福鉄800形を求めて#2

ちょっと前のオハナシです。
最近ネタが溜まってて,できるだけ古いやつから順番に処理していきます。

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僕の愛読書(笑)である「私と街とふくてつと。」

この冊子に紹介されている電車は
770形,880形,600形,F10形(レトラム),200形,F1000形(フクラム),800形の7種類である。

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そのうち僕が乗ったことのない唯一の車両が800形なのである。
フクラムを除けば一番新しい車両なのだが(フクラムを除くなよw),僕が鉄にのめりこむようになったここ半年ほどの間,こいつが走っている姿に全くお目にかかれない。

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越前武生駅の留置線にある800形

この小冊子に書かれている「800形は平日にしか乗れないかも・・・」という一言に釣られ,800形を求めてとある平日に電車に乗って福井市内へやってきた(前回は空振りに終わったので今回はリベンジをと意気込んできたw)。平日はフリーきっぷがないため電車で来るメリットはほとんどないのだけれど,たまには整理券をちゃんととって運賃を運賃箱に入れるのもいいだろう。

僕の乗り込んだ福井駅行き880形が市役所前に着くと,「失礼いたします。」みたいなことを言いながら女性の乗務員さんが乗り込んできた。そして「ただいまから乗車券を回収させていただきます。」と車内を歩き始めた。なるほど,平日の朝は市役所前にも乗務員がいて駅前に行く電車の場合は乗り込んで運賃の精算業務を行うわけね。

実は,僕はこの日財布には五千円札が1枚と小銭がほんの少ししか入っていなかったので乗車してすぐにこの両替機で五千円札を両替をしようとしたのです。

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画像は770形のもの

この「自動両替器付運賃箱」。自動じゃない手動の両替機なんてあるのかよ。だいたい「両替器」じゃなくて「両替機」なんじゃね?とツッコミたくなるのだけれどそれはさておき困ったことにこの自動両替器は千円札しか受け付けてくれないのである。

ということで乗車券を回収しにきた乗務員さんに整理券と五千円札を渡し「すいません。五千円札しかなくて・・」と言うと乗務員さんはあの魔法のカバンを開きおつりを取り出す。

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この乗務員さんです

「細かくなって申し訳ないんですが・・・」と乗務員さんから返却されたおつりは
千円札3枚と五百円玉2枚と百円玉が6~7枚と十円玉が6~7枚(笑)
すいません,面倒くさい客で。

思った以上に早く用件が済んだので市役所前電停のベンチに座ってしばらく行き交う電車を眺めていた。800形がやってこないかと微かな希望をもって。

いろんな色のフクラムや880形,770形が通り過ぎるのだけれど800形はやってこない。そしてどの電車もガラガラである・・・この乗車率なら単行の800形でも十分輸送できるはず,なのだが。

たくさんの電車を観察しているといろいろと発見がある。

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このフクラム,小さな赤いランプがふたつあるのだがこれが点いたり消えたりする。どうもブレーキランプのようだ。

同じく,880形の場合

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下部にある四つの四角いランプのうち,外側の二つのランプ(上記写真では消灯)が点いたり消えたりしている。どうもこれもブレーキランプのようだ。違ってたらゴメンナサイ。

そして,ようやくパッと見ただけで880形と770形の区別がつくようになった(笑)
成長したよなあ,オレも。



ベンチに座っていたら「コノ電車ニ乗レバ越前武生ニイケマスカ?」と東南アジア系の若い男性(たぶん留学生だろう)に話しかけられた。ちょうどやってきたのは福井駅経由の越前武生行き普通電車(さくら色のフクラム)。この後にやってくる急行のほうが早く武生に着くのだがそれを説明して理解してもらえるかどうか・・・「急いでますか?」と尋ねると「イイエ」と答えたため,やってきた電車に乗ってもらう。どうせならきれいな最新型の電車に乗ってもらったほうがいいよね。整理券のシステムもわかっていないようだったので「そこの券をとってくださいね。」というと彼は整理券をとり僕に笑顔で手を振ってくれた。僕はにっこり笑って頭を下げる。彼を乗せたさくら色のフクラムはヒゲ線のほうへ向かう。

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そして僕は次にやってきた越前武生行きの急行に乗って帰ることにした。
気持ちよく見送ったさくら色のフクラムがヒゲ線からここに戻ってきてさっきのヤングマンと目があったりしたらちょっと気まずいじゃない(笑)
まあ次の予定もあったし,そろそろ潮時かなと思ったのが主な理由なんだけど。

乗り込んだ2両編成の770形の乗客はわずか数人。
単行の800形の定員は72人(座席30人)。800形の輸送能力で十分なのに,3両編成のフクラムがガラガラのまま運転をしている。3両の電車(フクラム)の運転に必要な電力よりも古いとはいえ単行(800形)に必要な電力のほうが少ないと思うんだけど・・・どうも福鉄も800形をもてあましているように思えて仕方がない。

2両ある800形のうち1両は休止中のままで,もう1両の動向がよくわからないのだ。もしかしたらこの日僕がたまたま出会えなかっただけで運転はしているのかもしれない。

一番先頭の特等席に座り,前方を眺める。770形と880形は前方の視認性に優れているのが唯一の長所だ。
幸橋手前で警笛を何度も鳴らす。クルマが2台,線路をまたいで右折しようとしている。1台はバックしたのだがもう1台は何度警笛を鳴らしてもピクリとも動かない。

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結構な頻度でクルマと電車が接触したという記事を新聞で見るのだけれど,警察も事故を減らすために何か対策をとらないといけないと思うんですが・・・慣れてない人が運転すると線路上にツッコんじゃうよね。僕もあの交差点に入るときちょっとドキドキしますもん。

そしてこういうことによってダイヤが乱れてしまうわけで。

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さて,くだんの800形。
もちろんすれ違う電車もチェックしていたのだが・・・結局巡り合わず。

いつか800形に乗れることを願いつつ,僕は電車を降りた。




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