2018年03月11日

高尾山(東京都八王子市)に登ってきたよ

もう7年もたつんですね。
あの大震災から・・・合掌。

2月26日(月) くもりのち晴れ

ムスメはお受験に,パッパとマッマは山へ出かけました。

高尾山(たかおさん)は、東京都八王子市にある標高599mの山である。東京都心から近く、年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れる。年間の登山者数は約260万人を超え、世界一の登山者数を誇る。(wikipediaより)

ミーハーな僕にはぴったりフィットな山。

山登りなんて嫌い,歩くのも嫌い,寒いのも嫌いと言って憚らないヨメをここへ連れてくるにはひと悶着あったのですが(じゃあ別に一緒に行動しなきゃいいじゃんと思うわけだが・・・ww),なんとか連れ出すことに成功。

渋谷から京王井の頭線,京王線・京王高尾線で高尾山口駅まで。

s-IMG_2250.jpg s-IMG_2251.jpg

明大前駅から高尾山口行きの各駅停車に乗ったため,途中で特急に抜かれたりして1時間以上かけてゆっくりと目的地へ。疲れのたまっていた僕ら夫婦は電車の中で寝るのです。そのためには乗換えがない電車がいいんです!
平日の朝,高尾山口へ向かう電車はガラガラ。高尾駅を過ぎると1車両に1〜2人になってしまいました。

s-IMG_2255.jpg s-IMG_2256.jpg

もちろん駅も閑散としています。こんな時期に高尾山に登るのはもの好きしかいないんだな。

ヨメがSuicaをタッチして改札を抜けようとするとゲートがパタンと閉まります。ヨメは別のゲートで再挑戦しますが当然バタンと閉まります。
「1度やってダメな場合,2度目もダメに決まってるじゃん。チャージ不足じゃね?」と僕があきれ顔で指摘すると「え,機械の誤動作かと思って。」

いやいやいや。貴女より僕は機械を信じるよ。
貴女の方がよく誤動作するでしょ!という言葉を僕は必死の思いで飲み込んだ。ま,このへんが文系と理系の違いかもね(←だから理系は嫌われるww)。

時間があれば,ヨメが一緒にいなければ,体調が万全であれば登山口から山頂まで歩いて登るのですが今回はいずれの条件もクリアできないため,ケーブルカーを使います。リフトもありますが,こんな寒い日にリフトに乗るほど酔狂じゃない。

s-IMG_2258.jpg
ケーブルカー清滝駅

ケーブルカーは15分おきに運転していますが,ガラガラ。
最大135人を運ぶことができるそうですが(通勤電車並みのアレだろうなきっとw),乗客はわずか7〜8人。
紅葉の時期などは1時間待ちとかもあるらしい。

s-IMG_2259.jpg s-IMG_2261.jpg

約7分でケーブルカー高尾山駅に到着。
ヨメとはここでお別れです。
ええ,ヨメには茶店で待っていてもらって・・・ムスメの引っ越しの段取りとかいろいろ考えておいていただき,その間に僕は山に登ってくるという完璧な,ウィン・ウィンな関係。

10:40に高尾山駅(標高472m)からスタート。

ヨメには「1時間ほどで戻ってくるわ〜」と歩き出したものの,よくよくスマホの山と高原地図アプリを見てみると・・・

takao.png

ななんと標準コースタイムは登り50分,下り45分の合計95分となっております(上画像の赤丸で囲んだところ)。

・・・・まずいな。
ヨメを待たせて機嫌を損ねて激おこぷんぷん丸になっちゃった場合,いいことはひとつもない。あるはずがない。どんなにポジティブに考えても,想像力豊かな童話作家でさえもいいことはひとつも見つけられないに違いない。

百害あって一利なしとはまさにこのこと。

ということでスピードアップ。
女医Mさんからの登山解禁宣言はこの時点では出されていなかったものの数日前の心臓CT検査で異常がないことは確認されていたため少し負荷をかけても大丈夫やろと。もちろんニトロは携行,それにここクルマでも登って来れるんだな(途中で何台か業務用と思われるクルマを見ましたので救急車も来れるんじゃね・・・ww)

s-IMG_2269.jpg

ちゃんとしたヤマヤたちをジーンズとスニーカーのオッサン(←いわゆるオレww)がごぼう抜き。息を切らしながらコンクリートの舗装路を早歩きで。

s-IMG_2274.jpg
薬王院(10:55)

川崎大師平間寺(神奈川県川崎市)と成田山新勝寺(千葉県成田市)と並ぶ真言宗智山派の関東三大本山のひとつ。いちおう,ほんのちょっぴりのお賽銭(小銭の有効利用)でムスメの合格を祈願。

s-IMG_2275.jpg s-IMG_2276.jpg

ところどころ残雪がありましたが,歩行に支障があるような箇所はなく,

s-IMG_2279.jpg s-IMG_2280.jpg

快調に歩を進めます。

s-IMG_2282.jpg

11:04に高尾山山頂に到着。
ケーブルカー高尾山駅から24分。もちろん休憩なし。

標準コースタイム50分の半分で来ちゃったよ。
ヨメに対する恐怖心から知らず知らずのうちに頑張っちゃってたんだな(ウソ)
たぶんコースタイムが甘々なんだと思うんだけど。

s-IMG_2287.jpg
二等三角点 高尾山(599.30m)

残念ながら霞んでいて展望はイマイチ。

s-IMG_2285.jpg
富士山方面

富士山が見えないとは・・・縁起が悪い。
いや待てよ。
もともとこの日の天気予報は雨または雪だったんだよ。
そう,高尾山に登るつもりなんて全くなかったのが天気予報が好転したから急遽計画したわけで,縁起はいいんじゃねえか。と気を取り直します。

s-IMG_2284.jpg

ペットボトルの水を半分ほど喉を鳴らしてイッキに飲むと,すぐさま下山。

s-IMG_2286.jpg s-IMG_2288.jpg

ウサギさんチームと別れを告げ(なぜ山頂にウサギがいるんだ?),ヨメ待つ茶店へ向かって歩き出します(11:08)。

s-IMG_2296.jpg s-IMG_2297.jpg

高尾山には天狗伝説があるらしい。
サブちゃんは?・・・

s-IMG_2300.jpg s-IMG_2299.jpg

11:28に高尾山駅に戻ってきました!

s-IMG_2301.jpg

下りは20分。
山頂での休憩を含めても往復48分。標準コースタイムの半分です。
「ずいぶん早かったね」とヨメ。「そだね〜」とオレ(←ウソです。そだね〜をブログで使ってみたかっただけw)。

いや,あんたを待たせちゃ悪いと思ってメチャクチャ頑張ったんすけどオレ。自分で自分をほめてあげたいんだけど。

ヨメと合流すると休む間もなく

s-IMG_2473.jpg

11:45のケーブルカーでふもと(清滝駅)まで下り,

s-IMG_2303.jpg s-IMG_2304.jpg
ご覧の通り帰りもガラガラ

s-IMG_2306.jpg s-IMG_2307.jpg

僕らはメシを食うため,京王線に乗って帝都へ向かいましたとさ。

s-IMG_2311.jpg s-IMG_2313.jpg
京王線前面展望





posted by poptrip at 19:00 | Comment(0) | 関東甲信越の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月22日

軟弱百名山・筑波山

2月16日(木) はれ

ムスメは宿で勉強をしているため,僕はただ単に邪魔な存在でしかない。じゃあどこかへでかけるしかないじゃない(←しかないということはないと思うがw)。

久しぶりの百名山。

この僕でも単独でしかもこの時期に登れるような山と言ったら・・・軟弱百名山のひとつである筑波山でキメッ!
日本百名山の中で最も標高の低い山なのです。

その男SKKSにつき。

山頂近くまでお金と引き換えに人間を運んでくれる便利な乗り物がケーブルカーとロープウェイの2種類も揃っているというイタレリー・ツクレリーナ。

僕は秋葉原からつくばエクスプレスで「つくば」駅まで(秋葉原から快速でわずか47分。僕の乗った区間快速は55分ほど),そこからは関東バスに乗ります。
このバスが無駄に豪勢でして(無駄じゃないけど)。

s-IMG_1634.jpg
車窓より筑波山

トイレ付。各座席にはコンセント付。ははあ,バスも進化してるのよね。乗客は10人ほど。外国人の姿も。

s-IMG_1636.jpg

筑波山神社入口でバスを下ります(乗車時間40分)。

スタートはそのバス停からです。

s-IMG_1637.jpg

トイレを済ませてから,10:40に歩行開始。

ほとんど何も調べてきてないんだけど大丈夫か?山をなめたらあかんぜよ!
はい,いちおうスマホの山と高原地図アプリがちゃんとありますので。

s-Screenshot_20180216-090022.jpg

地図とスマホとGPSと水分だけはどんなゆるい山に登るにもやはり必要だろうな。僕の場合ニトロも必携。

s-IMG_1639.jpg s-IMG_1640.jpg

10分ほど坂道を登り,筑波山神社の境内を通っていくと

s-IMG_1644.jpg
筑波山神社<で山行の無事とムスメの合格を祈願

ケーブルカー乗り場へ向かいます。

s-IMG_1647.jpg s-IMG_1648.jpg

結構キツイ階段が続いたのですが,この謝罪文にちょっぴり癒されます。

ケーブルカーの往復券(1,050円)を購入し,ケーブルカーの出発を待ちます。なお,僕がロープウェイでなくケーブルカーを選択したのは,こちらの方がつくば駅から近くてバスの運賃も安く,ケーブルカーの方がロープウェイよりも数十円安いという理由から。ほかの人も皆,ロープウェイの方には行かずケーブルカー利用でした。

ケーブルカーの乗客にも中国の方がいらっしゃいました。こんなところまで来るのか。凄いな。と素直に感心。日本に住んでいる僕でもなかなか足が向かなかったところですからね(笑)

s-IMG_1649.jpg

s-IMG_1655.jpg

宮脇駅から8分ほどで山頂駅に到着です。

さて,とりあえず左へ進みます。筑波山は男体山と女体山の双耳峰なのですがまずは男体山を。まあ僕は男体よりは女体のほうが好みなんですが(笑),やっぱ両方いっとかないと。登ろうとしたらアイゼンを履いた登山者が下りてきました。

えっ。そんなに雪があるの?

まあダメそうなら撤退で。
11:13にアタック開始。

うん,アイゼンはちょっと大げさじゃないかな。まあっても困らないけれどなくても困らない程度の微妙な残雪。ところどころ,ツルツルのところもありますが,慎重に歩けば問題はナッシング。雪には慣れているから・・・という過信は禁物。

s-IMG_1659.jpg

s-IMG_1673.jpg s-IMG_1660.jpg

雪国生まれヒップホップ育ち
悪そなやつはだいたい友達♪


でも転ぶときは転ぶんです。東京のちょっとした積雪で転ぶ人たちを見て「こんなの雪じゃないマン」と化してバカにしてた若かりし頃もありましたが,成長した僕はそんな男ではない。それが証拠に福井でも転んでけがしている人はいくらでもいるんだ。

慎重に慎重に。

おおっ!
この岩場。

s-IMG_1663.jpg

なんか山に来たって感覚が。

残雪と凍結による最後の難関を

s-IMG_1666.jpg

登りきると

s-IMG_1667.jpg s-IMG_1669.jpg

山頂に到着(11:21)
男体山山頂には三角点はありませんが,標高は871m。

s-IMG_1670.jpg
男体山山頂付近から女体山

霞んでいてあまり遠くは見えません。富士山も東京スカイツリーも見えず。
すぐに引き返します。下りは登りよりも慎重に。岩場では手も使い。凍結箇所では足を置く場所を選びながら。

家に帰るまでがお受験。
試験が終わった後,ムスメを無事に東京から自宅まで連れて帰らなきゃいけないので絶対にケガなどできない。今までの山行で一番気を使って歩きましたw

11:34に

s-IMG_1676.jpg s-IMG_1677.jpg

ケーブルカー山頂駅に戻ってきました。

すぐに女体山へ向かいます。

s-IMG_1680.jpg

何人か分からないけれど(たぶん東南アジア系,ほかにも中国人多数),観光客である(登山装備でない)ジンガイさんについていきます。

s-IMG_1682.jpg
ガマ石

ガマの油というのは,筑波山名物のようで。
ツルツルの凍結箇所をいくつか注意深く,ロープを使いながら歩き

s-IMG_1684.jpg s-IMG_1686.jpg

11:46に女体山山頂に到着。
百名山33座目に登頂成功。

s-IMG_1687.jpg
一等三角点 筑波山(875.66m)

s-IMG_1688.jpg

s-IMG_1689.jpg
霞ヶ浦が見えます

s-IMG_1690.jpg
女体山より男体山

s-IMG_1693.jpg

11:55に下山開始。

s-IMG_1697.jpg
セキレイ石

この石の上に鶺鴒(せきれい)という鳥が止まり、男女の道を教えたという言い伝えがあります。(現地にあった説明文より)

男女の道・・・教えてほしい,未だに僕はビギナーなので(笑)

今回の最大の難所を

s-IMG_1700.jpg

ロープを頼りに小股で下ります。雪がなければなんてことない箇所なんですけど,こういうところは確かに軽アイゼンがあると安心かもね。

s-IMG_1699.jpg s-IMG_1701.jpg

12:09にケーブル山頂駅に戻ってきました。

再びケーブルカーに乗り,バス停前(13:36)。

s-IMG_1705.jpg s-IMG_1708.jpg

お土産屋さんで「つくばそば」を食べバスに乗ります。

s-IMG_1712.jpg
つくばエクスプレスからの筑波山

つくばエクスプレスの終点は秋葉原。

s-IMG_1719.jpg s-IMG_1720.jpg

ちょいと秋葉原を徘徊して,メイドさんの恰好をした客引きギャルたちの誘惑を振り切り,宿へ戻ったのでした。






posted by poptrip at 21:30 | Comment(2) | 関東甲信越の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月18日

瑞牆山(山梨県)【後編】

山頂はもう目前なんです。

しかしまだクサリ場もはしごもあり油断ならない。

s-DSCF9273.jpg

ほんとうに無慈悲な山だよ(笑)

s-DSCF9274.jpg

はしごを登ると

s-DSCF9276.jpg

s-IMG_0638.jpg

山頂に到着です(11:42)!
登山口から1時間59分でした(標準コースタイムは2時間50分)。あのお坊ちゃまたちもそこそこのペースで登っていたことが証明されました。

日本百名山32座目に登頂成功です。
残りは68座!・・・・ぜったい無理だわw

s-IMG_0629.jpg

山頂は一枚岩の舞台のような感じ。

s-DSCF9279.jpg

ただ,三方が断崖絶壁のためビビリOPPブロガーの僕はへっぴり腰でこの岩の上をそろりそろりと歩きます。へっぴり腰の見本のような情けない姿のまま慎重に撮影した写真を以下に。

s-IMG_0621.jpg
かろうじて富士山

s-IMG_0622.jpg
金峰山

s-IMG_0624.jpg
大ヤスリ岩,奥にうっすらと八ヶ岳

s-IMG_0636.jpg

s-IMG_0633.jpg s-IMG_0632.jpg
ちょっぴりエロティカセブンな岩も

s-IMG_0631.jpg
小川山

kobushi.jpg
甲武信岳の頭だけ

少し探してみたんですが地図上には表記されている三角点が見当たりません。
帰宅後,調べてみると三等三角点は亡失状態となっているようです。

山頂は,数人のグループの方ばかりで(山ガールも生息を確認),アウェイ感バリバリで落ち着かなかったので少しだけ水分補給してさっさと下山することにします。食糧も非常食以外持ってきてませんし(11:52)。

s-IMG_0639.jpg

激下りを注意して下って行きます。
赤テープやペンキマークを見落とさないように。
落石しないように。

ちょうど平坦なところで小学生たちとうまくすれ違うことができました。しかし逞しいね。

前日,そしてこの日登った3つの山ではほとんどお花というものを見かけませんで。

s-DSCF9270.jpg

高山植物ってのはどの山にも咲くもんだと思ってたんですがそうでもないみたいですね。あるいはもう時期が終ってたのかもしれませんが。

s-DSCF9281.jpg

桃太郎岩で休憩しようとしたら,先客のソロの超ベテランハイカー(70歳)とソロのベテランハイカー(67歳)に絡まれました話しかけられました。
「兄ちゃん,南アルプスは見えたか?」「いやあもう見えませんでしたねえ」「わしらがいたときには見えてたんやけどなあ」
僕が福井から来たこと話すと,「なんや。深田久弥の影響かやっぱり」などとのたまうわけです。ええ,深田久弥ってのは皆さんご存知,日本百名山を選んだ登山家・作家なのであります。彼は石川県生まれなんですが一般には福井の人っていうイメージなんですかねえ(学校は福井に通っていた)。福井の生んだ偉人。福井では深田といったら久弥なんですというのはもちろんウソで深田といったらやっぱり恭子なわけです(たぶん)。
実を言うと僕も深田久弥っていう人を知ったのは数年前に登山を復活してからなんですよ・・・・ちなみに深田久弥ってかなりメチャクチャな人だったみたいですね。人間性をちょっと疑うようなところも。
最近,図書館で「日本百名山」借りて読んでみました。興味のある山についてだけ読んだんですけど・・まああれですな。読み物としてはそれほど面白いものではないなと(この作品で文学賞をとってるらしいですが)。

10分ほどで超フレンドリーなベテランハイカー(70歳と67歳)との談笑を切り上げ,出発します。

s-IMG_0642.jpg

ここから登り返し。
激登りをクリアしたところで,残り少ないペットボトルを飲み干します。
なんとかもったな。

さて,ついでに金峰山にも登ってみようか。
などというバカな考えはさすがの僕にもない。あり得ない。

スカッとさわやかコカコーラみたいに本当に爽やかなトレラン兄ちゃんたちにこの辺りで追い抜かれます。おお,きみたちとはよく会うねえ(ブログ記事に登場したのは初めてですが,実はこの山の途中何度も会ってるんですよw彼らは果敢にも登りで小学生の大集団を抜いて行ったのです)。

そんなこんなで

s-IMG_0647.jpg

無事に下山(13:28)
下りは1時間36分(標準コースタイムは2時間10分)でした。

いやいい山だったよ。
ここはもう一度来たい山ですね。
今度は金峰山とセットで・・無理かな。


【実績行程】
駐車場   :09:39
登山口   :09:41
富士見平小屋:10:14−10:17
桃太郎岩  :10:38
瑞牆山山頂 :11:42−11:52
桃太郎岩  :12:39−12:48
富士見平小屋:13:05
登山口   :13:28
駐車場   :13:31

登り:1時間59分(休憩10分)
下り:1時間36分(休憩9分)
獲得標高:790m



posted by poptrip at 20:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関東甲信越の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月17日

瑞牆山(山梨県)【前編】

山梨百名山巡り。あ,山梨県にある日本百名山を巡る旅のことですよ。山梨百名山っていう山も100あるそうなのでいちおう。

初日に雲取山に登り,二日目には大菩薩嶺。大菩薩嶺を下山したのは7:30ごろ。時間はたっぷりあります。ライフもほぼ満タン状態のまま。そして幸か不幸か山梨県内にはコースタイム5時間というおあつらえむきの百名山がもうひとつあるんですよ。

瑞牆山でございます。

瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市(旧北巨摩郡須玉町)にある標高2,230mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。旧須玉町域の最北部にあたる。日本百名山のひとつ。(wikipediaより)

ええ,もちろんこの山の読み方は初めて見た時には分かりませんでしたし,聞いたこともない山でしたよ(山梨の方ゴメンナサイ!)。
大菩薩嶺を下りたら,勝沼ICから高速に乗ります。ETCの周遊割引サービスを使用しているので高速に乗ることになんの躊躇もないという幸せ。ブルジョワジー気分を味わいながら何となく優越感に浸る快適ドライブ。これもまた聞いたことのない地名である須玉(山梨の方ゴメンナサイ)というICで高速を降り,登山口である瑞牆山荘へ向かいます。

s-IMG_0575.jpg
登山口から100mほど離れたところにある大駐車場

日本百名山といえども平日だとガラガラなんですよ(休日はカオス状態だと容易に想像されますが)。

さっさとまいりましょう。

s-IMG_0576.jpg s-IMG_0577.jpg
登山口(9:41)

瑞牆山って百名山の中でもマイナーな存在なんですかね。山と高原地図でも「金峰山・甲武信」に含まれているだけでタイトルになっていないという。しかもこの地図も縮尺が荒くてイマイチよく等高線の幅とかがわからないという。

序盤からスリッピーな急登,階段が続きます。
もともと登るつもりのなかった山なのでほとんど下調べもしてこなかったんですが,なかなかキツイ。

s-IMG_0582.jpg s-IMG_0584.jpg

山梨での1座目,2座目がそれぞれ雲取山,大菩薩嶺というどちらかというと初心者向きの山だったので・・ホントにキツイんですけど。本日2座目だということもあるんですが。

s-IMG_0587.jpg

尾根に出たので,ちょっとは楽になるかと思ったんですが容赦ないね。まあこれが普通の登山なんだなあ。そういえば水分は1L弱しか持ってきてない(大菩薩で200mL飲んだ1Lのペットボトルのみ)。ちょっぴり不安を抱えながら登って行きます。

s-IMG_0590.jpg
富士見平小屋(10:14)

ここは分岐点になっていて,ここから瑞牆山だけでなく金峰山というこれも僕の知らなかった百名山(山梨の方ゴメンナサイ)に行くことができるため,この二つの山を1日で登っちゃう人も結構いるようです。
僕がときどき参考にさせていただいているJH9IRLさんという方がいらっしゃるのですがこの御仁も瑞牆山・金峰山を1日で登っておられます。しかもソロで福井からクルマを運転して二泊三日で八ヶ岳,甲武信岳,瑞牆山,金峰山を登っているというバケモノぶり。今回僕も2日で3座に登ってみてこのお方のマネはできないなとつくづく実感したわけでございます。

さて,水分を節約するためアクエリアスを二口だけ口に含んで出発です。

ここからは尾根を巻くように平坦な道が続きます。

s-IMG_0591.jpg s-IMG_0592.jpg

なんだよ。
最初だけだったのかキツイのは。
・・・などと想像力の働かない,思考停止しているバカ。

ななんとこの平坦な道が終ると,急坂を下って行かなくてはいけないのです。
ガビーン(死語)。心の中で「おえ〜」と福井弁で叫びます。

s-IMG_0593.jpg

激下り。
激・極虎一家ですよもう(ワケワカメ)。

くだーるー
くだるとうしばー
おりーるー
おりるとうしばー
みんなみんなとうしばー


東芝の歌を思い出しちゃいましたよ(アラフォー以上の人しか知らない歌のはずだ。しかもこんな歌詞じゃありませんからね。)。

半泣き状態で,標高にしてたぶん60〜70mくらい下ると,枯れた川を渡ります。

s-IMG_0594.jpg s-IMG_0595.jpg

ここにはベンチが設置されており目の前に大きな岩が。

s-IMG_0596.jpg

桃太郎岩というらしいです(帰宅後に知った)。
なぜ,桃太郎岩って名づけられているかというとですね,僕の写真では分からないのですがぱっくりと真っ二つに割れているからなのです。えっと・・・現地にいた時には全く気づきませんでした(笑)
だからそういう写真を撮影していないというヘタレ。

ここからが本番。
容赦ない急登が続きます。激下りの後の激登り。
激・極虎一家ですよ(しつこい)。
どんどん岩だらけになってきて・・・

s-IMG_0600.jpg s-IMG_0602.jpg

クサリ場ありーの,階段ありーの,トツギーノ。
なかなか乙女心,いやドM心をくすぐる山じゃないですか(誤解のないように僕は乙女でもないしドMでもないということをいちおう表明しておきたい)。

両手を使って登らなくちゃいけないようなところも増えてきます。
はぁはぁぜぃぜぃ言いながら進んでいくと前方から子供たちの声が聞こえてきます。
遠足だか何だかよく分からないけれどこんなキツイ(しかも危険な場所も結構ある)山に登るのか。先生たちも大変だよなあ。

s-IMG_0605.jpg

程なくして追いついてしまったんですが,登山道は狭くて急坂,また岩だらけでちょっぴり危険なので60人以上を抜くこともできず。最後尾を歩く先生に尋ねてみると小学校6年生ですと。山梨の子供たちはすごいよ(←って思ってたんですけど帰ってから調べてたら東京都内の私立小学校のの生徒たちでしたww)。
もし子供たちのペースが異常に遅ければ,追い抜かせてもらおうと思ったのだけれどそれなりのペースで登っていくから途中でスマホをチェックしたり小休止をとりながら子供たちにつかず離れずついて行きます。僕は見守り隊。

さすがにちゃんとした指導者がついてきているようで,先生たちは無線で連絡を取り合いながら登っております。クサリ場の登り方とかいろいろと子供たちに指示しながら一般の登山者に極力迷惑をかけないように登っているのが傍から見ても分かります。「ご迷惑をおかけします」「いえいえ。僕もちょうどへばってきたところなんでゆっくりついて行きますよ」
子供たちも僕と違ってどことなく上品で(←東京の私立小学生だと分かったから今思えば,なわけですがw),一生懸命山に登っている子供たちをを微笑みながら眺める僕(←言っておきますがロリータ趣味もありませんし,変態でもありません)

前方に巨乳,いや巨岩が見えてきました。

s-IMG_0610.jpg
大ヤスリ岩

すげえな。

登っていくにつれて傾斜はさらに急になり,段差も大きくなってきます。

s-IMG_0612.jpg

ペンキマークや赤テープを見落とさないように登らないとルートを外れてしまいますので注意が必要。

s-IMG_0613.jpg
胎内くぐり

おデブさんのためのバイパスルートもあるようです。

いやいやいやいや。こんな刺激的な山だったとは。
瑞牆山ゴメンナサイ(今回謝ってばかり)。

s-IMG_0617.jpg

大ヤスリ岩直下で,小学生たちは休憩タイム。
ここで追い抜かせていただきます。
これだけの人数がいると挨拶するのが面倒くさい。おざなりなこんにちわ。
「でっけえ鈴つけてるなあ。」などという心無い子供たちのひそひそ声に僕は心を痛めます(ウソ)

s-IMG_0618.jpg

このあたりで首から下げたデジイチをザックにしまいます。

s-IMG_0619.jpg s-IMG_0620.jpg

さすがに↑このレベルの段差になるとデジイチはお荷物。
機動力がまったく違います。

s-DSCF9267.jpg
大ヤスリ岩の向こうに八ヶ岳?

急坂を登り切りました。

s-DSCF9271.jpg

イエーイ。高島忠男です。

ここから山頂まであとわずか(のはず)。


(つづく)




posted by poptrip at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関東甲信越の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

軟弱百名山・大菩薩嶺(山梨県)

7月12日(火) はれ

前日,雲取山を下りた後は,小菅の湯。

s-1468497332486.jpg

ここはいいところでしたね〜。専用の仮眠室なんかもあって1時間ほど休ませていただきました。
その後,いろいろドライブやら観光やらして

s-1468497323973.jpg s-1468497316220.jpg

道の駅甲斐大和で車中泊。20:00前に眠りにおち,目が覚めたのは3:30。
ちょっぴり体の節々が痛みますが行きましょう。大菩薩嶺へ。

大菩薩嶺(だいぼさつれい)は、山梨県甲州市と北都留郡丹波山村に跨る標高2,057 mの山である。奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。日本百名山の一つに選ばれている。深田久弥や木暮理太郎などは、その著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。(wikipediaより)

ええ,こちらはpoptrip認定の軟弱百名山なのでございます。あの一流芸能人であられる釈由美子も登ったという(笑)

暗い中,山道をどんどんクルマで登って行きます。一部すれ違い困難な箇所もありますが基本的には道は広くそれほどの走りにくさはありません。
そして,林道の木々が切れたところで・・・

s-IMG_0466.jpg

「富士山が見えた。富士山が見えたよ!」
クララが立った。クララが立った。みたいなテンションで誰かに伝えたかったんですがあいにくの一人旅。ええ,写真に収めて上日川峠・ロッヂ長兵衛横の登山口を目指します。
なお,僕のポンコツ(死語)なナビではロッヂ長兵衛ではなく長兵衛荘となっておりました(泣)
いや(泣)じゃなくて僕がナビのデータをケチってアップデートしてないだけなんだけど(でもあれ1万円とかいうアホみたいな金がかかるんですよ。イマドキあり得ん!

駐車場は分散してたくさんあります(120台という情報あり)。平日のこの時間なのでガラガラ。先客1台。登山口に最も近いトイレ横に駐車。

s-IMG_0470.jpg s-IMG_0472.jpg
登山口(5:05)

ここから福ちゃん荘までは車道と登山道がほぼ並行しているのですがいちおう登山道のほうを歩いて行きます。

s-IMG_0474.jpg

20分ほどで

s-IMG_0475.jpg
福ちゃん荘

に到着。
ここは共産主義者同盟赤軍派による大菩薩峠事件の舞台になったところでありまして,この事件をきっかけに弱体化した赤軍派が連合赤軍となり「山岳ベース事件」「あさま山荘事件」へと突き進んでいったという・・・まだこのころ僕はちょうど生まれたころで全く記憶はないのですが,テレビのドキュメンタリーみたいなやつでよく映像が紹介されたりしていて,見るたびに本当に信じられない恐ろしい出来事だったとしみじみ思うわけです。

閑話休題。
ここが分岐点となっており,大菩薩嶺に直登するルートと大菩薩峠から周回するルートに分かれます。

map.gif

そしてここでOPP対策を。ええ,突然便意がこのあたりでちょっとアレになっちゃって・・・ふふふ(「ふふふ」じゃねえよ)
ちょっと迷ったんですが,まずは大菩薩峠へ向かうことにしました。

s-IMG_0479.jpg

整備された砂利道のようなほぼフラットな道を歩いて行くと富士見山荘(2016年版エアリアでは休業中の表記あり)があり,

s-IMG_0480.jpg s-IMG_0481.jpg

その名の通り,富士山を望むことができました。

さらに進んでいくと

s-IMG_0484.jpg
勝緑荘(2015年に閉館)

があり,ここ過ぎると道は狭くなり多少傾斜が出てきて

s-IMG_0493.jpg
介山荘

が見えてきます。
介山荘を過ぎるとすぐに

s-IMG_0494.jpg
大菩薩峠

に到着です!(5:54)

右手には

s-IMG_0496.jpg
見事な雲海

が広がり

さらに少し進むと左手に

s-IMG_0503.jpg
大菩薩湖と富士山

富士山以外の山々は雲に隠れて,あるいは霞んでほとんど確認できないのですがもうこれで十分。富士山も裾の方は見えないけれど頂きとその形さえ見えれば,余は満足じゃ(死語)。
Tシャツで登ってきたんですが,風もありちょっぴり寒い。しかしそんなの関係ねえ。ここで富士山をみながらおにぎりをほおばります。

s-IMG_0511.jpg s-IMG_0512.jpg

景色を楽しみながら,写真を撮りながらゆっくりとゆっくりと大菩薩岳を目指して歩いて行きます。せっかちな僕にしてはめずらしい牛歩。だってさあ,前日の雲取山では「何も見えなくて・・夏」のJ−WALK状態だったんですから。

s-IMG_0519.jpg
親不知の頭

s-IMG_0521.jpg
珍しく地面にカメラをおいてセルフタイマーで自撮り

一旦下ります。

s-IMG_0525.jpg
賽の河原

再びそこそこの登りが続きますが,絶景を見てるのであまり気にならないという。

s-IMG_0530.jpg s-IMG_0537.jpg

s-IMG_0528.jpg
金峰山の稜線とその奥に笑っちゃうくらいぼんやりと八ヶ岳が

そうこうしているうちに

s-IMG_0551.jpg
雷岩

に到着です(6:44)。
大菩薩峠あたりからぼんやり見えていた南アルプスの写真をここでご紹介

s-IMG_0541.jpg
農鳥岳〜間ノ岳・北岳〜仙丈岳〜甲斐駒ケ岳

さて,いちおう山頂にも行ってみましょう。

s-IMG_0553.jpg

林の中を5分ほど登ると山頂に到着です(6:49)。
登山口から標準コースタイム2時間20分のところを,1時間45分でした。

s-IMG_0556.jpg s-IMG_0554.jpg
三等三角点 大菩薩(2,056.94m)

これで日本百名山31座目に登頂成功です。
軟弱百名山の名に恥じない(←オレが軟弱百名山って言ってるだけだけどw),ゆるーい山でございました。ってまだ下山してないんだけど・・下山するまでが登山なんですよ(ややこしいな)
気温が低かったせいもあるのですが,ほとんど汗もかかずアクエリアスは200mLほど減っただけ。

ここでIKKO。いや一考。どんだけーっ!
実はこの日も天気が悪いと思っていて,大菩薩嶺に登った後はリニア見学館でリニアモーターカーの実験を見て,富士吉田で吉田うどんを食べて時間があれば昇仙峡あたりを観光して帰ろうと思っていたんですが,富士山を見ていたらもう1座行っちゃおうかと欲が出て来まして・・・よし。もうひとつ登っちゃうか。そうとなったら先を急ごう。

タバコを一本吸ってから下山します(6:53)。
最後に雷岩からの富士山の雄姿を。

s-IMG_0564.jpg

福ちゃん荘に向かって下っていきます。

s-IMG_0563.jpg

なかなかの急坂,しかもガレてるので滑りやすく注意が必要。慎重に慎重に。

しばらくすると樹林帯に入り,

s-IMG_0565.jpg s-IMG_0567.jpg

富士山とはお別れ。

s-IMG_0570.jpg
福ちゃん荘ふたたび

ここから先は車道を。

s-IMG_0572.jpg

登山道には微妙なアップダウンがあるためなんかもうそれがいやで・・・

s-IMG_0573.jpg
ロッヂ長兵衛(7:34)

下りは41分でした(標準コースタイムは70分)。
手軽に絶景が楽しめるという意味では,初心者を連れていくにはとってもいい山だと思います。釈由美子も楽しんでいたようだし(笑)


上日川峠登山口:05:05
福ちゃん荘  :05:23(WC休憩3分)05:26
大菩薩峠   :05:54(休憩8分)  06:02
大菩薩嶺山頂 :06:49(休憩4分)  06:53
福ちゃん荘  :07:22
上日川峠登山口:07:34

獲得標高:490m
歩数  :13,500歩




おつかれっした〜。
さて,次・・行ってみよう。



posted by poptrip at 22:40 | Comment(4) | TrackBack(0) | 関東甲信越の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする