってみてください。
    足袋はねえ・・・実はあんまり僕興味なくて(笑),特に話を膨らますこともなくそのままスルーしちゃってまして詳しく記述することができないんですよ。ははは。

    後編も上品なネタばかりwなので御一読いただければ幸いです。
    2016年05月24日 20:53
  • nipper

    ここ、いつか行きたいです♪
    私のコメントがないので、多分興味なかったんだろなぁ~とwwwww
    2018年09月25日 13:35
  • poptrip

    >nipperさん

    ここへ行く前にはまず文殊山→鬼ヶ岳→日野山というステップがよろしいかと思います。興味なかったんでしょうね(笑)
    人の趣味ってのはころころ変わりますから・・・今の僕はこの山に行こうっては全然思わないので。
    2018年09月26日 19:46

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