コウノトリ観察日記#3

7月13日

この日は,

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巣はからっぽ。
どうも親は2羽とも餌を採りに行っているか巣材を採りに行っているのかで,ヒナたちは巣に伏せているようで。

しばらく待っていると1羽が戻ってきました。

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が,なぜか巣を通過してしばらく巣の上を旋回したあと帰巣。
なんか異変でもあったのか。電柱のすぐ下に人がいたりしたのかもしれない。

巣材だけを咥えて帰ってきたのかと思ったらちゃんと食べ物も調達してきていたよう。

ヒナたちが

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餌を奪い合います(初めて見たな)

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こうやって見るとやっぱりヒナはまだくちばしが短く,目の周りも赤い。そしてなにより羽根が真っ白。親は土や泥にまみれてるんだよね。



7月17日

また,

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ヒナはでかくなっています(気のせいかな。4日しか経ってないからな)。
一番左が親なんですが,遠目だとどれが親でどれが子なのか分からない。画像のように羽をバタバタさせる頻度も増えたような・・・巣立ちはもうすぐかな。

15分ほど待っていたら餌を採りに行っていた親鳥が帰ってきました。

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またもフライングで飛び立つ第二走者。腹減ってたんだろうなあ。ていうかもう親が両方とも巣を離れても大丈夫のような気がするんだけど・・・

餌を採りに行っていた親が餌を吐き戻すと,

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ようやくヒナが4羽とも無事であることが確認できました。


7月19日

福井新聞によるとヒナはオス2羽,メス2羽だったそうですね。
この日は仕事が終わってから駆け付けたのでもう薄暗くなっておりました。ということで以下はISO1250と1600の画像です。

見えるのは1羽のみ。親なのかヒナなのかは遠くから見ても,もはや判別不能。
目の周りの色やくちばしの長さから判断するとヒナっぽい。そして不鮮明ながら足環の色から判別するとどうもこれはJ0259(雌)のようです。

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何度も何度も翼をはばたかせて,ほんのちょっぴり巣から浮いたように見えることが何度かありまして・・・こりゃもう飛ぶのは時間の問題だな。

しばらくするともう1羽が巣から現れ,羽根を動かしますがこちらのほうはまだぎこちなく飛ぶまでにはもう少し時間がかかりそう。

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たぶんJ0260(雄)。
個体識別番号が生まれた順につけられているとしたならばこのJ0259とJ0260は第3子と第4子。
残りの2羽はもしかしてもう巣の外に飛んでしまっているのだろうか。
車に乗ってしばらく進むとコウノトリが1羽,巣に戻ってくるのが見えました。


7月20日

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盛んに翼を動かしますが,まだ飛べないみたい。



7月22日

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うん,間違いなく飛んでるね。
ジャンプじゃなくて翼に風を受けて飛んでいます。左足の足環の色が「黄・緑」なのか「黄・青」なのか判別できないがどちらかです。

こちらの雌(J0257)は,

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残念ながらジャンプしようとしてジャンプできない,という感じ。

そのうち親鳥(たぶんオス)が戻ってきました。
餌を巣に吐き出すと,隣の電柱に移動。もう巣はヒナだけのものになってしまったようです。

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そして,親鳥が巣に戻ってくる間隔はずいぶんと長くなり,常連さんによると5~6時間も戻ってこないこともあるようです。



本日の福井新聞に採りあげられてましたね。

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コウノトリひな、巣立ちもうすぐ 坂井市の電柱に営巣、翼広げ練習中(福井新聞ONLINE 7月24日)

あの写真を見るとかなり高くまで飛び上がることができるようになったよう。
今月末から来月初めには巣立ちでしょうね。



(つづく)

この記事へのコメント

  • おかん

    popさん、観察お疲れ様です。

    ほんと親鳥と変わらないくらい大きくなりましたね。

    巣立ちしたあと親鳥たちはどうするんでしょうか?



    2019年07月25日 05:12
  • poptrip

    >おかんさん

    事情通によると巣立ちしたあとは,もうマジで「他人の関係」になるそうです。まあヒナが餌をとれるようになって独り立ちしてからのハナシでしょうけど。
    コウノトリの夫婦は一生をともにすることが多いそうなので来年もまた戻ってきてくれるかもしれませんね。
    2019年07月25日 19:03