2015年08月26日

別当出合から別山ピストン【中編】

南竜から南縦走路を通って別山を目指します。

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ハクサンコザクラ(僕の好きな花です)

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ここ↑を右に行けばよかったんですが,まっすぐ進んでしまいまして(どっちみち合流するんですけど),

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テン場を通ってしまいました。少し登って下るのでちょっぴり余計な体力を消費。先ほどのソロの女性・・テント張ってましたわ。すげえな。いろんな意味で。

広っぱ(湿地)に出ました。

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チングルマ

このあたりの風景もいいですね〜。
南竜から別山に向かう人は皆無でして。
うんこし放題ですよ!(しませんけど)

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目の前のでかい山。

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油坂の頭

ああ,あそこを登るのね・・
それにどう見ても一旦下ってますよね。
誰か橋をかけてくれないか。1,000円いや2,000円までなら通行料払うから!などという邪心はこれっぽっちも持ちませんよ僕は。下って登る。これが縦走の醍醐味なんだよ。と自分の行動に理由付けをします。

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50mほど下った後,沢を渡り登り返します。

ここからの道がちょっぴり酷い。

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草がボーボボ・ボボボーボなんです。
だからさあ,前回の山でも書いたけど・・露出の多い夏なんだからムダ毛処理はしておきなさいって!水着からはみ出ちゃうでしょ!・・などと山に向かって毒舌を吐くサイテーの男。

草たちはもちろん濡れているので僕のズボンもびしょ濡れ。
濡れそぼった草原(←こう書くとちょっぴりいやらしくなるから不思議)を抜けると恐怖の油坂が始まります。

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キオン/サラシナショウマ・ハクサントリカブト

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ヨツバシオガマ/タカネマツムシソウ

花がいっぱい咲いてるんですけど・・

きついんだな。油坂。

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揺れる木漏れ日 薫る油坂
悲しみに似た 薄紅色


と福山雅治も歌っている(←歌ってません!)この油坂。
ここが今回の山行で一番キツイところでした。
振り返ると白山御前峰が見えるのが唯一の救い。何度も振り返ります。

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しかもとてもマズイことに前方にはガスが・・萎えます。萎えます。
何度も何度も立ち止まり,すこしずつ登っていきます。

油坂の頭(2,256m)に到着したのは9:04。250mほど登りました・・・

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油坂の頭より白山御前峰

ここまで来ると北アルプス・乗鞍・御岳方面も見えるはずなのですが・・

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うん・・・なんか見えるな。さすがにどれがどの山か分かんねえ

そしてこれから登る別山方面は

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オーマイガッ!
まあ覚悟はしてましたけどね・・
かなりへばったので,ちょっと長めの休憩をとります。

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殿ケ池避難小屋と白山釈迦岳/甚之助避難小屋

15分ほどやすんで出発。

ここからは稜線歩き。

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天池

アップダウンの繰り返しで昭文社の地図によると「ガレ・危険」と書かれた大屏風というヤセ尾根へと。

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大屏風

思っていたほど怖いところではありませんでした。まあ落ちたら大けがするのは間違いありませんが,こういうところ他の山でもいっぱいありますから極端に恐れる必要はないかと(個人の感想です)。慎重に歩けば何の問題もありません(個人の感想です)。滑ったり躓いたりしないように。それだけ気を付けて・・

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白山御前峰方面を振り返る

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乗鞍・・かな?

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西側には相変わらずすごい雲海

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ミヤマコゴメグサ/ミヤマリンドウ/カライトソウ

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ちょっと崩落してるっぽいとこもありーの

このあたりで先行者を追い抜きます。
「こんちわ」「はじめて人と会いましたよ!」「ハハハ。僕もです」
この方,南竜にテン泊してチブリ尾根から下山するとのこと。

池があるからでしょうか・・
標高2,200mという高地なのに赤トンボもいるんです!

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登ったり下ったりの繰り返し(急登もあり)に加え,ちょいと左足股関節に違和感があったり(気のせいかもしれない。一度負傷しているから過敏になってるだけのような気も),もうこのへんではヘロヘロです。

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チブリ尾根分岐(10:33)

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石室を越えるとだらだらとした登りが。たいした傾斜じゃないんですけど足取りが重くて重くて。この坂で何度も立ち止まります(情けない)。

そして何とか別山山頂に到着です(10:44)。
別当出合から5時間1分。

鳩ヶ湯から三ノ峰経由で登ったときは約4時間30分でしたが,あのときはかなり飛ばしたもんなあ・・標準コースタイムで言うと三ノ峰経由の方が時間がかかることになってますのであしからず。

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二等三角点 別山(2399.31m)

何も見えず,誰もいない山頂の寂しさよ。
鳥と蝶々とトンボとハエと僕しかいない静かな山頂。

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著者近影

カップラーメンを食べて,たっぷりと体を休ませます。40分ほど山頂にいましたが,結局だれも登ってきませんでした・・orz

この後,僕の登山史に残る大事件が待っているとも知らず,意気揚々と下っていきます。


(つづく)

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2015年08月25日

別当出合から別山ピストン【前編】

8月24日(月)

さて,賤ヶ岳でリハビリ俳句いやリハビリハイクも済ませたことだしちょっと大物に挑戦してみようか。

僕にはあまり山ブログを通じた友人がいないのですが(笑),よく見に行き参考にさせていただいているブログがいくつかあります。彼らのブログを見ていると白山・別山あるいはみつまた山あたりがどうにも熱い。みつまた山は涼しくなってからにするとして今年まだ足を踏み入れていない市ノ瀬方面へ。そうだな,別山にするか。

三ノ峰経由では登ったことがあるので・・チブリ尾根で行くか,砂防新道から南竜経由で行くか。迷いに迷った結果・・・南竜経由で行くことに。よたよた氏が敗退したチブリ尾根のリベンジはまた別の機会に。別当出会から別山の日帰りピストンというのはマイナールートのようです。
白山日帰りは登りがいのあるとても楽しめるんですが早朝3時とか4時に家を出ないといけないというのが一番のネック。起きれなかったら三床山か文殊山にしよう(笑)といちおう目覚ましをセット。

相変わらず導入部分が長いのが僕のブログの悪いクセですが,これは自覚していながら治らないのです。どうもすみません。
あ,そうそう。最近ブログのカテゴリを全面的に見直しまして,今まで「山登り」しかなかった分類を地域ごとに分けました。どうです。本気で山登りに取り組もうという現れですよ。本気なんです!(だれがモンキーやねん!)
それにヤマレコにも記事をひとつだけアップしましたよ。ヤマレコってさあ,なんか記事を登録しないとスマホからまともに記事が読めないんだよね。ヤマレコのシステム自体は僕にはあまり合わないのですが最新情報を得るには便利なサイトなもんでね・・・山に対して本気なんです(だれがモンキーやねん!)

おいおい。このままだと今回の記事,4回にわたってお送りします。っていうようなペースじゃないか。話を先に進めましょう。

3時に目覚ましをセットしたのですが2時50分に自然に目が開いてしまったのでw計画通り別当出合へ向かいます。
コンビニでパンとおにぎりを食べ,トイレをお借りします。ええ,「大」のほうです。聞かれてなくても言います。「大」の方です。

OPP(おなかピーピー)対策は万全と思ってたんですが白峰を越えたあたりでお腹の中で雷鳴が鳴りひびき・・・市ノ瀬のトイレに緊急避難。15分ほどこもっておりました。出し切ったと思って立ち上がるとすぐにまた便意がキターっていう繰り返しが3度ほど(笑)

ちょっとしたOPPトラブルに見舞われましたが,ほぼ予定通り5:20ごろ別当出合手前の駐車場に到着。

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路肩駐車場に車を停め,準備をして出発。
霧雨がひどくて,メガネが曇ります。これはどうしたことかね。

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この予報については,もう何も言うまい。
山の天気ってのはね,プロでも予想ができないんですよ。こうやって外れるかもしれない予想を堂々と公開している勇気をたたえようじゃありませんか。

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登山届を提出し,魔法の黒い塊(正露丸)を飲んで,砂防新道から別山をめざします(05:37)。

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ちょっと登るのを躊躇してしまうようなガースーの中,橋を渡り登っていきます。

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中飯場に着く前に早くも下りてくる人が。聞くとどうもガスがひどいので引き返してきたと・・かまわず進みましょう。カッパを着ないといけないくらいの状況に出くわしたら僕も下山するのですがね。

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花の名前は今回は調べるのが面倒だったので割愛(←オイッ!)
お花に詳しい方は,「なんだよ。コイツ全然花の名前知らないじゃん」と優越感に浸りながら読み進んでください(笑)
花の名前って覚えられないんですよね・・(花に限らず最近は新しいことはなかなか覚えれないんですけどww)

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中飯場(06:12)

別当覗を過ぎたあたりからガスが晴れてきまして

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別当覗(06:46)

甚之助避難小屋に到着すると・・

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甚之助避難小屋(07:16)

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別山と素晴らしい雲海が広がっておりました。
この雲海はすごいね。すごいよ。すごいんですよ。もうちょっと雲が低いとね,雲海の上に福井県の山々のてっぺんが見えてよかったんですけど贅沢は言えません。

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南竜分岐(07:43)

ここまで別当出合から2時間5分(前回は1時間47分でした)。ここ最近の自分の山行を振り返ると前半はかなりいいペースでいけるものの後半になるともうヘロヘロで標準コースタイムで歩くのがやっとというパターンが多いものでなるべく息が上がらない程度の負荷で登ってきたつもり。10人くらいを追い抜き,5人くらいに抜かれたような気がします。

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南竜分岐から別山

南竜ヶ馬場方面へ。
こっちに行く人はほとんどいませんが僕の前後にはソロの女性が2名いらっしゃいました。どちらの女性もオレよりでかいザックで(笑)・・たぶん南竜でテン泊なんでしょうな。パワフルだよね〜草食系の僕には一人でテン泊は無理っす。

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たくさんのお花と別山を見ながらちょっとガレたところを歩いて行きます。このあたりニッコウキスゲもまだ残ってましたな。

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牧歌的,スイス的(勝手な僕のイメージ)な光景が目に飛び込んできます。
エコーラインで白山に登ったことはあるのですがここから南竜方面は初めて。

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展望歩道分岐(08:11)

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クルマユリ,ミヤマキンポウゲ

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ハクサンフウロ,ミヤマダイコンソウ

この辺のメジャーで分かりやすい花はいちおう名前が分かります。ただ,花の名前には明るくないので間違ってる可能性もありますのでご容赦を。

さて,ここまで疲労はほとんどなく快調。お腹の調子も正露丸効果で問題なし。
ただ,さきほどの芸術的な雲海からガースーがどんどん上に登ってきているのが気になります。
予定通り別山を目指します。

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(つづく)



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2015年06月19日

三ノ峰〜別山【後編】

調子こいて当初の予定通り別山に向かいます。

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右手には御嶽山のほかにかろうじて乗鞍岳も見えます。

しかしね,とてもマズイことにどんどん下っていくんですよ。

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そんなに下らなくてもいいじゃん!
って思うんだけどこればっかりはどうしようもありません。
100m以上下りましたな・・・

そして,当然のごとく登っていくのです。

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この登りがまたキツかった・・
疲れてるからなのか足が異常に重たい。それほどの急登には思えないんだけど,もしかしたら結構な斜度があったのかもしれない。いやもう平行感覚がなくなっちゃってるっていうかね。
虫もいっぱいまとわりついてくるんだけど,無視を決め込みます(虫だけに)。ええ,無心になって(ムシだけに)。いやホントにもう虫を振り払う気力もないという・・かなりペースダウンしてるのが自分でも分かります・・・いや想定外でした。こんなにキツイとは。

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ミツバオウレン?にショウジョウバカマ

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チングルマ

コマクサ,チングルマ,シナノキンバイという三つの花の名前だけは僕でも知っていますからね(アハン!じゃなかった,エヘン!)

そして三ノ峰から53分。
平らなところに出ました。

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別山平(2,210m)です。

別山までの道のりがこんなに過酷だったとは。三ノ峰への登りがボディブローのように効いてきているのかもしれません。福井三大急登の名に恥じない攻撃力です。
思わず池のほとりにへたりこみます。

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このあたりにはハクサンイチゲがアホか!っていうほど咲きまくっておりました。咲き過ぎ。加減をしらないハクサンイチゲたち。もしかしたらチングルマも混じっていたかもしれませんがもちろん僕は気づきません。

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名物・御手洗池と逆さ別山

ここで1リットルのペットボトルが空になりました。
休憩中にすごい勢いで登ってくるソロの男性が2人。もちろん僕を抜いて行きます。彼らに遅れまいと出発・・できましぇん。もう少し休まないと動けましぇん。

なんと御手洗池で18分もの大休み。小学校で言うとドッジボールをしにいってしまうような休み時間ですよ(今の子供たちはそういうことしないんだろうね)。
気力をふりしぼって出発します。

相変わらず僕の足取りは重い。ペットボトルが空になったから少なくとも1kgほどは荷物が軽くなっているはずなのに。三ノ峰までの絶好調中畑清です状態がウソのようなペースダウン。先行して逃げ切ることができないまさにぼくはイカンガーのよう・・・

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福岡国際マラソン公式サイトより転載

5分ほど登ったところで振り返って

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御手洗池と三ノ峰

ここから200mほど登るんです。

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左手にはチブリ尾根。

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赤いのがチブリ尾根避難小屋

この避難小屋の通称は「スタジオチブリ」。天空の城ラピュタとの関係も深い・・・ということは決してありません。

急登と羽虫の攻撃が続きます。耐えがたきを耐え忍びがたきを忍び,一歩一歩進んでいくのですが,当然のごとくペースは上がりません。息を切らしながらゆっくりとゆっくりと登っていくと・・

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標柱がありました。
ここを右に折れるとすぐに別山神社,そしてその先には

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別山山頂があります。ヘロヘロになって到着したのは10:18。
三ノ峰から1時間40分でした(標準コースタイムは2時間)・・・登山口からは4時間28分。

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二等三角点 別山(2399.31m)

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山頂には御手洗池で僕を追い抜いて行った二人がたたずんでおりました。

Aさん「登山口から3時間30分でしたよ。二人ともそれくらいで登ってきたんでしょ」
Bさん「いや私は4時間をギリギリ切るくらいで」
ワタシ「ぼぼっぼぼぼくは,4時間半くらいでした・・(なんか恥ずかしい)」

なんか恥ずかしいタイムに見えますが標準コースタイムは6時間ですから・・
化け物だ,この人たちは!マトモじゃない!
まあ平日に別山までひとりでやってくるような人たちにマトモな人はいないよね(笑)

カップヌードルを食べている間にガスがどんどん上がってきてあっという間に白山が見えなくなりました。僅かな時間だけでしたが目の前に白山が見れただけまだ運がよかったよ。

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白山方面

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三ノ峰方面

別山山頂でも虫のウザさは変わらず。カップヌードルの中に飛び込んで来ようとする勇者までいるんです。ここまで虫の多い山はあんまりないんじゃないの・・
僕にしては珍しくたっぷりの休憩をとって引き返すことにします。

11:00に別山山頂発。
風も出てきたため別山平の御手洗池では逆さ別山は見れず,あっさり通過。

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ハクサンタイゲキ

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本日二度目の三ノ峰山頂着は11:59。
ガースーがゴイスーで別山や三ノ峰避難小屋すらも全く見えないという・・・

ちょこっとだけ休憩して出発します。
ここから六本檜までの下りでは登りの時には咲いていなかったニッコウキスゲが10株ほど咲いておりました。

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ある程度下るとガスはなくなり

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赤兎山,大長山,経ヶ岳,荒島岳などを前方に見ながらの稜線歩き。
足が棒のようです。やっぱ片道9kmという距離は思った以上に足に負担がかかりますわ。

六本檜で休憩をとり,登山口に着いたのは13:56。別山から2時間56分,三ノ峰からは1時間47分でした。


【実績行程】
上小池駐車場 05:35
登山口05:50
六本檜 06:43(休憩6分)
第二ベンチ07:55(休憩8分)
三ノ峰山頂08:38(休憩10分)
別山平09:31(休憩18分)
別山山頂10:18(昼食休憩42分)
三ノ峰山頂11:59
六本檜09:31(休憩4分)
登山口13:56
上小池駐車場14:10

登り:4時間43分(休憩32分含む,駐車場から)
下り:3時間10分(休憩4分含む,駐車場まで)
標高差:1,470m
歩数:約39,200歩





僕のGPSロガーはなぜか距離が1〜2割短く記録されるんです。たぶん実際は18km程度歩いていると思われ・・・やっぱ往復10〜15kmくらいが適度な運動だとひ弱な僕は実感しました。
秋にでもリベンジしようかと・・秋は羽虫がいないからね!


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2015年06月18日

三ノ峰〜別山【前編】

前々から行きたかった,上小池からの三ノ峰・別山。
三ノ峰までは行ったことがあるのですがそこから先の別山は未知の世界。
天気予報は快晴ではなかったものの6月15日(月)に,休日出勤の代休をとり出陣。

3:30に自宅を出て上小池駐車場には5:20ごろに到着。上小池までの道もまあ走りやすい道ではありませんが許容範囲。

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登山届を提出して,出発です。最初は下っていきまして(これがもったいないよなあ・・)15分ほど歩くと登山口です。

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5:50 アタック開始

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チゴユリ

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モンキチョウ/ユキザサ

階段を上り,林を抜けると六本檜まで急登が続きます。面倒くさいので詳細は省きますが(←オイ),この急登はなかなかやっかいです。
前回は飛ばし過ぎたという反省があり,また今回は別山まで行くつもりなのでできるたけ体力を温存しておきたい。ということで抑え気味に息が上がらない程度の負荷で登ってきたのですが前回よりも2分タイム短縮(笑)
登山口から53分でした・・・うーん。

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六本檜から別山方面

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大野方面・・荒島岳はガスの中

三ノ峰の楽しさはここからです。
六本檜までの登りはただの作業ですから。

そう,この時期の三ノ峰の楽しみのひとつが虫と戯れること(ウソ)
休憩していると耳やら首に小さい虫がとまります。うっとおしいことこの上ない。
噂には聞いてましたがなかなかの酷さ。
この虫たちとの共生はこのあと,別山に登り再び六本檜に戻ってくるまで続くことになります・・・

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アカモノが群生しておりました。

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ギンリョウソウはこの3本だけ発見。これ三床山で何度か見たことありますね。

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さあ,気持ちの良い,そして過酷な稜線歩きが始まります。これが三ノ峰の醍醐味。

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イワヒバリ・・かな

このオレに見つかっちゃうとはなんてマヌケな鳥なんだ・・・

稜線に出ると,そこそこの急登がずっと続くものですから大変なんですよ。これが福井三大急登とも言われる所以。ロープが必要なほどの急登ではない,でも確実に疲労が蓄積し体力を奪っていくのです。

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コバイケイソウ

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イワカガミ

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白山が見えてくるとベンチがありますのでここで2度目の休憩をいただきます。

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7:55 第二ベンチ

登山口から2時間5分。いやあここまでは快調ですよ。
ほとんど立ち止まることもなくやってまいりました。三大急登ってこんなもんだったっけ?余裕のよっちゃん(死語)だったんですけど・・と思ってたんですけどここからがキツかった。

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強敵・打波の頭への急登

花の撮影会と称した立ち止まりが増えてきます。冗談はよし子さん(死語)と言いたくなるような急登。
とにかく見たことのない(今まで見たことがあったけど気づかなかっただけかもしれない)花を見かけると立ち止まって写真を撮ります。これは休憩ではないと自分に言い訳をしながら。
足を大きく上げなきゃいけないようなところで思わず「よっこいしょういち(死語)」と声を上げずにはおれません。思考回路もショートして死語を連発したくなるってもんです。

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右手には県境の山々・・願教寺山,よもたろう山,日岸山,薙刀山

僕は学生時代に山登りのサークルでいろいろと山に登ってたんですが,当時からお花と言うものにほとんど興味がなく,コマクサくらいしか同定できないわけで(名前だけはいろいろ聞いたことがあるんだけど・・・)。ということで今回は頑張ってネットでお花の名前を調べまくりました。今回のブログ記事はいつもよりもすげー時間がかかっているのです!!エヘン(←自慢するところじゃない)

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ツマトリソウ,キスミレ

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グンナイフウロ

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ハクサンイチゲ

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ハクサンチドリ

市毛とか千鳥とか芸能人の名を冠した花がいろいろとあります(←違います)

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ハクサンコザクラ

でた〜っ!
ハクサンコザクラ!!

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poptripの切手コレクションより

何度も書いていますが80年代は切手収集と言うのは超オサレな趣味で,今でいうとカフェめぐりのような・・(以下略)

上画像(右)にあるシナノキンバイも咲いていたようなのですが,黄色い花ってたくさんあって・・・ミヤマキンポウゲとの区別がつかなくてですね(泣)
だいたい同定できるような特徴を撮影した写真がないんですよ・・ガハハ。

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ミヤマキンポウゲ(だと思う)

だいだい僕は人の顔を見分けるのもあまり得意じゃなくて,PUFFYのアミとユミの区別が未だにつきませんからね。モー娘。のカゴとツジの区別はできましたけど(笑)
人間が学校や会社では名札をつけているように,花にも名前を書いておいてほしいと思うんです。また,三座同定しやすいように山にも名前を書いておいてほしい(ウソ)

そんな感じで(←どんな感じだよ)休み休み登っていると

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標柱が見えてきた

ここを過ぎると左に巻いて行き,5分ほどで避難小屋です。

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避難小屋

別山も見えます。

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三ノ峰と別山

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右手には御嶽山も見えます

とりあえず三ノ峰山頂を目指します。
ここからは緩やかな上り。

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三ノ峰山頂(2,128m)

登山口から2時間48分でした(標準コースタイムは4時間10分です)。
前回から遅れること4分。

抑え気味で登って来たから体力も気力も十分。ちょっぴりの休憩をとり,別山に向かいます。


(つづく)

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2014年11月02日

三ノ峰〜刈込池【後編】

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とりあえず避難小屋に向かって下って行きます。
岐阜県側からは相変わらずガスがどんどん流れてくるのです。

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避難小屋付近から三ノ峰と別山方面

避難小屋でトイレを済ませます。

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福井県の山々を見ながら,快適な下りです。
登るときはあんなに苦労したのに・・・

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稜線の何ヶ所かは足を滑らすとヤヴァイところもありますが,慎重に歩けばノー問題。

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岐阜県境方面

休憩は六本檜で1回のみ。

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10人くらいの人とすれ違ったかなあ。

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登山口到着(11:34)

山頂から1時間41分でした。
そのまま休憩なしで左に進みます。林道を上り,時計回りで刈込池を目指そうと。
白山の観光新道の下りと比べたら歩きやすかったとは言え,かなり疲労がたまっている状態でこの林道の登りはなかなかこたえました。たいした傾斜じゃないんですけどね・・・上下ジャージでスニーカーのオッサンに軽く追い越された時にはちょいと負けん気が出かけましたが,いかんせん体力の限界。引退時の長嶋茂雄状態で,全くついていくことができず。
そして林道を下りてくるたくさんの人。今日は平日だぜ・・それにこの人はどうやってやってきたんだろう?駐車場のキャパはこんなにないはずだけど。多分池につくまでに30〜40人の人とすれ違ったんじゃないかなあ。

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橋を渡ると,

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こんどは急な石段を登って行きます。
ここでも下りてくる人が多数。高齢の人が多いため,すれ違うにも時間がかかります。

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ご覧の通り,かなり急な階段です

この石段を登り切るとようやく平坦な道になり,ほどなく刈込池に到着です。

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それにしてもすごい人の数です。
繰り返しますがこの日は平日です。
土日は大変なことになっていることが想像に難くありません。

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なんか池は枯葉が堆積しててあんまり綺麗じゃないんだけど・・・
もう終わりかけなんじゃ。

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刈込池と三ノ峰

人が多いので写真だってゆっくり撮っていることができません。池に映る三ノ峰というのがお約束の構図なんでしょうけれど・・人が写りこまないようにするのに苦労しました(だからイマイチな構図となってます)。
また,日がさしてくれないと池はとっても暗いので,太陽が出てくるのを待ったりと(その間に昼食のコンビニおにぎりをほおばる)・・苦労した割には思ったような写真も撮れず,残念な結果に終わりました。

もっと粘っていればいい写真も撮れたのかもしれませんが,僕には胆力が備わっていない。せっかちの鑑みたいな存在なもので。まあ写真にそこまで拘りもないしね。

駐車場に向けて歩き出します。前述の通り池を一周する形で時計回りにいくルートです。
ここからは階段地獄。まさに地獄と言ってもいいでしょう。登ってくる人はみんな死にそうな顔をしてます。下る方も膝に優しくない段差の大きい階段なので(登ってくる人から見たらかなりの急登だ),また泣きそうになりながらゆっくりと下って行きます。

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後半は石段で,後ろを振り返るとこんな感じ

橋を渡ってなんとか林道までたどり着きます。

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686段って・・

刈込池をなめたらあかん!

できれば山に登るような恰好で,山に登る気持ちで来ないと大変な思いをすると思います(標高差は180mくらいありますので)。

そして林道から駐車場まではまた登り道。もうね,ヘロヘロ大魔王ですよ,僕は。足取りは戦地から帰ってきた帰還兵のようです。駐車場でたっぷりと休憩を取り,車に乗って帰ろうとするんですが・・・・路駐の嵐。まいりました。

ただでさえ狭い道(路駐がなくてもすれ違えない区間もたくさんあります)にずらーっと路上駐車のクルマが並んでいるんです。平日でこの状態ですからね・・土日祝日はこの路駐がさらに凄まじさを増しすれ違いが大変で大渋滞となり国道に出るまでに1時間30分以上もかかったというブログも読みました。恐るべし刈込池。OH!テリブル刈込池!

僕の場合,三ノ峰には紅葉時期をはずした秋に登るのがいいのかな。夏はお花は見れるみたいだけどあんまり興味がないし,暑いし(ドリンクをいっぱい持ってかなきゃいけないから荷物も重くなる),虫はうざいし。

この日の夕方のおじゃまっテレで「刈込池が紅葉真っ盛り。3連休は見ごろ」みたいに放送されてましたが・・

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これ,けっこう前に撮影したやつじゃねえの!ってツッコミたくなりましたよ。いろんな大人の事情が垣間見えた気がしました。



【実績行程】
上小池駐車場06:20
登山口06:34
六本檜07:29(休憩08分)
第二ベンチ08:38(休憩10分)
避難小屋09:11
三ノ峰山頂09:18(休憩35分)
六本桧10:55(休憩05分)
登山口11:34
刈込池12:06(昼食休憩15分)
上小池駐車場12:56

登り:2時間58分(休憩18分含む)
下り:3時間03分(刈込池経由,休憩20分含む)
歩数:約32,000歩
標高差:1,240m
歩行距離:12.4km





posted by poptrip at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白山・別山・三ノ峰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする