カンボジアへの旅~第十一章

12月20日(金)

朝,目を覚ますとまずはこれに手を付けます。

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このミカンみたいなやつ。
ただの飾りだと思ってたら食べてもいいんだっていうことを別の日に知り合った女性から聞いたため食べてみたわけ。「あれがおいしいのよ!」と言われてたんですけど

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うん,ふつうだな。
種がでっかくて皮が厚いので僕好みではなく・・・

そこそこ寝たんだな,たぶん。

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睡眠時間は7時間8分。
しかし,出発前夜と初日の睡眠不足がたたっているのです。
なんか疲れが取れないのな。

朝食へ。
ホテルマンと顔を合わせると合掌をしてきます。
挨拶は合掌してればよいみたい。

この日の朝食会場へもデジイチはもっていかず,スマホのみ。

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前日よりは食欲はあったか。そこそこの量を食べたようです(あまり記憶にないなw)

うんこチャレンジをしてから,満を持して正露丸を服用。正露丸は劇薬なのでなるべく服用を控えていたのですがこの日が最終日なのとバスでの移動時間が長いためビオフェルミンではなく正露丸を選択したのです。
そういえば海外出張の時もずっと正露丸を服用していたなあ・・・などと思いながらホテルのロビーへ。
この日は昼食後,17:20まではフリータイムなのですがその時間を利用してどこかへ行こうと。トゥクトゥクにも乗ってみたかったんだけど僕らケチ御一行様は無料で移動できる手段を選びました。チャリンコです(笑)
ホテルでは自転車を無料で貸してくれるというサービスがあったのです。ただし,事前の予約が必要ということでフロントへ。「Can you speak Japanese?」とフロントのお姉さんに尋ねると,まさかの「Yes」と。アイム・ア・ラッキーマン!日本語で無事にチャリンコの予約を完了。

そして迎えのバスを待ちます。
ツアー最期の目的地はベンメリアです。

この日のガイドさんは女性でした。
とても聡明な方で,ドイツ語,中国語も話せるんだと同行していた別のツアー観光客から聞きました(その方たちは前日も同じガイドさんだったらしい)。もちろん日本語もすごく上手で,時折ダジャレもかましてくるわけ。オヤジギャグを。おいおい,俺たちのオジサンの前でオヤジギャグって。・・・大好物だからな(笑)
政治的な話も結構してくるのでヒヤヒヤしたんですが・・・あんまり政治の話はしないほうがいいんじゃない?って僕の方から思わずガイドさんに提案してしまいました。

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この日のガイドさんとバス(現代自動車製)



ベンメリアまでは市街地から1時間30分くらい(トイレ休憩含む)。
ベンメリアのちょっと手前に綺麗なトイレがあったんですが,それ以外にはトイレはないようで。ガイドさんは自然の中で用を足してくださいなどというわけで。OPPの僕は不安になったのですが,まあジャングルで出すというのもアリっちゃあアリだな(いやナシだろ!)。

シェムリアップ市街地および郊外の道路は舗装された道でも凸凹が多く,シートベルトは必須です。その凸凹の道をかなりの速度で飛ばすもんだから怖くてシートベルトをします。もちろんガイドさんは乗るたびにシートベルトをしてください!って声をかけてきます。現代自動車(HYUNDAI)のシートベルト・・・日本のものとちょっと違っててあまり使いやすくないです(慣れのもんだいかも)。

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熊本ライオンズクラブ小学校

カンボジアにはこういった小学校がたくさんあるらしい。そういえばライオンズクラブとかロータリークラブとかがカンボジアに小学校を寄付したってハナシ,ときどき聞くような気がするな。

この

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乗り物というか運搬用のリヤカーみたいなやつ。

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メイドインカンボジアだそうです(手作り感が半端ない)。前輪部分にエンジンがついていてハンドルは直結ですね。これに果物やらを積んで街へ売りに出るんだそうで。なかなか興味深いクルマです(笑)・・・ていうかこれ,そもそもクルマなのか。

このリヤカーみたいなやつの荷台に

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人が何人も乗っていることもあるし(笑),
イマイチ交通ルールとかは厳しくないようですね。ナンバープレートのないクルマもしょっちゅう見かけたし,バイクの3人乗り4人乗りもしょっちゅう見ましたし・・

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ヘルメットも被っていない人が多いです。この↑家族,事故った場合お父さんだけが助かるんじゃないかと思うんだけどそれでいいんか。

さて,ベンメリアです。ここはなかなか人気のスポットのようです。それは天空の城ラピュタっぽい雰囲気があるから。ラピュタのモデルとなったと書かれているサイトもありますが,真偽は定かではありません。ただラピュタが公開された1986年にはまだベンメリアには一般人は行くことができなかった(ベンメリアに観光客が行けるようになったのは2000年)という情報もあります。

ベンメリア(クメール語: ប្រាសាទបឹងមាលា 英 Beng Mealea、蓮池の意味)は、カンボジアのアンコール・ワットの約40km東の森の中にある寺院。世界遺産であるアンコール遺跡群のひとつ。崩壊が激しい。全貌が明らかになればアンコール・ワットを凌ぐといわれるほどの規模を持つと推測されている。
宮崎駿監督作品のアニメ『天空の城ラピュタ』のモデルではと噂されているがこの遺跡の詳細が広く紹介されるようになったのは映画公開よりも後なので矛盾しており、スタジオジブリの公式の説明にも当然入っていない。樹木が繁茂して昼なおほの暗く、荒廃した雰囲気を漂わせている。
(wikipediaより)

ベンメリアはアンコール・ワットパスポートでは入場できません。
別途入場料が必要です。ガイドさんが買ってきてくれるので僕らには何の影響もありませんがいちおう。

ベンメリアのガイドは,まずは地雷のオハナシからはじまります。

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入り口付近の目に付くところにこんな看板があるから。
「ベンメリアの中と周辺では438個の対人地雷と809個の不発弾をドイツの協力で処理した。2003年1月1日から現在も作業は続いている」というようなことが書かれていると思われます。ガイドさんの話では作業はもう終了しているとのこと。ただ,見つかっていない地雷もある可能性があるので・・・
ポルポト派がたくさん地雷を埋めて近くの山に立てこもったからこのあたりに地雷がたくさんあったとのこと。2003年ってつい最近だよな(驚)

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美しいナーガがあります。

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柵やロープが張られていたりはしないので,どこでも歩こうと思えば歩けるのですが,ぼくらはガイドさんにしたがって正規のルート(危険のないルート)を歩きます。

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廃墟感半端ねえ。

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素晴らしい。アンコールワットよりも感激しました。

こりゃあ確かにラピュタの世界だわ。
宮崎駿の作品にはあまり興味がないのですが僕はラピュタだけは大好き。


しかしここでちょいと気分が悪かったのが,中国人観光客。
僕らが写真を撮っていたら早くどけみたいな素振り(何を言っているのか分からなかったけどなんかまくしたててた)をしたり,撮影スポットで順番を待っていたら割り込んできたり。ガイドさんは中国語も話せるので何か注意をしてくれましたが,効果があったのかどうか。ないなたぶん。
本当に自己中心的すぎて笑えます。飛行機でも乗り込んだ時に中国人が通路をふさいでしまって渋滞ができるというのは毎度のことでして。自分のことを後回しにしていったん通路をあければいいのに,まったく周りを見てないのよ。
そしてうるさい。アンコール・ワットでもこっちが不快になるくらい大声を出している中国人がいました。この記事を書いている時点で僕が覚えているくらいなんだからよっぽど印象的だったんだと思います(もちろん悪い意味で)・・・この話題はこのへんにしておきましょう。

ラピュタに出てくるヒロインの名はシータ。
そのモデルになったと言われているのがラーマーヤナに出てくるシータ姫。

ベンメリアにもシータ姫の彫刻が残っております。

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ちなみに前回の記事の影絵(スバエク)でもシータ姫が出てきていたんだけどスルーしたのは,ベンメリアでガイドさんに「シータ姫が日本のアニメ・ラピュタのヒロインのモデルになったと言われてます」って教えてもらって初めて知ったからなのです。


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植物の成長,地雷(爆弾),盗掘・・・この3つによりこの遺跡は破壊されました。巨大植物がこの不思議な世界を作り出していることは間違いないのですが・・・アンコール・トムやアンコール・ワットなどでは植物が成長しないようにしているそうです。高所にも鳥のせいで植物が生えてしまうことがあり,ときどき除去しているそうです。
逆に,このベンメリアはムダ毛処理をしていないおかげでボーボーなのです。

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ここですれ違った外国人がなにか言葉を発していたので「何語だったかなあ,いまの?」って何気なく話したらガイドさんは「フランス語ですよ」って。この女性ガイドさん,フランス語も多少話せるようです。すげーなー。惚れてまうやろー(死語)
「カンボジアの学校では〇年生になると(〇の数字は忘れた),外国語としてフランス語か英語を選択するんです。フランスの植民地だったからほとんどの人は英語を選択しますけどね」とのこと。日本と同じ6-3-3のシステムで中学校までは義務教育なのですが,以前の記事で書いた通りポルポト政権時代の弊害で教育に理解のない親がいたり経済的な理由で,学校を止めちゃう生徒も多いそうです。日本の援助で学校を建てても,教科書が買えなかったり教師が不足していたり,まだまだ問題は多いようです。

と話がちょっと逸れちゃいましたが

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結局のところ僕はみどりのあふれたこの遺跡がいちばん好きだったかなあ。

日本出国前にもらった日程表には「移動距離が長く,足場の悪いところを通りますので,歩きやすい靴,汚れてもいい恰好でご参加いただきますようお願いします」と書かれていましたが,まあ汚れてもいい恰好まではしてこなくてもいいかな。というのが個人的な印象。

ちょいと長くなったので,ベンメリア遺跡見学はまだ次回へつづく。


(つづく)

この記事へのコメント

  • Herr Katze

    そういえば食事に毎食サラダが写ってるようですね

    自分が東南アジアで苦労したのは
    なかなか新鮮なサラダにめぐりあえないこと
    (あってもなんかわかんない野菜だったりどこか怪しかったり)

    日本じゃサラダ大好きなんですけど
    2020年01月11日 01:05
  • poptrip

    >Herr Katzeさん

    こういうツアーで連れていかれるお店ってのはちゃんとしたサラダが出てくる店だと思います。ふつうにおいしかったですから。
    ガイドブックとかにはお店によってはどんな水で洗っているか分からないから生野菜は食べるときは気をつけなくちゃいけないなんて書かれているものもありましたからなあ。
    2020年01月11日 20:40