2016年12月31日

読書日記(2016年12月)

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星の王子さま/サン・テグジュペリ

「しくじり先生」でオリラジ中田が解説してたのを見て面白そうだったので。番組でも言っていた通り,僕もずいぶん昔に途中で挫折したことがありまして・・・実家の書棚から引っ張り出してきて読んでみました。・・・・やっぱり面白くない(笑)
まあ,深く読めば深い話なんだろうけれども,僕が思うに日本語訳がイマイチなんじゃないかって。いきなり「うわばみ」とかってのが出てきてまずそこから違和感を感じ,そのままなんかわけのわからないうちに最後までいっちゃったっていうね。

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夜明けの街で/東野圭吾

不倫相手が殺人犯かもしれない・・っていう話。東野さんの中では面白い部類に入ると思います(といってもほとんどすべての作品が一気読みしちゃうくらい安定している多数の作品の中でという意味で)。不倫の怖さってのが分かりますね〜

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宿命/東野圭吾

警察官になった主人公。その初恋の相手が子供のころからのライバルと結婚していて,そのライバルが殺人犯?というハナシ。いろんなストーリーを考えますねえホントに東野圭吾って。ラストがああいうふうになるとは思いませんでしたねえ。まあまあ面白かったかなあ。

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あい/高田郁

関寛斎というある医師の実話を基にした時代小説。主人公は医師の夫人である「あい」。面白かったですわ。でもどちらかというとこういう話は苦手かなあ・・・


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田舎の紳士服店のモデルの妻/宮下奈都

僕は共感できましたが,ダメなひとはダメなのかもしれませんね(Amazonの書評などを読んでいると)。舞台は明らかに福井ですねw


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メロディ・フェア/宮下奈都

これも宮下奈都ワールドですねえ。特に刺激的でもなんでもないありふれたどこにでもあるようなお話なんですけど,僕はこの人の世界好きだわ。


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終わらざる夏/浅田次郎日輪の遺産

僕の好きな戦争もの。8/15以降に北方領土でこのような戦いがあったという事実を知ったことに価値があるかな。あと,赤紙とかってこんな風にくるもんなんだなあと。ちょっと冗長で読みづらかったかな。

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聖断/半藤一利日本のいちばん長い日/半藤一利

終戦直前の軍部や政治家,天皇,若手将校たちのドタバタ劇。


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誰かが足りない/宮下奈都

あるレストランをテーマにした短編集。どの作品もなんとなく心に傷を持った人たちばかり。ちょっと元気のないときに読むと励まされるかも。面白いか?うーん。普通かな。一気に読んじゃいました。


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羊と鋼の森

母親が伯母さんから借りてきた本。前から読みたいと思ってはいたんだけど買うまでは・・ってことでちょうどよかった。調律師のオハナシですが・・・面白い。これは文章だから表現できる世界じゃないかと。たぶん映像にしちゃうとダメなんだろうなあこういうの。四月は君の嘘も映画はダメダメだったもんなあ。宮下奈都の作品では「よろこびの歌」と並んでフェイバリット。


レベル7/宮部みゆき
理由/宮部みゆき
魔術はささやく/宮部みゆき

宮部みゆきっていくつか読んだことはあるんだけどあまりはまらなくて。実家にあった古い文庫本を2冊読破。面白いことは面白いんだけど,長いんだよね〜。もうちょっと端折ってもいいんじゃないかと思う説明が多すぎて。「理由」は直木賞受賞作品のようですが・・・。東野圭吾のほうがワクワクしながら読めますな。


で,今年読んだ本で一番面白かったのは・・・・

西加奈子の「サラバ」でした。

とうことで,みなさまよいお年を。
来年もよろしくお願いします。

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2016年10月13日

読書日記(2016年7〜9月)

今年のノーベル文学賞はまさかのボブ・ディランという・・・村上春樹はまだ若すぎるのかもしれませんな。
なんでボブ・ディランなんですかね。その答えは風の中さ。風がしってるだけさ。ってことでしょうか。

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スクラップアンドビルド/羽田圭介

老人介護のお話です。今のところ介護とかにほとんどかかわりのない自分にはなかなか読んでいてつらい話だったわけですが,まあそれなりの話でしょうかね。芥川賞作品ってのはやっぱりあまり理解できない・・・


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スコーレNo.4/宮下奈都

宮下奈都の中でも評判がよかったこの作品。No.1〜No.4の4つに分かれていて主人公の成長を描いて行くというものなのですが正直No.1とNo.2を読むのがしんどかった。全然面白くないんだもん。ただ,それを我慢して読み続ければ最後はハッピーになれます。


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陽気なギャングは三つ数えろ/伊坂幸太郎

久しぶりのギャングシリーズ第3弾。やはりこのシリーズは面白い。相変わらずのキャラが立ちすぎの登場人物たちの会話が楽しい。伊坂幸太郎の作品って全部読んでいるんですけど一冊も購入してないんですよね(ゴメンナサイ)。だいたいここ10年で購入した小説って村上春樹と池波正太郎くらいしかないんですよ。ケチだからw


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村上海賊の娘/和田竜

面白かった!村上水軍とか毛利水軍とかそんなの全然知識がなかったからさらにオモシロく感じたのかもしれません。ちょっと説明がくどいなあと思うところがあったりもしましたが数年前の本屋大賞ってのは伊達じゃないですね(アレ,ハズレもありますけどw)
なお,村上ショージも村上水軍の末裔だそうです(ホントかどうかは不明w)。


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のぼうの城/和田竜

豊臣秀吉が北条氏を責めた時に唯一,落とせなかった城の話。「村上海賊の娘」はちょっと長すぎるなあと思ったんですが,この作品はちょうどいい。面白かった。

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教団X/中村文則

アメトークの読書芸人でピース又吉とオードリー若林が絶賛していた本(あの放送のあとバカ売れしたらしい)。ケチな僕でさえも買おうか随分迷ったんですけど,ようやく図書館で発見。
政治・宗教・思想・物理学・セックス・・とにかくありとあらゆるものが詰め込まれたスゴイ小説です。僕はかなり楽しめましたが,Amazonの書評ではかなり評価が低いです。ええ,ストーリー性みたいなもんはあまり重視されていない小説ですから。あまり他人にオススメできる本ではないような。ていうかあの読書芸人で薦められてた本って一癖もふた癖もあるような本ばかりだったな。純文学ってのがもともとそういうもんなんだろうけど。ただ,純文学ってハマる作品はメチャクチャハマるから・・・


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春琴抄/谷崎潤一郎

たぶん谷崎の作品を読むのは初めて・・非常に短い小説なのですが句読点も改行もなく非常に読みづらく,小説自体もイマイチ面白さが理解できず,残念な結果に終わりました。
ムスメはいままで読んだ小説の中でベスト3に入る作品だと絶賛しているわけですが,僕は耽美主義あるいは美というものに対する感受性が弱いのかもしれません(笑)






で,図書館あるあるなんですけどね・・
借りたい本が下巻しか置いてないってやつ。

西加奈子の「サラバ!」

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あった!っと思ってよく見てみると下巻だった。ってのがね,3回くらいあったんですよ。これどういうことよ。村上海賊の娘は上巻を鯖江で借り,下巻を武生で借りたんですが武生には下巻しか置いてなかったですね〜ww


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サラバ!/西加奈子

漸く借りれました。上巻は鯖江で,下巻は越前市図書館で。
いやあ面白かった。こんなに待たずに買えばよかったよ。
ある男の30代後半までの自伝のようなものです。普通の人(ある意味普通じゃないんだけど)がいろんなことに悩み,トラウマを抱え葛藤しながら生きていく。一言で言うとそんな話なんですが,純文学とはこうあるべきだというような作品です。話はゆっくりと進んでいくのでミステリーなどの娯楽小説・大衆小説に慣れている人にはちょっとキツイかもしれませんが,村上春樹の長編を読んでいるような気になりました(もちろん文章も内容も全く違うんですけどね)。
西加奈子の中ではこれがフェイバリットな作品となりました(ていうか他の作品はいまいちよっくわからないものが多い)。今年読んだ本ではこれがナンバーワンかも。ただ,Amazonでは酷評もいっぱいあるので・・・(又吉の「火花」なんて僕には全く理解不能だったんだけど高評価もあるし,わからんものんですなあ)


富嶽百景/太宰治

西加奈子の「サラバ!」を読んでいたら「太宰って笑えるよな」「特に富嶽百景なんかが」みたいな会話があったもんで太宰ファンの娘に話をしてみたところ,あんまり笑えた記憶のない短編だと。そしてネットで無料で読めるよ〜なんていう情報(作者の死後50年を経過したことにより著作権が切れたものを無料で後悔している「青空文庫」というサイトがあるのです。いやぁ知らんかったわ・・・)をいただきさっそく読んでみたわけでございます。・・・えっと・・・どこで笑えるのか僕にはさっぱりわかりませんでしたw
ていうか,「富士には月見草がよく似合ふ」という文を読んで,これ昔読んだことあることを思い出しました。教科書に載ってたのかな。短い物語だしなによりタダで読めるので興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。




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2016年06月30日

読書日記(2016年6月)と鯖江市立図書館


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よろこびの歌/宮下奈都

福井県出身でいま話題の作家ですが初めて読んでみました。越前市図書館にあったのはこの1冊だけだったので否応なくこの作品を。
合唱を通して女子高生たちが成長していく青春小説といったら陳腐でありきたりに思えますが,これが面白い。実に面白い。大当たりでした。他の作品も読んでみたい。


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禁断の魔術/東野圭吾

ガリレオシリーズ最高傑作。と銘打っているわけで期待は高まるんですが・・・まあ・・あれでしたね。もちろん東野圭吾なので面白いんだけど,逆に東野圭吾にしては・・ってなっちゃうんですよね。


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夜明けの星/池波正太郎

池波正太郎の女性を主人公とした小説ってのは,意外と面白い。女性ってのは本当に不思議な生き物だとは村上龍も昔から言っていたが,本当にそう思うよ僕も。


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金閣寺/三島由紀夫

うちの娘は,文学少女というわけでもないのですが,太宰,三島,谷崎などを好んで読んでいるようです。娘が図書館で借りてきたこの本を僕も読んでみたわけですが・・・これって僕が今まで読んだ小説の中で最も難解なものでした・・美しい文章にはっとするような表現も沢山あるのですが,1ページに1つ2つ見たことも聞いたこともない単語が出てくるわけでして。三島由紀夫って超頭イイんじゃねえの。古典純文学ってこんなのばっかりなのかね。
読み終えた時の達成感は,山登りに似ている気がしたよ。


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北陸政界 盛夏号

また購入してしまった・・・今号は鯖江のことがほとんど書かれていなかったのですがこれはいいことなのかもしれませんね(棒読み)。



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鯖江市立図書館では「さばとマップ」というアプリが使用できるようになりました。

ITのまちの図書館として、日本の公共図書館で初めて、アプリを使い、図書館内で図書を検索、施設内での現在地と検索図書の場所を表示するサービスを提供することにしました。(鯖江市Webサイトより)

ということでいちおう使ってみたわけです。お目当ての本がどこにあり現在貸出可能かどうかスマホで分かるというのは確かに便利。

ただね・・・

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この機種では現在地を測定できません

・・・・なんじゃこりゃぁ・・・

ということでついでに鯖江市立図書館への不満を書いてみよう(ネガティブ思考w)。
前から何度も何度も書いていることなんですけどね,駐車場が遠いんだよ。そして狭いんだよ!雨の降ってる日なんて最悪ですよ。なんとかならないものでしょうかねえ。

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↑このわけのわからんスペースを駐車場にすればいいのにと僕は過去に何度かブログに書いております。よくいえば提言。悪く言えばただの文句なわけですが(笑)

そして,鯖江市立図書館の開館時間の短さにも大いに不満があります。
僕は福井県立図書館,敦賀市立図書館,越前市図書館,鯖江市立図書館の4つを利用するわけですが

鯖江市立図書館 :10時〜18時(祝休日以外の金曜日は20時)
越前市中央図書館:9時30分〜18時(水木金は19時)
敦賀市立図書館 :10時〜19時(土日祝日は18時)
福井県立図書館 :9時〜19時(土日祝日は18時)


鯖江市の利用しにくさは一目瞭然。
ITもいいんだけどさあ,もうちょっと利用しやすくして頂けないかなあと。鯖江市って派手なこと目立つこと新しいことが好きみたいなんだけど足元をちゃんと固めてから・・



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2016年05月31日

読書日記(2016年4月・5月)

ここ1カ月ほど図書館に行けておりません。
こう見えてもいろいろと忙しくてじっくりと本を読む時間もとれなくて。


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十角館の殺人/綾辻行人

コメントで薦められたので借りてきました。ああなるほど。これは面白かったですね〜。犯人が誰なのか分かった瞬間は確かにゾクっとなりましたからな。
もちろんいろいろとアレなところもあるんですが・・・この方の他の作品を読むかどうかは微妙だな。


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秘伝の声/池波正太郎

僕の大好きな「剣客商売」と同じ時代設定の為,剣客商売の登場人物が脇役として登場したりして楽しめました。もちろんそういう人たちが出てこなくても十分面白いお話でございました。
これ,上下に分ける必要あんのかな?昔は450Pくらいを文庫にする製本技術がなかったのかな。


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首折り男のための協奏曲/伊坂幸太郎

短編集です。つながりがあるようでないような。
連作短編で最後の短編ですべての伏線が回収されるようなパターンのやつかと思ってたらそうじゃなくて・・・ちょっとがっかりしたというか結果よく分からない作品だという感想に落ち着くわけで。合コンの話が一番面白かったかな。分かりやすくて。


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異邦人/カミュ

「きょう,ママンが死んだ」で始まる有名な作品。
この本を読むのは多分3度目くらいだと思うんだけど・・・やっぱり僕の心には響かないんだなあ・・主人公に感情移入もできないし,彼の思想信条も最後の叫びも僕にはよく理解できないのです。僕の読解力が足りないのかなあ。


今回はこんなところで。


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2016年03月31日

読書日記(2016年3月)

相変わらず鯖江市図書館と越前市図書館の両刀使いで本を借りる日々を送っております。

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おとこの秘図/池波正太郎

池波正太郎は僕の最も好きな作家のひとりです。たいていの著作は読んだような気がするのだけれどまだまだ読んだことのない作品があるのはうれしいことです。もう新刊が出ることはないですからね。
相変わらずの池波ワールド堪能しました。


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夜の戦士(上)(下)/池波正太郎

池波先生の忍者もの。どれも面白いんですけど,この作品は一連の忍者ものシリーズの中ではイマイチなほうかもしれません。まあもちろん楽しめましたけど。数年までに浜松城に行ったのですが,これを読んだ後であればもう少し興味を持って城を見ることができたかもしれません・・


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同級生/東野圭吾

東野圭吾の作品は,ミステリーよりも心理描写のうまい作品の方が好きなわけで・・ちょっとこの作品は僕の好みとはずれていたかなあ。いろいろと登場人物たちの人間性に違和感もあったりして。


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銃/中村文則

なんとなく続きを読んでしまう。そんな作品。
救いようのないエンディングにうーん。


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乱鴉の島/有栖川有栖

有栖川有栖という作家についてコメントをいただいたので試しに図書館で借りてみました。本格ミステリということらしいのですがどうものめり込めなくて・・シリーズものらしいので1作目から読むとまた違う感想を持ったのかもしれません。


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北陸政界平成28年陽春号

なんでやろ。また買っちゃった。
だって知人の名前が毎号のように登場するんだもん(笑)
そして僕のようなゲスイ男にはピッタリな雑誌。今年の流行語大賞は「ゲス」で決まりなんじゃないかと思ったり思わなかったり。そんなことより・・もうこうなったら定期購読しちゃおうかしら・・・
なお,Google先生で「北陸政界」と検索すると僕のブログの過去記事が検索結果の11番めに表示されてしまうのです。


posted by poptrip at 20:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 本・まんが・図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする