雲取山(山梨県)

7月11日(月) くもり時々はれ

3連休はお仕事が決定いたしまして(泣),ただその分,代休をいただきまして月,火と遠征に行くこととしました。6月に入ってから毎週土日は地元の祭りの準備でほとんど身動きが取れず,遠征は控えていたのでこの好機をみすみす逃すわけにはいかない。

せっかくなので百名山を2つ3つ登ってこようか。天気予報とにらめっこして直前までどこに行くか迷ってたんですが・・・まずは,山梨県・埼玉県・東京都にまたがる雲取山へ。ええ,こんな山があるなんて調べるまで知りませんでしたが(笑)

少しでも安く済まそうと,ETC周遊割引を使うことにしました。名古屋発着で山梨県内周遊が2日間高速乗り放題で9,900円というやつです。・・・ええ,もちろん名古屋(正確には一宮)までは一般道で行きますよ~。

調べてみると山梨県の中央自動車道からアクセスできる百名山が,甲武信岳(こぶしだけ),金峰山(きんぶさん),瑞牆山(みずがきやま),大菩薩嶺(だいぼさつれい),雲取山とあるわけですが(どれも聞いたことのない山ばかりでしかも読み方も分からないww,ドケチな僕はできるだけ上記のETC周遊プランでモトをとりたいと一番遠い(高速をたくさん走る)雲取山を選択したのです(笑)

1時間ほどの睡眠で前夜23:00過ぎに敦賀発。途中,休憩・仮眠をはさんで中央道勝沼ICを下り,丹波山村村営駐車場へ。

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以上2ヶ所でOPP対策

5時過ぎに50~60台は駐車できるかという大駐車場(標高約750m)に到着。先客は5台ほど。そそくさと準備をして出発します。駐車場から数分舗装路を歩くと登山口です。

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登山口(5:44)

しばらくゆるーい坂道が続きます。
ゆるゆるですよ。

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ゆるゆるのガバガバですよ(ガバガバではない・・いきなりのシモネタ失礼!)。

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廃屋通過(5:55)

もちろん中を覗いたりはしません。ビビリ君ですから。
この写真にはよく見ると写ってはいけないものが写って・・・というはウソですから(ウソじゃなかったら怖いなw)

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見事なスギちゃんたちの中を相変わらずのゆるゆるの道をそれなりのペースで進んでいきます。
すこしずつ傾斜が出てきますが,歩きやすさは抜群でほとんど文殊山を歩いてる気分。標高差は1,300m弱くらいあるんですが片道10kmと距離が長く,初心者向けの山と思います。ただ,ガケの横を通っている箇所もたくさんあるのでほんのちょっぴりの緊張感も必要かと。

途中,水場もあるのですが軽くスルー。僕はOPP体質もあって,日帰りの場合よほどのことがない限りコンビニで購入したペットボトルを下から担いでくるのです(この日は多めに4L)。家の水道水を容器に詰めてくる人も周りにはいっぱいいるのですが,彼らを見ると「ケチだなあ。水くらい買えよ」などと思うわけです。このドケチで名の通っている僕がそう思うんですから・・人の価値観ってのは本当に違うもんですねえ。

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堂平(6:48)

ちょっぴり休憩して先へ進みます。
少しずつ傾斜が増してきます。立ち止まるほどではないのですがちょっぴり負荷がかかってきた感じ。やっと登山っつう感じになってきましたよ。

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マムシ岩(7:14)

どれがマムシ岩なのか。強引にこじつけるとマムシの顔みたいに見える岩がひとつあったので,これをマムシ岩だということにしておきたい。

しばらく進むと七ツ石山と巻き道(ブナ坂)への分岐が。

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もちろん僕は七ツ石山のほうへ。
据え膳食わぬは男の恥。
ピークがあったら踏まずにはおれない(まあ七ツ石山の山頂に三角点がなければ巻き道を通ったかもしれませんがw)。

しばらく登ると七ツ石小屋に到着。

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富士山が見えるという七ツ石小屋の裏の方へ行ってみますが・・

久し振りにJ-WALKさんが登場します。

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何も見えなくて・・・夏

これはヤヴァイパターンだな。ときどき陽はさすんだけどどうも周りは雲だらけのようだ。雲取山って名前負けしてるんじゃねえか。ちゃんと雲を取れよ。

そしてここから七ツ石山山頂までは・・本日はじめての急登。

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神社を過ぎると山頂に到着です(7:53)。

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三等三角点 七ツ石(1757.33m)

そしてやっぱりJ-WALK。

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何も見えなくて・・・夏

雲取山方面もなかなか残念なお姿。
翌日の天気もすっきりとした晴れではないようで富士山が見えるとは限らない。この辺りの山に登って富士山が見えないとかなりテンションが下がってしまいます(僕の場合)。

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実は,山頂は東京都と山梨県の県境。
僕は,東京都にすわっておにぎりをほおばっていたんですよ。
「ここは東京だぜ」(分かる人には分かるヒムロックのMC)
もうこのまま下山して東京でハジけ(恥毛)てこようかなどという邪念が沸々と湧いてくるわけです。困ったことに僕は山歩きも好きだけれど東京の街歩きも食べ歩きも大好きなんですよ。
この付近だけがauの場合,携帯通話(LTEも)可能でして思わずネットで都心のグルメ情報でも集めようかと・・・

いやいや,いかんいかん。我に返ります。
今年は百名山強化年間なわけです。今年はたくさん百名山に登るって先月決めたんですよ。初志貫徹。これが大事。大事MANブラザーズ・・思いついたことをどんどん文章にしているので今回の記事はお粗末な表現が多いのですがご容赦ください。富士山も南アルプスも見えないからもう投げやりなんですよ。

重い腰をあげて雲取山にむけて,

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どんどん下って行きます。巻き道を選択しなかった男の宿命。下って登るんです。
晴れていたら前方を遮るもののないこの下りはとっても気持ちいいんだろうなあ・・

巻き道と合流し

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ブナ坂(8:12)

を通過。
しばらく平坦な広い尾根道が続きます。この尾根は防火帯になっていて木々が切り払われているため眺望が抜群・・・のはずなのですが,相変わらずのJ-WALK。

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ダンシングツリー

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ヘリポート

この付近にはテン場があり,この日この時間は1張りだけ。

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2人組の山ガールが外でクッキング中でした。
余談ですが,この山ではテン泊装備したソロの山ガール(お化粧もバッチリきまってたw)と何人もすれ違ったんですよ。なんか都会の山(&都会の山ガール)は違いますね~

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奥多摩小屋

ここから,登りが始まります。
1813mピーク(ヨモギノ頭)は巻いて行きます(←コラ!)。

その後,

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小雲取山手前にこの日2度目の急登があり,小雲取山山頂付近でちょっぴり休憩。

その後また平坦になり

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雲取山山頂(避難小屋)が見えてきます。

このあたりで斜面にシカ発見。

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こいつがね,僕と目が合っても全く逃げていかないんですよ。僕の体中の穴という穴から零れ出る優しさがシカにも伝わった・・というわけではなくて,どうもこのあたりのシカは人に慣れてしまっているらしい。

ちょうどこの辺りにネットで囲われた場所がありまして,そのネットの中にだけここまで全く見かけなかったお花が存在するという・・・

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なんだかなあ・・・。

避難小屋を過ぎるとすぐに山頂に到着です(9:24)。
日本百名山30座目に登頂成功です。

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やりました。僕は東京都の最高峰に達したのです。以前,東京23区内の最高峰である愛宕山(25.7m)には登ったことがあるのですがこっちはモノホンの最高峰。
登山口から標準コースタイム4時間50分のところを,3時間43分で登ってきてしまいました(しかも七ツ石山経由で)。そんなに飛ばしたつもりはないんだけど・・

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一等三角点 雲取山(2017.13m)

この一等三角点の横には

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原三角測點

があります。1883年(明治16)に内務省地理局によって「全國三角測量」の一環として設置されたものだそうで,現行の一等三角点よりもかなり大きいものです。その横には補助点という標石もあり,三角点マニア垂涎の地なのでございます(ホンマかいな)。

さて,いちおう山頂からの風景を。

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富士山方面

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南アルプス方面

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八ヶ岳・浅間山方面

見事なまでのJ-WALKなわけです(笑)
いちおう山頂に設置されていた方位盤をもとにしておるので画像と方向は合致しているはずです。
なお,避難小屋付近のほうが眺望はいいと思います。

条件がよければ富士山,南アルプスはもちろん北アルプス立山・劔岳まで見えるらしいのですが・・また東京スカイツリーなんかも見えるそうです。

山頂は,冒頭にも書いた通り山梨県・埼玉県・東京都の都県境に位置しているため各都県が争うように標識を立てておるようでして。

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左:東京都/右:埼玉県

観察力のない僕は,山梨県の標識を発見できませんでした(あるにはあるらしい)。
こんなの3都県でひとつありゃあ十分なのにね(税金の無駄遣いにしか思えないわけです)。

ここでおにぎりを食べてもよかったんですがコバエもいるし,長居は無用。
さっさと下山します(9:33)。
あとはひたすら下りるだけ。

帰りは,登りでは巻き道を通ったヨモギノ頭にはちゃんと登りますよ。もう唯のトレーニングのつもりですから。ヨモギノ頭でおにぎりをほおばります。ここからは七ツ石山方面がそれなりによく見えていたのとコバエがいなかったので。

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左:七ツ石山,中央:三頭山(この右奥に丹沢があるはずなのだが・・)

帰りはもちろん七ツ石山は巻きます。

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12:15に登山口,12:18に駐車場着。
下りは,標準コースタイム3時間10分のところ2時間45分でした。かなり飛ばしたつもりなんだけど,やっぱり僕は下りが苦手なのかも。実を言うと,ヘタレな僕は1日で20km以上も歩いたのは初めての経験でしてまあちょっとした自信にはなったかなと。
ガイドブックでは一泊二日の行程が一般的で日帰りは健脚者向きというような記述がありますが白山を日帰りできる方なら余裕のよっちゃんじゃないかと(福井からの運転のほうがキツイと思いますw)。ただし村営駐車場に止めることができた場合で,ここが満車であれば奥多摩湖畔の駐車場に停めることになり往復1時間ほどプラスされます。

【実績行程】
村営駐車場:05:41
堂平   :06:48(休憩2分)06:52
七ツ石山 :07:53(休憩10分)08:03
奥多摩小屋:08:35
小雲取山 :09:01(休憩6分)09:07
雲取山山頂:09:24(休憩9分)09:33
ヨモギノ頭:09:59(休憩5分)10:04
堂平   :11:20(休憩4分)11:24
村営駐車場:12:18

獲得標高:1,430m
歩数:37,500歩


思った以上に早く下りてきてしまったので一風呂浴びてからぶらぶらドライブして,道の駅で車中泊。翌日も山に登るのです!



この記事へのコメント

  • 静岡の鯖江人

    ライブハウス武道館へようこそ。
    さて、百名山強化年間乙です。
    小生も2座目、木曽駒ケ岳に登って参りました。
    1座目は富士山でした。
    体の負担も少なく、山男の後輩をして「木曽駒はいいとこ取りの山っすよ」と言わしめる山だそうです。
    天気もよく、山頂で甲斐駒や富士山もバッチリ見えました。
    ローメンは中央道駒ヶ根PAの屋台で販売していましたが、マトンではなく、牛だったのでパスしました。ソースカツサンドはうまかったっす。
    故郷福井に百名山はあるのでしょうか?←テメーで調べろという突っ込みが予想されます。
    2016年07月14日 00:30
  • poptrip

    >静岡の鯖江人さん

    どぅりーみん。なっ!はっ!
    木曽駒はいいですよ~。軟弱百名山の代表的な山ですからね。高山病さえ気を付けていれば。
    ローメン・・・その存在をすっかり忘れていました(笑)
    福井には荒島岳という百名山があります。百名山を選定した深田久弥の故郷が福井県なので,身びいきで選ばれたなどと一部で陰口を叩かれる可哀そうな山なのですがいい山ですよ。百名山に選ばれる価値があるかどうかは判断の別れるところですが。機会があれば是非。
    2016年07月14日 22:24

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