SKKS体験記

皆さんご存知の通り・・

僕ね,

SKKSになっちゃったんですよ。

SKKSって何?

って話なんですけど,

もちろん心筋梗塞(しんきんこうそく)のことですよ!

facebookで心筋梗塞で入院中ですって書いたら,それ以来僕のことをSKKSと呼ぶ先輩が現れまして(笑),軽佻浮薄な僕もSKKSって呼び方を気に入っちゃったんです。

心筋梗塞(しんきんこうそく、英: myocardial infarction)は、虚血性心疾患のうちの一つ。心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈血管に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまった状態。通常は急性に起こる「急性心筋梗塞 (AMI) 」のことを指す。心臓麻痺・心臓発作(英: heart attack)とも呼ばれる。発症すると致死率は20%と非常に高い。そのほとんどは急性期に生じる不整脈を合併した例である。発症後48時間以内の致死率が特に高いため、それを乗り切れば救命できる確率も高くなる。(wikipediaより)

以下,その体験記(現在進行形ですが)を。
エロ,グロな表現や画像もある(かもしれない)ので閲覧注意でお願いします。





友人たちとバドミントンをやっていたら急に息苦しく,胸のちょうど真ん中あたりが締め付けられるというかものが乗っかってる感じで痛くなり,熱中症かと思い首などを冷やしつつ帰宅。帰宅後も胸の痛みが治まらないためヨメのクルマで地元の病院の救急外来へ。初体験その1・・・救急外来!

いろんな検査を受けるとともに点滴を。初体験その2・・・点滴!。僕は点滴って今までい一度もしたことないんですよ。勧められても断ってましたからね。体内に異物を入れるのが恐ろしくて(笑)
女の人ってよくあんな大きな異物を中に入れられて喜んで・・以下自粛

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血液検査の結果,なんかヤバイぞってことになって救急車で福井市内の病院へ。初体験その3・・・救急車!。そんなに乗り心地のいいもんじゃないですね~。たぶん赤信号も無視して僕を運んでくれたんでしょう。ありがとうございました。

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画像は入院中に病室から撮影したもの

(このあとは記憶があいまいで時系列的にも誤りがある可能性があります。あまりにもいろんなことがありすぎて,また寝不足や痛みなども相まって・・・)

救急車から下ろされるとそのまま処置がはじまりました。あれ,手術室にいかないんだ?・・・なんか苦い薬をかみ砕いてくださいって言われて(これが造影剤だったのかな),手首を消毒・麻酔してカテーテル挿入。初体験その4・・・心臓カテーテル!

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カテーテルの跡

「ああ,詰まってますね」って。
SKKSが確定した瞬間です。初体験その5・・・SKKS!
3本の冠動脈のうち一番太いやつが詰まってたらしいので,心筋の一部は壊死してるじゃねえかっていうハナシ(ヒトゴトみたいに書いてますが恐ろしいことです)。

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正式病名は急性前壁中隔心筋梗塞(KSZPCKSKKS)

そのままなんかわけのわからんうちにズボンとパンツを脱がされ尿道に管をつっこまれました(←これが一番痛かった!!!)初体験その6・・・尿道カテーテル!。「尿道に管を入れますね~」「はい。痛ってえ!」・・・できれば尿道に麻酔をかけてほしかったww

そして今度は「毛を剃らせていただきますね~」と僕の大事な息子の周りの天然パーマを電気シェーバーみたいなもので処理されてしまいます(女性看護師に)。初体験その7・・・剃毛!
僕が若いころなら局部を女性の看護師さんに見られたり触られたり毛を剃られたりなんて興奮,いや羞恥の極みだったと思うのですがもうどうにてもなれ,好きに俺の体をなぶり倒してくれって感じですよ。まな板の上のpoptrip。

こんどは処置するために右足の付け根から管を挿入。
「インフレーションします。」「1気圧,2気圧,4気圧,8気圧」「デフレーションします。」って声は聞こえるんだけどビビリ君の僕は怖くて目をずっと瞑っていたので何をしてたのかよくわからんけどどうも血管を膨らませてステントと呼ばれるものを挿入していたようです。

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東海大学医学部付属大磯病院ウェブサイトより転載

2時間ほどの施術で終了。

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どこの部分の写真かは想像にお任せする(笑)

この後もいろんなことを初体験したんですがもう省略。きりがないんすよ。

ここからが実に辛かった。
集中治療室(ICU)に移動しますが自分ではほとんど身動きができない状態。右足には管が入ったままなので曲げないようにとの指示。そして右手首はがっしりとエアーの止血帯で固定されちゃってて。
寝返りを打つためだけにナースを呼ばなきゃいけないというね(もちろんナースコールも初体験。ていうか入院初体験なんすけど)。

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痛みと興奮で眠れない。うとうとして目が覚めるの繰り返し。そのたびに時計を見るけれど信じられないくらい時間が進んでいない。ここは精神と時の部屋じゃねえのかっていうくらい。尿道も痛いし自由に体が動かせないから腰やら腕やら足やらが痛いし話し相手もいない。ハァテレビもねえラジオもねえ!って吉幾三の世界に迷い込んだよう・・・スマホ見たいんだけどICUは携帯電話持ち込み禁止。娯楽が全くなく体も自由に動かせないけれど意識だけはしっかりしているという地獄。


まさにカーズ状態

点滴はいつのまにか3種類ほどに増えている。とにかく一刻でも早く次のステップへ進んでくれと願うばかり。

2日目に右手の止血帯が外され,TVのあるICU内の個室に移動,足から挿入されていた管も抜かれるとずいぶん楽になりましたが,もうそれまではマジきつかったっす。

看護師さんもわかっているようで「このつらい経験が笑い話になるといいですね!」って。ええ,もうすでに笑い話にしてますが(笑)
市川海老蔵が言ってました。病気の特効薬は「愛と笑い」なんだと。

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一番最後まで残っていたのはこの心電図用モニターと血行促進ソックス

もうひとつの深刻な悩みはOPP(おなか・ぴー・ぴー)です。ええ,俗にいううんこ問題ですよ。
ICUにいる間は身動き取れないため紙おむつを充てられていました。ただ尿は導尿されてるので完全にうんこ専用なわけです。手術後2日目からは病院食がはじまり,うんこが排出される確率は上がっていきます。看護師さんはがまんしないでどんどんしてくださいね。とありがたいことを言ってくれるわけですが・・なかなかねえ(笑)
SKKSとはいえ僕はベテランOPPですから意地を見せなきゃいけない。これまでも漏れそうなうんこを我慢してトイレに駆け込み九死に一生を得たことが何度あったことか。こんなところでおむつの中に出してしまうようではOPPブロガーとして失格じゃないか,と訳のわからない使命感に駆られ,ちゃんと一般病棟へ移動するまでガマンしておむつの中にうんこを出すという事態は免れたのです。めでたしめでたし。

20m歩行が完了すると,尿道カテーテルの取り外し。恐怖の瞬間です。
「抜くときも痛いんですか」「ええ,でも入れる時よりは・・」とベテラン女性看護師さん。
「いきますよ。いいですか。息を吸って~吐いて~」「ふぅーーー。。うぉっ!」
確かに,入れる時よりは痛みは少なかったかな。でも十分な痛さだったよ。ははは。

今日,隣のベッドの人が尿道に管を入れられてました。実況中継(音声のみ)を横で聞かされていたわけですが・・・もうね,聞いてらんないの。かわいそうでかわいそうで。「うっ」って声を出す気持ちわかるわあって。

なお,とりあえず今のところは順調にリハビリや検査をこなしていっております。病院食はすべて完食。退院したらまずはラーメンを食べに行きたいなあ。

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【実績】
1日目 夕方 発症
2日目 早朝 救急車で福井市内の病院へ搬送
    カテーテル検査・ステント治療
    集中治療室(寝れず)
3日目 右手の止血帯はずれる
    はじめての食事(昼食)
    リハビリ(上半身起こし)
    夕方ICU内の個室に移動
    足の管抜く
    微熱あり
4日目 リハビリ開始(10m歩行)
    尿道カテーテル,点滴取り外し
    一般病棟へ移動(2人部屋)
    はじめてのうんこ
    微熱あり
5日目 リハビリ(50m歩行)
    4人部屋へ移動
    微熱あり
6日目 リハビリ(100m歩行)
    病棟内の移動許可
    薬が5種類から6種類に増える
7日目 早朝 糖負荷試験
    リハビリ(200m歩行)
    心電図モニター取り外し
    血行促進ソックス脱ぎ
    シャワー許可
    看護師による血圧測定・体温測定終了
8日目 リハビリ(400m歩行)
    他フロアへの移動許可(階段使用禁止)
9日目 完全休養日
10日目 リハビリ(エアロバイク10分ほか),レントゲン撮影←いまここ


今日は,一番えらい先生(主治医ではない)の回診がありました。
「若いのに心筋梗塞になったんだから,タバコはやめないとね」とのヒトコト・・・やっぱりそうだよな。



この記事へのコメント

  • ささじ

    大丈夫ですか。
    いや、大丈夫じゃないから入院されているのは承知しているのですが・・・
    文面を拝見するとだいぶ良くなっておられるようにお見受けします。

    それにしても短期間で色々な初体験をされたんですね。

    さすがはベテランOPP。
    おむつに頼らないpopさんは我らが英雄です!

    どうぞお大事になさってください。
    2017年06月26日 19:44
  • poptrip

    >ささじさん

    ありがとうございます。
    思ったより元気そうだとみんなに言われます。まあ心筋梗塞って聞いたらビビるもんね。
    ホントにいろんな経験をしました。エリとも1週間以上会っていません(ということをあなたのコメントで思い出しましたw)

    2017年06月26日 19:55
  • Herr Katze

    心筋梗塞って「人の感じうる極限の痛さ」
    って話もきくんですがどうなんですかそこのところ

    男性だとタマキ○の痛みとあと石も痛いらしいですが
    鼻からスイカ出したこともないですし


    尿道やだなぁ・・・
    血圧高めだし塩分控えめにしようっと
    (たぶん言うだけ)

    延命治療拒否しても
    カテ入れられるんかなぁ・・・
    2017年06月27日 01:50
  • poptrip

    >Herr Katzeさん

    心筋梗塞でもいろいろなんじゃないかなあ。自分の場合は極限の痛みってほどではなかったです。繰り返しになりますが尿道に管を入れた時の痛みのほうが・・・w

    2017年06月27日 05:23
  • はげでぶ

    ご無沙汰していたところブログをのぞくと大変なことに><
    無事回復なすったとのことでおめでとうございます。

    チン管あるあるですが、私も学生時分に体験しておりまして
    あれ以上の屈辱感というか敗北感はまだ味わったことがないです・・
    慣れるまでずっとチョロチョロ放尿してるような感覚が^^;

    お大事にしてくださいませ
    2017年08月26日 18:05
  • poptrip

    >はげでぶさん

    ご無沙汰しております。そしてありがとうございます。

    尿カテは,タマキンを蹴られた時以来の痛みでした。
    でも僕はすぐに慣れましたよ。ははは。
    僕は屈辱感や敗北感はありませんでしたねえ。年の功でしょうか(笑)
    あるいはそういう性癖があるのかもしれません。
    もし,おむつの中に排便してしまった場合,そんな気分になったと思いますがちゃんと耐えましたので。

    はげでぶさんもお体を大事になさってくださいね~
    2017年08月26日 19:04

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