2017年04月17日

えち鉄に乗って勝山へ行こう(その1・バンビライン)

4月16日(日) はれ

えち鉄に乗って勝山の弁天桜を見に行こう。
と思って,いろいろ調べていたら勝山駅のすぐ裏から登れる山があるということが判明。
その名をバンビラインという。

カタクリが有名な山だということはもちろん知っていたがバンビラインという名前がどうも気に入らなくて(個人の感想です。山自体には山名がないようだ),敬遠し歯牙にもかけなかった山だ。だけど電車の駅から徒歩1分というのは鉄ちゃんには最高の立地。行ってみようか。

迷ったのだけれど,今回は弁天桜がメインエベントであり,バンビラインはどちらかというとおまけ。街歩きにはトレッキングシューズは適していないためジーンズにスニーカーで。

いつもの水落駅に車を停め,電車を待つ。

やってきたのは

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グリーンのフクラム

だった。さくらいろのフクラムがさくら色じゃないように,グリーンのフクラムもグリーンというよりは黄緑色といったほうがいいと思うのだけれど,福井鉄道がグリーンのフクラムとオフィシャルに言い切っているのだからここで文句を言っても詮無いことだ。

このフクラムにはたぶんまだ乗ったことがない。幸先がいいぞ。少し胸躍る。
が,乗ったとたん睡魔に襲われ,



アカギのような「ざわざわ」感に目を覚ますと田原町駅に着いていた。

田原町駅でえち鉄・福鉄共通フリーきっぷ(1,400円)を購入し,えちぜん鉄道のホームへ。

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ベンチに座るが肌寒い。
上着を羽織るがこの日の予想最高気温は25℃・・・暑くなりそうだ。

しばらくして福井行きの列車がやってきた。

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えち鉄は基本的なカラーリングがどの車両も同じなので,ワクワク感がイマイチ不足している。福鉄だと「何が来るかな。おえー880形かよ。」とか「やったフクラムだ!」とかっていう童心に帰る瞬間があるんだけど,えち鉄にはそれがない。あたりもないがハズレもない,安定・安心のえち鉄。走る公務員!

久しぶりのえち鉄。
いやもしかしたら初めてか?

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えち鉄にはコンパニオン,じゃなかったアテンダントという女性乗務員がいるはずなのだが・・・いない。
福井口駅で勝山行き電車に乗り換えるが,そちらにもアテンダントの姿はない。
ていうか三国から勝山の直通電車ってないのね。そんな基本的知識も僕は持たないのだ。

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・・・退屈な旅となった。アテンダントのいないえち鉄なんて福神漬けのないカレーのようなものだ。僕はアテンダントのおねえさんに会うという不純100%の目的で,えち鉄に乗ったのに(ウソ)。

えち鉄の線路は住宅すれすれにあるところがあり,時々どこかのお家のお庭の木が車両にあたったりして(笑),なかなか強烈だ。

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勝山駅で電車を降り,バンビラインへ。

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バンビラインって名前はマイルドでスウィートでメルヘンチックだけれど,意外な急登がいきなり始まる。この山逆ツンデレじゃねえか!(違うかw)。
しかも,前日の降雨により足元は大変お悪くなっており,グリップ力ほぼゼロのスニーカーを履いてきた僕は何度も滑りそうになる。ここは餃子の王将か!っていうくらいヌルヌルヌルヌルヌルヌールなのだ。まるでローションの塗りたくられた床の上を歩いているよう(てのは言い過ぎw)。たくさんの人がここを登っているがみなちゃんとした登山スタイルだ。赤本(登ってみねの福井の山)にも載ってる山だもんね。スニーカーにジーンズにショルダーバッグという僕は,まさにお呼びでないっつー感じ。恐る恐るへっぴり腰で登っていく。傍から見たら山をなめたド素人にしか見えないだろう。

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キクザキイチゲ

とにかくもう学校や家には帰りたくない。じゃなくて,とにかくもうお花よりも足元が気になってしょうがない。
花を愛でているなんて場合じゃない。もともとあまりお花には興味がないということもあり,安全最優先で登っていく。写真もあまり撮らない。綺麗な写真を撮るために変な体勢になるとズルっといっちゃう可能性があるからだ。

しばらくするとカタクリの群生地が現れる。

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白いカタクリ三姉妹

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尾根に出るとカタクリの数はぐんと減るが,歩きやすい登山道となり,一安心。
たくさんの人が休憩している場所に着くと,そこは第二展望台だった。

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サクラの向こうには雪で真っ白な白山

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僕の天敵である越前甲

越前甲ってかっこいいね。見てるだけなら。
あの山は,二度と登りたくない山ベスト3にはいる山なのだ。

ちょっぴり休憩して山頂へ向かう。

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最後の急登を登りきると

登山口から40分で山頂に到着。

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三等三角点 比島(371.76m)

ここで,進むか戻るか(ピストンか周回か)という選択に迫られる。
あのヌルヌル地獄を無事に下りる自信はあまりない。かといって先に進んでも同じようなあるいはもっと過酷なヌルヌル地獄が待っているかもしれない。
ということでそこにいた妙齢の山ガールさんにどっちが楽か尋ねてみたところ,先に進んだほうがいいわよと言われたため先に進むことにした。ただし,杖を現地調達。この状況では杖がないと不安・・・

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緑が美しい場所があった。
ファミリーがお弁当を食べている真っ最中。ここが第三展望台だったのかな?
挨拶だけしてスルーする。

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比島観音

観音様は普段はご開帳されていないようだ。

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山頂から40分で登山口に。
何箇所か滑るところもあったが無事下山。こっちに来てよかったよ。

線路沿いの道を歩いていると

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比島駅

が見えてきたので,勝山駅まで電車に乗ろうかと時刻表を確認する。
うーん。1時間に1本しかないのか・・・あと30分以上あるな。と,そのとき「勝山行の電車が到着します」という自動音声が流れた。時刻表にない臨時列車か?

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ツイてるな。
と思っていたら,僕に向かって警笛を鳴らしあっさりと通過していった・・・

何じゃそれ!

あとで調べてみたところ,どうもこの「比島駅だけ」通過する列車が結構あるみたいだ。この駅いらねえんじゃね?百歩譲ってこの駅の存在を認めたとしても「列車が到着します」じゃなくて「列車が通過します」っていうアナウンスにしてくれないか。初心者には難しい鉄道だ。

しかたないので勝山駅までひと駅分,歩くことにする。

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線路とガードの間に生えるつくしや,年季の入った鉄橋を見ながらトボトボあるいていると,

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勝山駅に到着した。


(つづく)



登り:40分(勝山駅から)
下り:50分(比島駅へ)







posted by poptrip at 20:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 奥越の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そういえばえち鉄にはまだ乗ったことがないかも
京福時代には乗ったことあるんですけどね
Posted by Herr Katze at 2017年04月18日 00:50
>Herr Katzeさん

僕は京福も載った記憶がないんだなあ。
バスのほうは乗ったことあるんだけど。
丹南地区の人には京福ってちょっとなじみが薄いですよね。」
Posted by poptrip at 2017年04月18日 19:01
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