2018年09月02日

みちのくひとり旅〜山形でテツ分摂取その1〜

「米沢から今泉まで移動して,山形鉄道というローカル私鉄に乗る」と僕がエクセルで作って印刷して持ってきた行程表には書かれている。今泉まではJR米坂線という初めて聞く路線でいかなくちゃいけない(青春18きっぷを有効に使いたいからJRで行きたいのよw)。

s-IMG_8730.jpg
JR東日本キハE120形気動車

s-IMG_8731.jpg s-IMG_8732.jpg

2両編成のJRでは珍しい座席配置の車両は適度に席が埋まっている。
というか一人でボックス席を独占してるおじじ,おばばだらけだからな。自分の横には大きな荷物を置いて,靴を脱いで足を伸ばし向かいのシートに足を乗せている。このボックス席に「すいません」と言って座りに行くことはなかなか困難。とはいえ,ガラガラだから許されるわけよ。

s-IMG_8733.jpg s-IMG_8735.jpg

米坂線はワンマン運転。福鉄と同じで先頭車両の一番前のドアから下ります。ただ,ドアは自分で開けなければいけません。JR北陸線のような開閉ボタンを自分で押すのよ。運転士はドアを開くこともしないし,アナウンスもしない。路面電車のワンマン運転士なんてめっちゃしゃべりますしドアも開けるし職場環境が違うのよね。

s-IMG_8736.jpg

カンコー学生服のカンコーってこんな漢字を書くんだと,山形に来て知ることができた。山形まで来た甲斐があったというものだ。

今泉での乗換え時間はわずか3分。
JRから山形鉄道へ乗り換えるわけで,ホームが離れていたら厳しい時間設定。

でも大丈夫。
乗換え駅だからちゃんとした駅だと思ってたんだけど,なんてことはないただの無人駅。
跨線橋を渡ったらもうそこは山形鉄道なのだ。

山形鉄道フラワー長井線(フラワーながいせん)は、山形県南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅に至る山形鉄道が運営する鉄道路線。旧特定地方交通線の東日本旅客鉄道(JR東日本)長井線を引き継いだ路線である。名称の「フラワー長井線」は、沿線に花の名所が多いことからきている。(wikipediaより)

この説明の通り,もともとJR長井線だったため現在も駅は共用であるため4本あるホームは並んでいてそのうち2本がJR用,2本が山形鉄道用という構造なのだ。

実はふたつほど前の駅で,ある乗客(オッサン)が運賃の支払いに手間取って3分ほど遅れたわけよ。だから,僕は階段を駆け上がり写真を数枚撮ると「お急ぎください」というアナウンスに急かされながら

s-IMG_8737.jpg

s-IMG_8739.jpg

無事に乗り込んだ。ええ,青春18きっぷだからJRを降りるときには支払いがなかったため時間がかからなかったのだ。で,この駅でJRから山形鉄道に乗り換えたヒューマンは僕ただひとり。

s-IMG_8741.jpg

そして,赤湯からやってきていた山形鉄道フラワー長井線YR-880形気動車の車内はこんな感じ。

s-IMG_8742.jpg
車内より後面展望 左2本が山形鉄道ホーム,右2本がJRホーム

s-IMG_8746.jpg s-IMG_8744.jpg

家庭用ゴミ箱が・・・素敵やん(←島田紳助か!)。

s-IMG_8753.jpg s-IMG_8757.jpg

駅舎が立派なのは,旧国鉄時代からのものだと思われ。
思わず途中下車したくなってしまうのだが,1日に片道12本しかないこの路線でそれをすると1時間以上なにもないところで時間を過ごすことになるし,1時間という貴重な時間が無駄になってしまうので終点まで行くことが既定路線。この路線の全駅制覇にはかなりの忍耐力が必要だ(笑)
ただ,越美北線は一日に10本だからまだマシと言えばマシか(2割ね)・・・

沿線の風景を見る限り,もう廃止となった福井鉄道鯖浦線がいまだに動いているようなもんだから。

s-IMG_8759.jpg

山形の平地を走っているのに魚介類感,海鮮感抜群の駅を過ぎると,

s-IMG_8760.jpg

このフラワー長井線の見どころである鉄橋,最上川橋梁が近づいてきた。

通称荒砥鉄道橋。 南陽市と白鷹町を繋ぐフラワー長井線に位置し、白鷹町荒砥甲と鮎貝を結ぶ。
1887年(明治20年)より東海道本線木曽川橋梁として使用されていたものである。設計はイギリス人のC・ポーナル。イギリスから技術と資材を輸入して建設された。木曽川橋梁は1914年(大正3年)に2代目の橋が完成し、初代の旧木曽川橋梁を1921年(大正10年)〜1923年(大正12年)の期間で、現在のフラワー長井線である旧国鉄長井線に改造移設され、竣工した。1967年の羽越水害にも耐えた橋である。
(wikipediaより)

s-IMG_8763.jpg s-IMG_8764.jpg

鉄橋を渡ると終点の荒砥駅に到着。
すぐに鉄橋へむかって歩き出す。撮り鉄になりたがりなもんで,折り返していく電車が鉄橋を渡るところを写真におさめようとと撮影スポットへ急ぐのだが,残念ながら間にあわず。望遠にて中途半端なフレームでの撮影となってしまった・・・

s-IMG_8767.jpg

s-IMG_8771.jpg

走らないと間に合わないわけね。
ということは次にやってきた電車を撮影してから荒砥駅に戻ってもその電車には乗れない可能性もあり次の次の電車で帰るということになってしまう。もちろんそこまでの拘りはない。撮り鉄ってのはやっぱ忍耐力のある人間にしか無理。僕のようなせっかちな性格の男には不向きな趣味の世界。

ゆっくりと荒砥駅へ引き返す。

s-IMG_8787.jpg s-IMG_8788.jpg

改めてみてみると立派な駅舎である。「2003年4月にリニューアルオープンした新駅舎」として、東北の駅百選に選定された,らしい。

次の電車までは1時間ほどあったので,待合室で文庫本を読む。残念なことに待合室にはエアコンがなく,汗を流しながら本を読むという苦行。そして,やってきた電車は

s-IMG_8793.jpg

s-IMG_8796.jpg
上の2枚の画像は広角18mmで撮ったため歪みが目立つのでGIMPという画像編集ソフトで補正を行っている

鉄道むすめ。

ローカル私鉄では時々見かけるキャラ。福井鉄道とえちぜん鉄道にはこのようなイメージキャラクターはいまのところいない。福鉄なら網タイツをはいた眼鏡っ娘だよな絶対。鯖江はメガネの街,そして福井は繊維産業が盛んで網タイツも生産している。だから稲田朋美はメガネにアミタイツというファッションだったのだよ。)。えち鉄なら名前は高志ヒカリとかね(あ,福井で生まれたお米コシヒカリと掛けてます)。

s-IMG_8794.jpg

s-IMG_8791.jpg
フラワー長井線の車両基地

さて,鉄道むすめたちに乗ることにしよう。

鮎貝りんご・・・椎名林檎以外にりんごという名前の女子がこの世に存在したとは!(笑)
ていうか山形ってりんごのイメージがないのよ。りんごといったら青森なわけ。山形ならさくらんぼかラフランスっていうオレは桃鉄に毒されている。
しかし・・・鮎貝りんごちゃん。名前だけでファンになっちゃいそうだぜ。
なお,僕はテツには興味はあるが二次元キャラにはあまり興味がないことをお伝えしておく。





(つづく)



posted by poptrip at 13:15 | Comment(8) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「菅公」の看板は東北ではよく見かけますが、福井にはないんですか?当たり前のようにあったものなので、逆にそっちの方が新鮮です。
フラワー長井線は乗ったことありませんが、映画「スイングガールズ」にも出てきたような記憶があります。
Posted by 郡山人 at 2018年09月02日 18:41
>郡山人さん

カンコーはカンコーなんですがw
カンコー=菅公という方程式は僕の中では成り立っていなかったのです・・・世代の違いなのか地域性の違いなのか。
そうそう,長井線はスイングガールズに出てたらしいです。そのうち見てみようと思ってます(見たことないんですよw)
Posted by poptrip at 2018年09月02日 22:49
ん〜と

例によって常識の問題のような・・・


ってわたしもカンコー=菅公だと知ったのは
ずいぶん歳取ってからだったからのような気はします
Posted by Herr Katze at 2018年09月04日 01:17
>Herr Katzeさん

んー。常識っすかね。
でも菅公っていうホーローの看板は福井には存在していないと・・思うんですよ。ええ,自信はありませんがw
Posted by poptrip at 2018年09月05日 20:13
現時点で存在しているかどうかはわかりませんが

昭和のラスト頃にはまだあったと思いますよ
Posted by Herr Katze at 2018年09月07日 01:24
>Herr Katzeさん

昭和のラスト頃・・・やっぱ世代の差じゃ・・ww
Posted by poptrip at 2018年09月07日 22:33
ホーロー看板を探しているサイトなんかへ行くと
2000年台後半(2010年より前)くらいには
北陸地方で生存確認されているようですが・・・

それはそうと
菅公ってもちろん菅原道真公だという認識は
ありましたよね?
Posted by Herr Katze at 2018年09月12日 01:39
>Herr Katzeさん

ホーロー看板・・・あったのか。でも見た記憶はないんですよね。

菅原道真。
はい。もちろん・・・・知りませんでしたよ。
wikipediaでなるほどってなった次第です。
Posted by poptrip at 2018年09月12日 21:44
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: