2018年12月30日

読書日記(2018年11月〜12月)


三四郎/夏目漱石

夏目漱石のなかでは読みやすいということですが・・・難しい。三島由紀夫の小説ほどではないにしても。あらすじを追うことはできるけれども知らない言葉や理解できない部分が非常に多く,同じ個所を何度も読み返したり辞書を引いてみたりと,とにかく時間と忍耐力が必要。これが当時の新聞連載だったということはあの難解な文章や思想が当時は読みやすかったということなのでしょうかね。面白かったか?その判断すらできない小説です。文章は美しいのだけれど。


 
幻庵/百田尚樹

「ヒカルの碁」を読んでも囲碁にはあまり興味を持ちませんでしたが,この本を読んでちょっと興味が湧きました。やっぱ文字だけだといろいろ想像するからなんでしょうね。


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北陸政界2019新春号

poptripといえば北陸政界(笑)
知事選・・どうなるんでしょうか。現職はもう73歳でしょ。引き際の美学みたいなのがあってもいいと思うんだけど。
12月中旬にSuper KaBoSのとある店舗に行ったら売り切れで別のお店までクルマを走らせましたw



ここ数ヶ月はいろいろと公私にわたり忙しく(ほとんど私が忙しいだけなんだけど),本が読めてないので・・・

以下,僕の図書館奇譚。

まずは,某図書館で友人と出会ったときのハナシ。
何か雑誌を読んでいる友人を見かけたので小さな声で「おっす!」って声をかけたら「おおっ!」って小声で答えた友人。その友人が読みふけっていた雑誌は「週刊金曜日」。ええ,極左の雑誌っすよ。左前頭筆頭っすよ。そんでもってそのとき僕が手にしていたのは右前頭筆頭の百田尚樹の小説(笑)
彼が自称リベラルなのを知っていた僕は「また,そんな雑誌読んで!ww」とからかうと「ほら,オレ左寄りだから」と。
ここで左対右の議論が始まるかというともちろんそうでもない。だいたい僕は右寄りだと公言できるほどの右寄りでもないから。僕たちは「ははは。」と小声で笑い合ったというわけ。

続いては,本をなくしちゃったハナシ。
僕は小学生のころから本の虫で学校の図書館でシートン動物記,ファーブル昆虫記,江戸川乱歩シリーズ,アルセーヌ・ルパンシリーズをはじめとする児童書をかなり読んでいたことからはじまり,引っ越す先々の図書館に通い,たぶんこの48年間の人生で1000~2000冊は本を借りていると思うのですが・・・ついに借りた本を紛失してしまいました(泣)
「すいません。借りた本をなくしちゃったみたいなんですけど・・・どうしたらいいでしょうか?」とおずおずと優しそうな司書さんを選んで話しかけると「本の購入価格を支払っていただくか,現物を持ってきていただくことになります」とのお返事。ええ,予想通りっす。「ということはブックオフとかで古本を買ってきてもいいわけですね」と尋ねると「そういう方もいらっしゃいます」とのお返事。
うーん,面倒くさいから新品購入価格を現金でお支払いします!と宣言。
すると司書さんは用紙をもってきて「これに住所とお名前を記入ください」と。「3ヶ月間のうちに本が見つかって返却していただければお金はお返ししますので探してみてください」とのとっても優しいお言葉。叱られるかと思っていたんだけど丁寧な対応に僕は「本当にすみません」と平謝り。家の中もクルマの中も寮の部屋も隅から隅まで探したつもりなんだけど・・・
こういうのって忘れたころに見つかるんだよねきっと。なくしたのが文庫本でよかったよ。ハードカバーのお高い本だったらネットで中古の本を探すことになったかも。
なお本稿執筆時点ではまだその文庫本は発見されておりません(泣)

今年も無事一年を過ごすことができました。
そしてご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

posted by poptrip at 21:50 | Comment(0) | 本・まんが・図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月16日

坂井市立三国図書館を利用してみた・・・市立図書館の謎

昨日はちょいと遅くまで鯖江の「グリルセピア」→「FREE」とはしごで飲んじゃってたので久しぶりにブログを更新できませんでした。450日くらい連続更新だったんだけど・・・ブログの更新が止まるとSKKS(心筋梗塞)ブロガーの僕の心臓も止まっちゃったんじゃないかと思われてしまうのですがご安心を。

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坂井市立三国図書館をはじめての利用。

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坂井市図書館のWebサイトを見ても,利用(館外貸出)できる人の条件・資格が書かれていない。

福井市と敦賀市の場合,「市内にお住まい、または市内に通勤・通学されている方」とあり,鯖江市と越前市の場合「福井県内の方なら、どなたでも登録できます。」とある。

坂井市には,坂井市立図書館条例というものがあり,その条文をすべて読んだのだが,利用者の資格については「教育委員会規則で定める」というようなことが書かれている。しかしこの教育委員会規則というものがネット上には見当たらない・・・orz

まさか48歳の,自身の教育とは無関係なオッサンが教育委員会に振り回されるとはね。

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ちかもんくん

福井市と同じように「坂井市に通勤・通学している」か「坂井市に在住している」というのが利用者カードを作れる条件であることを想定し,単身赴任寮の住所と電話番号をメモし(寮の住所や電話番号なんて憶えていないのだw),万一に備えて会社の名刺を持ってカウンターへ行き,「初めての利用なのでカードを作りたいのですが」と申し込み用紙に寮の住所と電話番号を記入して提出した。

司書さん(バイトかもw)は「健康保険証か運転免許証を拝見したい」と尤もなこと仰るのでとりあえず健康保険証を提示したのだが,僕の健康保険証には住所が書かれていない。どうもそれは意味をなさないものだったらしく免許証の提示を求められたので,免許証を見せるのだがもちろんその住所は鯖江市になっている。
「職場が三国で,鯖江から単身赴任しているんです」と説明すると,司書さんは一旦奥へ消えていき何かを確認してくると

「鯖江市にお住まいの方はカードが作れますので鯖江市の住所を用紙に記入してください」とのたまう。福井県にお住まいの方ならだれでも利用できます,という雰囲気ではなかった。

うーむ。カードが作れたことは喜ばしいことなのだがどうも釈然としない。
はっきりいって謎だらけだ。
住んでいる場所からの距離だとしたら鯖江市と隣接する福井市の図書館が利用できないのはおかしいし・・・

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今年お亡くなりになったかこさとし氏のだるまちゃん

僕は個人としては坂井市には税金を納めていない。ただ県民税はもちろん納めているし,国税も納めていてそれが地方交付税となっているからこの図書館にも僕の税金が多少なりとも投入されている(多少ではなくほんの僅かww)という解釈は誤りではなかろう。ただこれを拡大解釈すると日本国民だれでもがすべての図書館を利用できるということにもなってしまうわけだが。

というのが理由なのかどうかよくわからないのだけれど鯖江市民の僕が鯖江市民という資格で三国図書館で利用カードを作ることは可能だった。県税,国税を納めているから県内の公立図書館すべてを利用できるかと言うと先述のとおり福井市立図書館と敦賀市立図書館ではカードをつくれないという矛盾がある。福井市立桜木図書館では本を借りたことはないけれどトイレは何度もお借りしてう●こしてますけどね(笑)

この各市立図書館の利用条件の違いは何なんでしょう。
福井市と敦賀市は地方交付税の交付を受けていないんだろうか。敦賀市は原発産業で潤っていたころは全国でも数少ない地方交付税をもらっていない自治体だったと記憶しているが,いまはそんなことはない。総務省によると全国には不交付団体が78あり,福井県ではおおい町と高浜町が該当している。

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以下,福井市図書館の設置及び管理に関する条例より抜粋

第7条 資料を利用できる者は、次の各号に掲げる者とする。
(1) 市内に居所を有する者
(2) 市内に勤務及び在学する者
(3) 市内の団体及び機関
(4) その他館長が特に必要と認める者


鯖江市民の僕が利用できない法的根拠はこの条例によるものだということは分かった。でも,鯖江市,越前市,坂井市図書館では鯖江市民の僕も利用できるのに福井市図書館を利用できない理由が分からないのだ。福井市民は心が狭いのか(笑)
だいたい,この条例を素直に読むと館内閲覧でさえも僕は許可されていないように思われ(資料の利用には館内閲覧と館外貸出があるわけだがその区別がなされていない)・・・

ただ,トイレを使ってはいけないとは書かれていないので,今後も堂々とう●こさせていただこうかと(いいとも明記されてないが)。

福井市立図書館についてはせめて隣接する市町村の人間の利用は許可してもよいと個人的には思うわけだ。

参考までに金沢市図書館は市民のほか市内に通勤・通学している人に加え,白山市・野々市市・かほく市・内灘町・津幡町に住んでいる人も利用できるとある。富山市図書館はちょっと調べただけでは利用者の資格は確認できなかった。

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画像は,図書館にいったついでに見てきたみくに龍翔館。


posted by poptrip at 12:00 | Comment(4) | 本・まんが・図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

読書日記 2018年8月〜10月


片思い/東野圭吾

性同一性障害を扱ったミステリー。面白かったです。ちょっと強引なところもあるけれど。旅行中ヒマに任せて2度も読んじゃいました。
「秘密」>>「片思い」>「手紙」って感じっすか。



太陽のパスタ 豆のスープ/宮下奈都

この本の著者紹介の項を読むと「懸命に生きる普通の人たちの輝きを瑞々しい文章で丹念に描き出した作品が支持され」云々と書かれており,ああそうだ。僕が彼女の作品を読んで感じるのはまさにそれだと。そういうことを書けない僕はホントに読書感想文が苦手なのよね。この作品も普通のOLが主人公のそういう作品。まあまあだったかな。
偶然だけどこの作品にも性同一性障害の子が出てくるのよね(主人公ではないけどいい味だしてます)。



東北新幹線殺人事件/西村京太郎

十津川警部・・・なつかしすぎる。中高生のころいっぱい読んだんだよなあ西村京太郎。ただ当時と違うのは現在の僕はテツにハマってるってこと。鉄道に関する記述が面白すぎ(笑)
ストーリーよりも東北新幹線のことぼろくそに書いてるのが笑えるわ。1984年刊行ということでまだ国鉄時代です。防犯カメラやスマホがある現代ではもうこんな犯行は成り立たないよなあ。



十津川警部さらば越前海岸/西村京太郎

・・・暇つぶしにはいいかな。いや時間の無駄だったような気もするわ。




日本の鉄道乗り換え・乗り継ぎの達人/所澤秀樹

僕のハマった鉄道本「鉄道会社はややこしい」と同じ方が書いた本。そこそこ面白かったかな。



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「時刻表」はこうしてつくられる/時刻表編集部OB編著

ちょっと説明が分かりずらいかなあ・・・もっと写真とか図があるとよかったと思うんだけど。


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北陸政界2018秋季号/

ま,いつものとおりの内容。
安定の北陸政界(笑)




果つる底なき/池井戸潤

江戸川乱歩賞受賞作品だそうです。まだストーリーも文章も粗削りですね。




人体 失敗の進化史/遠藤秀紀

非常に興味深い本でした。
進化というのは本当に不思議なものです。




夢幻花/東野圭吾

東野圭吾としては・・・並の作品かな。でも続きを読みたがらせるテクニックは相変わらずで深夜まで読書に耽ってしまったわけで。罪な男だよ,東野さんは。



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2018年07月31日

読書日記(2018年6〜7月)


AX/伊坂幸太郎

恐妻家の殺し屋のオハナシなんですが,意外な展開。やはり一筋縄ではいかないっすねえ。面白かった。



陸王/池井戸潤

テレビドラマを見ていなかったので真っ白な状態で読むことができました。勧善懲悪,サクセスストーリーだというのはわかっていたけれどもやっぱ面白いわ。



ツバメの謎: ツバメの繁殖行動は進化する!?/北村 亘

ツバメって渡り鳥だったのね。だから春から夏にかけてしか見かけないってことを初めて知ったという・・・
そしてツバメの繁殖行動においては不倫が当たり前だという。強い子孫を残すための行動なのだということだけれどその本能がずっと続いているとしたらやっぱりちゃんとメリットがあるということなんだろうな。




窓の向こうのガーシュウィン/宮下奈都

ちょっと文学的すぎてこの世界に入り込めませんでした・・・



きりこについて/西加奈子

面白かった。サラバの次に。
西加奈子のハナシって正直,サラバ以外はピンとこなかったんだよな。でもこれはなんか心に響いたな。




よろこびの歌/宮下奈都

この作品の続編「終わらない歌」を読んだんだけれど,登場人物のことをほとんど覚えていなくて借り直したわけ。ああ,やっぱり面白かった読み終えたころにはこんどは「終わらない歌」の内容をすっかり忘れているという(笑)


「ジョジョリオン」やら「ワンピース」なども購入して読みましたが省略。



岡村靖幸が



読んだ本はマンガばかりで次の日全部忘れちゃう♪

なんて歌ってましたが,これってまさしくオレのことじゃん。
なんて思っちゃたりして。

こちらからは以上です。

posted by poptrip at 22:00 | Comment(6) | 本・まんが・図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月31日

読書日記(2018年3月〜5月)

本日は世界禁煙デー。
例年は無視していたんですが今の僕は絶賛禁煙継続中なわけで。

さて,たまっていた読書日記。


クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎

鯖江図書館で見かけて思わず借りてしまいました。
・・・微妙かな。面白い話ではあります。
ファンタジー・童話としては百田尚樹のファンタジー作品のほうが好みだったかも。



コンパス時刻表

時刻表を買うのなんていつ以来だろう?Yahoo!乗換案内とかって便利なんだけど,このルートでここでメシ食って乗換えをなるべく少なくしてなどというワガママなプランを立てることは難しい。特に青春18きっぷで長距離を移動する場合などはやはりちゃんと印刷された時刻表を見ないとね。書店へ行くのだけれど時刻表が見つからない。店員さんに聞くと週刊漫画雑誌の横に大量に積まれていた。ははあ,雑誌の扱いなのね・・・どうも月刊誌らしい(笑)



なぜ福知山線脱線事故は起こったのか/川島令三

図書館で借りてきた本。タイトルとは内容がちょっと違うんじゃねえの。ってのが感想。ハード面での検証(といってもあまり科学的とは言い難い)に重点が置かれ,ボルタレス台車でなければ,ATSがカーブ直前に設置されていてれば事故は防げたということが言いたいようである。鉄ちゃんでなければ読むのはちょっと難しい本だと思います。逆にモノホンの鉄には物足りない内容かも。


このとき図書館にカードを持っていくのを忘れてしまったのですが,ちゃんと専用の紙に名前と住所と生年月日と電話番号を書けば貸してくれるんですね。よかったよ。



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北陸政界

ここ1〜2年,毎号買ってる気がする。発売日が楽しみだったりもする。ヤバイ兆候です。中毒になってるかも・・・ww
内容はいつものとおりなので割愛(←オイッ!)




まく子/西加奈子

童話?ファンタジー?青春小説?まあ西加奈子ワールドであることは確かだけれども,「サラバ」と比べたらちょっとイマイチ分からないかなあ。というか「サラバ」以外の小説は正直イマイチピンと来なかったりもするんだよなあ。




銀翼のイカロス/池井戸潤

半沢直樹シリーズの4作目。相変わらずの勧善懲悪に,お馴染みのセリフ「倍返しだ」。楽しめました。




鉄道史の仁義なき戦い/所澤秀樹

鉄道会社ガチンコ勝負列伝ということで,官設鉄道対関西鉄道,阪神対阪急(昭和の日本シリーズみたいだなw),東急対東京地下鉄,西武対小田急の戦いを小林一三と後藤慶太を中心に書かれたなかなか興味深い本でした。




終わらない歌/宮下奈都

「よろこびの歌」の続編。前作に引き続き面白かった。とはいうものの前作の内容をほとんど覚えていないという悪い癖が出てしまい途中までこれが続編だと気づかなかった(笑)
この人の本を読むと,音楽の力ってすげえなあって思うわけですが,僕には好きな曲はあっても心を奪われたり運命を変えるような曲というものにはいまだに出会っていません。

posted by poptrip at 21:00 | Comment(0) | 本・まんが・図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする