2018年09月13日

みちのくひとり旅〜最終章〜

新潟港の新日本海フェリー乗り場が見えてきたところで雨がぽつぽつと降りだしました。グッドタイミング。
うん,いい流れだ。

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出航時間の2時間前とずいぶん早めに着いてしまったわけですが,雨の中を歩くのは,歩くの大好きマンの僕でもできれば避けたいのよ。いちおう折り畳み傘は持ってきていたんだけど今回の旅で使用したのは一度だけ。まあ天候には恵まれたほうなのかもね。豪雨災害にも地震にも幸いなことに遭遇することなく。

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このフェリーは日曜日の16:30に新潟を出発して敦賀に着くのは翌月曜日の朝5:30。週に1便しか運行していない。

そして僕のとったチケットはツーリストAという下から3番目のクラス。たぶんむかしで言う二等クラス。敦賀までの乗船で7,320円。宿泊+移動でこの値段なら安いもんだ。船旅を楽しむというよりは宿泊施設が船で,移動も兼ねて乗ったというような感じ。一石二鳥。

ちょっぴりワクワクします。だって船旅って初めてなのよ。

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16:20に乗船開始。

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ボーイスカウトの行事で停泊しているフェリーに宿泊したという記憶はあるのだけれど船で長距離移動+宿泊ってのは初めての経験。軍艦島へ行くために長崎のドンキホーテで購入した酔い止め薬が残っていたのでそれを服用済み。

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テレビのないカプセルホテルといったところか。ツーリストBにしなかったのはコンセントの有無が一番の決め手(ツーリストBは完全な2段ベッドでコンセントもないのです)。

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この10人部屋にはどうも僕一人しかいないようです。いやあこれはラッキー。
山小屋で泊まるときに,大きな部屋をひとりで独占するのと同じ爽快な気分。それを海でも味わうというね。

僕ね,最近いびきをかくことがときどきあるらしいので(ヨメ談),他の人に迷惑をかけたくないなあ・・と思ってましたからそういった面でもホッとしました。

荷物を置くと,貴重品とカメラを持って(カメラが一番の貴重品だw),船内を探検。

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エントランス

この日は,雨と風のためか外に出れるのは後部デッキのみ。そこで出航の瞬間を待ちます。

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16:40定刻より10分遅れで出航。

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カモメがたくさんついてくるのよね。なぜかわからないけれど。

そしてやることもないので部屋に戻りスマホでネット徘徊。まあまあ揺れるんだけど許容範囲。薬を飲んでるせいもあるのかもしれないけれど船酔いの心配はなさそうです。

そして,18:00になるとお食事タイム。
完全予約制の高級レストランにはもちろん見向きもしなかったので,カフェテリア方式の安いほうのレストランへ。
山登り仲間のおばはんは,むかし新日本海フェリーで働いていたことがあったので「船の中の食事は高いからコンビニでいっぱい買っていったほうがいいよ」などというアドバイスのメールをいただいたのですが,それはもうフェリー乗り場についたあと。また歩いてコンビニまで行くだけの気力はなかったのです。後の祭りというやつですが,値段を見てびっくりするほどのインフレではなく一安心。

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ライス200円,冷奴100円,小鉢100円,茄子の味噌がけ300円,カキフライ400円の合計1,100円。ま,こんなもんだろ。生ビールを飲むオッサンたちが結構いるのにはおどろき。船酔いの心配などは彼らには無用のようです。たぶん船旅になれている人なんだろうな。

ゲーセンには懐かしすぎるゲーム機が多数。

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メガドライブの「ぷよぷよ」に明け暮れた学生時代を思い出したよ。当時の僕と連れはハッキリいってぷよぷよのレベルは高かったと自負しています。

船内にはお風呂もあるのだけど,荷物を極力減らすためタオルとか持ってきてないので(有料で貸し出しも行っているけど),まあ一日くらい風呂入らなくても死ぬわけじゃない。どんな風呂なのか興味は多少あったんだけどやめておきました。だいたい僕は人生においてお風呂に入る時間と散髪の時間ってのはほんと無駄な時間だと思っているわけですよ。

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いちおう無料wi-fiが利用できるんですが,やっぱりときどき電波が不安定になり使えないときもあり,そんなときは文庫本を読みます。ええ,この旅が始まって1度読み終わってしまった2度目の東野圭吾「片思い」。ええ話やわ。

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コインランドリーはなかなかの昭和臭

20:00からは,ちょっとしたミニコンサートみたいなのがあったのでチラ見。2〜3曲だけ聞いて退散。部屋に戻ると就寝の準備。ホテルとは違って歯ブラシはついてこないので,この日は歯磨きができず・・・まいっか(前泊したホテルの歯磨きセット持ってくればよかったな)。あ,歯磨きの時間も僕は人生における無駄時間だと感じております。じっと立ったまま歯を磨いている時間というのが勿体ないと思う僕は寮では階段の上り下りをしながら歯を磨いているのです。家でそれをやったらヨメにせわしないからやめてくれと言われ,しかたなく家ではじっと洗面台の前で歯を磨くという・・・昔はお風呂に浸かりながら歯を磨いていたこともあったのだけれど最近は湯船につかる時間もなんかムダな気がしてシャワーのみなもんで。僕はどうも効率性を求めすぎるきらいがあるようです(自覚ありますw)。
寝ている間に体も歯も洗ってくれて散髪も終わっているようなマシンをだれか開発してくれないか。

消灯時間は22:00。マジで山小屋みたいだな(笑)
僕はベッドの脇の照明をつけてしばらく読書をして眠りにつきました。縦揺れが結構気になりましたが,もう一度酔い止め薬を飲み,さらに睡眠導入剤を飲んで熟睡。爆睡。船旅もありだな。

翌朝は4:30に放送が入り,その音で起床。
朝飯は前日コンビニで買っておいたおにぎりとサンドイッチ。朝はレストランは営業していないのです。まあお金がかかるからたぶん利用しなかったと思うけど(笑)

荷物をまとめてデイパックを背負い,後部デッキへ出て外を見ると見慣れた敦賀の景色が。

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敦賀湾,旗護山とお月様

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野坂山

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火力発電所とセメント会社

この長い長い「みちのくひとり旅」編もようやく終わりに近づいてきました。
僕がジョージ山本の仮面をとる瞬間が。

ただ,僕の中の「みちのくひとり旅」はやはり矢島工務店なわけ。



とんねるずに夢中だった青春時代がよみがえる。

で,ふと疑問におもったんだけど・・・みちのくってどこのことを指すのかね。山形秋田もみちのくなんやろか。まあいいや。東北地方はみちのくってことにしておけば。

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5:30ぴったりに下船。
プロの技だな。電車だけでなく船までもこの正確な時間。出航時の10分の遅れをちゃんと取り戻しました。

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おれは,帰ってきたぞ。

47都道府県制覇という肩書きをひっさげて(オレ的にね)。

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なお,以前バズって僕も利用した「制県伝説」というアプリはこの経県値というアプリのパクリだということで使用できなくなっちゃったようです。おいたわしや。
これ以上制県値を上げるには和歌山のアドベンチャーランドへパンダの赤ちゃんを見に行って宿泊,あるいは水戸の偕楽園に行って茨城で宿泊するくらいしか考えられないわけだが,思い切って山口あたりに移住するってのも・・・ないな。

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僕は,ヨメの迎えを待つあいだつい2か月前まで住んでいた会社の寮でひと眠りすることにしました。

僕はふだん,旅行へ行っても絶対におみやげというものを買ってきません。でも,今回は郡山人さんにいただいた郡山名物「ままどおる」がありまして,帰ってから実家にも持って行ったのですがこれを食べた母親が大絶賛。おいしいおいしいというわけで,郡山人さまさまでございました。

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画像は高崎駅でスマホが見つかって安堵した僕がホームで思わず口にしていた「ままどおる」

長らくおつきあいいただきましてありがとうございました。

明日からは通常モードに戻ります。


(おわり)

posted by poptrip at 22:45 | Comment(8) | お散歩・お出かけ(県外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
経県値の図を見ると黄色以上が満足ラインでしょうかw改めておめでとうございます♪
海を見ながらのお風呂は格別だと思いますが・・・。血管広げて血流をよくするのにはお風呂いいと思いますよ^^(血液サラサラの薬飲んでるから、とか言わないでww)という私もほとんどシャワーですけどわ・・・。

星新一の本で題は忘れましたが、歯磨きとか体洗うのとか、とにかく全部機会がしてくれて出勤(だったかな?)するのもすべて自動(?)っていうのがありました。まあ、その人は死んでたんですけどね。死んでても誰も気が付かないという。。。

>安堵した僕がホームで思わず口にしていた「ままどおる」←え?もう食べてる??www
Posted by nipper at 2018年09月14日 12:40
船旅の経験が無いので、興味深く拝見しました。
ままどおるは、婦女子に人気が高いので、お母様が喜ばれたのもうなずけます。
ままどおるの難点は、賞味期限が確か1週間程度と短いことです。しかしながら、三万石でままどおるを買うと、賞味期限が迫っているままどおるを1個くれるのを思い出しました。
私はままどおるも好きですが、福島市にある、太陽堂のむぎせんべいも好きです。福島市に行かれることがあればご賞味ください。
Posted by しろ at 2018年09月14日 23:34
あら
船旅の経験なかったんですね

函館〜敦賀のフェリーには何度か乗ってます
いつも雑魚寝の部屋じゃないとこでした
一番安いチケットですね
学生旅行でした
Posted by Herr Katze at 2018年09月15日 02:11
>nipperさん

えっと・・・色分けは図に説明がある通り黄色は歩いたところ,赤は宿泊したところでございます。

星新一。すげえな。俺よりも何十年も前に同じこと考えてたなんて!(笑)
星新一もそこそこ読みましたが,内容はぜんぜんおぼえてないんですよね〜そのハナシも読んだことがある可能性は否定できません。

「ままどおる」は1個だけ別に袋に入ってたんですよ。しろさんが書いているとおり賞味期限が迫ったやつだったのかもしれません。
Posted by poptrip at 2018年09月15日 20:15
>しろさん

せっかちな僕には日中の船旅は無理ですが,寝てる間に目的地に着いてるってところがすごくいいです。一石二鳥っすよ。僕には豪華客船で優雅にクルージングなんてのは無理ですねえ・・

ままどおるは,まさに1個だけ箱に入っていない奴が袋にあったのでサービスでくれたものなんだろうなあと思っていましたが,そういうことだったんですね(しかし,福島に詳しいですねアナタww)
Posted by poptrip at 2018年09月15日 20:18
>Herr Katzeさん

ええ,ぼくせっかちだから船のような遅い乗り物は好きじゃなくて・・・(笑)
ていうか秋田〜新潟〜敦賀って週イチしか運行してないし,なかなか利用しづらいんですよね。あと,クルマも積むとすごく高くなるし。
まあ今回のような宿泊施設としての利用は今後もあるかもしれません。函館便っていまはないようです(舞鶴からは出てるようですが)。
Posted by poptrip at 2018年09月15日 20:21
ままどおる、途中で食べちゃったんかーい!(笑)
ってのは置いておいて、47都道府県制覇、おめでとうございます。
素晴らしい旅でした。ボクも旅に出たくなりました。
Posted by uchidaholic at 2018年09月17日 23:00
>宇さん

旅に出るならぜひ福井にも(笑)

11月には東京に行く予定があります。
時間が合えば飲みましょう!
Posted by poptrip at 2018年09月18日 22:51
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