読書日記(2018年1月~2月)


 
京都ぎらい/井上章一

鯖江市図書館で借りました。京都の特殊性(京都の中心地にいる人間がその他地域に住む人を京都人と認めない・バカにする)にスポットを当てて嵯峨で生まれ宇治に暮らす著者が受けた差別的体験をもとに書かれたなかなか興味深い本です。かなり辛口で辛辣なことが書かれています。




カエルの楽園/百田尚樹

越前市図書館で借りました。
最高傑作?とは思いませんでした。まあ思想的なアレがどうにもアレでして思わず苦笑するようなところも。ただ,百田尚樹という人物のことを全く知らずに読めばいろいろと考えさせられる良書のような気もします。




「コレステロール常識」ウソ・ホント/田中秀一

越前市図書館で借りました。
コレステロールの基準値というのは週刊現代などでも何度も取り上げていましたが,正直根拠があいまい。HDLコレステロールと中性脂肪は心筋梗塞の要因となるがLDLは気にしなくていいというようなことが書かれています。ただSKKSの僕が健康診断で異常値だったのは総コレステロールとLDLコレステロールだけだったという事実。何を信じたらいいのか。いろんな論文からの引用がありますが,そもそも論文というのは元になったデータの扱い方を間違えると結論の方向性がまるっきり変わっちゃうので・・・いろんな本を読むしかないんでしょうな。



鉄道と日本軍/竹内正浩

越前市図書館で借りました。ミリオタ&テツオタの僕にはぴったりの本。戦前までは鉄道の発展は軍の発展に比例していたということが分かります。西南の役にはじまり第二次世界大戦まで。敦賀(金ヶ崎)~長浜間ってのは日本でも最も早く鉄道建設が行われた場所のひとつだったんですね。それに東京と京都を結ぶ幹線は当初中山道線で計画していてそこから名古屋,および敦賀に支線を建設するというものだったという。これも陸軍大臣山県有朋の影響力が云々と。明治のころは敦賀ってのはかなりの要所だったのだと思われ。今はもうそんな面影はありませんが。



中国人はなぜうるさいのか/吉田隆

観光地で見かける中国人のうるささは,もはやほとんどすべての日本人が体験しているはず。中国の文化や思想,考え方,歴史的背景から中国人はなぜうるさいのか,なぜパクるのか,なぜ謝らないのか,なぜマナーが悪いのか等々を分析している本です。2011年に書かれた本でちょいと内容が古いのですがまあ分かったような分からなかったような・・・漫画「美味しんぼ」でも中国人は面子を重んじるというハナシが何度も出てきましたがそれもキーワードのひとつです。中国人を理解するということはほとんど不可能なんじゃないかと僕は思いました。あまりにも日本とは文化が違いすぎます。中華思想というものもあります。個人的資質というものももちろんあると思うし。

この記事へのコメント

  • shu

    『京都ぎらい』前から読もうと思っていたのですが、このブログを見て思い出し、早速読みました。かつて京都市在住10年の私にとっては「あるある、そのとおり!」の連発。ただまあこの手の差別意識は京都に限らずどこでもありますよね。おもろい本のご紹介ありがとうございます。
    2018年03月03日 07:20
  • poptrip

    >shuさん

    京都に住んだことのある人に聞くと,だいたい「あるある,そのとおり!」ってshuさんと同じような答えが返ってきますね(笑)
    おっしゃる通りこの手の差別意識はどこにでもあって,僕は鯖江市の鳥羽小学校というところから中央中学校というところに進んだのですが,そこでは吉川小学校という小さな田舎の学校(当時)からの生徒はずいぶんとバカにされておりました。もちろん京都における中華思想のようないやらしさはなかったのですが。ま,今はその吉川地区は進行住宅地となっており今は立場が逆転しているかもしれません・・・
    2018年03月03日 07:25