2014年10月31日

三ノ峰〜刈込池【前編】

平日に休日出勤の代休をいただきまして三ノ峰へ行ってきました。ついでに紅葉目当てで刈込池も。

6時過ぎに上小池駐車場着。
先客は10台近く。三ノ峰への登山者より刈込池への登山者がほとんどのようです。
登山届を出して出発です。

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無情にもここから下っていくのです(泣)
5分ほどで林道にぶつかり左へ進み10分ほど歩くと登山口があります。

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登山口(6:34)

いきなり階段の急登が始まります。

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下ったと思ったらさらにこの仕打ち。この山はよくないね(笑)
一部マニアにはたまらないのかも。

しばらくするとなだらかな道になりベンチのある場所(山腰屋敷跡)に出ます。

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まだ駐車場から25分ほどしか歩いてないので休憩はとらずスルー。

林の中のなだらかな上り道が急登に変わりそこを登り切ると六本檜に到着です。ここの登りはなかなかイケてます(あ,キツいってことですからね)。

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登山口から55分。
ちょっととばしすぎたかな・・

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三ノ峰

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荒島岳,部子山

ここで1回目の休憩。
10分ほど休んでここで出会ったおじさんを抜き去りpoptripが先頭に躍り出ました(別に競争しているわけじゃあないんですが)。

ここからは稜線歩き。

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しばらくなだらかな道が続くんですが,この後が酷い。
ずっと急登が続くんです。急登は続くよどこまでも。
足が数キログラム重くなったように感じます。ここが福井三大急登ってやつのひとつなのかね。
しかも強烈な横風に耐えながらのこの登り道は・・いままで登った山の中でも20本の指に入るキツさ(←20本って多すぎるだろ!)。まあだいたい他の19本がどこかと尋ねられても口ごもってしまうんですが。

たまらずこのベンチで休憩をいただきます。

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このあたりまでくると白山が見えるようになりました。

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先週登った大汝峰と御前峰

ここからもしつこいくらいに続くんですよ。この急登が。老人の切れの悪いおしっこのようにいつまでもつづくんだよ(←またシモネタじゃねえか)

いつものごとく泣きそうになりながら,何度も何度も立ち止まりながら急登を登り切ると

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避難小屋まで250m

の標柱。
なんかね,このルートの標柱はみんな新品同様でございました。最近補修がおこなわれたようです。ここから左へトラバースすると

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避難小屋に到着です。
とりあえず,ここは通過して山頂へ行ってしまいます。

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右側からどんどんガスがあがってきております・・

小屋から山頂まではゆるーい登りで10分弱。

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三ノ峰山頂(2,128m)

途中の道標はとっても立派なんですけど避難小屋まわりとこの山頂の標柱だけはひどいね。三流以下の山と変わらないじゃないですか。なんでここにはお金をかけなかったんだろう?

登山口からは2時間44分でした。はぁ・・つかれたし。それに目の前にあるはずの別山がガスで全く見えねえんだよ!!!!!

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「なんじゃこりゃあ」って封印していた松田勇作のモノマネも思わず出ちゃうってもんです。

ただ,時間はたっぷりあるのでコーヒーを沸かしてガスが晴れるのを待つことにします。

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見えそうで見えない。
究極のチラリズム。
別山ちゃん(←勝手に性別は女性とした),なかなか男心をわかってるやないか。
じらし作戦だよ。想像力をかきたてるテクニシャン。

お前は武田久美子か!それとも矢部美穂か!渡辺美奈代か!ってツッコミたくもなるもんです!

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しかし,待つこと23分。
ついに別山ちゃんのバストトップを僕は目にすることができました!

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違う意味でコーフンしました。

望遠レンズで撮影した写真をよく見てみると,白山のバストトップ,いや山頂にはたくさんの人が見えましたが,別山ちゃんのほうは・・・

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誰もいない

そんなじらし作戦なんかするからだよ!策士策に溺れるとはまさにこのこと(ホンマかいな)

・・・なんか今日のブログ記事,こわれかけてるな。

まあマジメな話,この日は平日だし,この早い時間に別山まで登るとしたら相当早く出発しないといけませんからだれもいなかったんだと思います。三ノ峰だってぼく一人しかいないんだから。


さて,御嶽山やらアルプス方面はガスの中で全く見えないのですが,福井県側は晴れておりまして。

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経ヶ岳,赤兎山,大長山

山頂でたたずんでいたらソロの男性が二人のぼってきました。おひとりは別山まで行かれるとのこと。僕も時間的には余裕があったんだけど別山に行った後に刈込池をまわる自信がないし,ガスがひどいのでパス。

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これ以上待っててもアルプスとかが見えそうな雰囲気はまるで感じられないので下山することにします。


(つづく)


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2014年10月28日

白山#2(エコーライン〜大汝峰〜御前峰〜観光新道)【後編】


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室堂に向けて整備された道を下って行きます。

山ではすれ違う人とあいさつをすることが一般的なんですが(なぜか朝でも「こんにちは」であることが多い),すれ違った若い何人かの女性が「アニョハセヨー」って元気よく向こうから挨拶して来てくれました。僕はもちろん「こんにちは」と日本語で挨拶を返しましたがw
僕が転びそうになったらとっさに手を差し出してくれた女性も。いやあ,韓国からやってきてこんないい日に登れてほんとうによかったね。

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御前峰から室堂までは19分。僕はあんまり下りが得意じゃないんだけどなんかまだ好調が持続しているようです。この調子なら観光新道で下ってもいけそうな気がするな。とりあえず黒ボコまで行って考えることにしました。室堂でしばらく休憩を取り,トイレを済ませ(小のほうですから!),出発です。

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黒ボコ岩(分岐)

ちょっと悩みましたがまだ余力があった(ように感じた)ので観光新道を通って下山することにしました。

しかし,この道は最初から最後までずーっと歩きにくかった。
もう二度と歩きたくないね,正直・・・いやどこにでもある普通の登山道なんですけどね。砂防新道を一度でも歩いちゃうとね,ここはちょっと・・・登りだともう少し楽なんだろうと思うけど。

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ガレ場あり,階段あり,石畳ありとバラエティに富んだ道ですが疲れた体にこの不規則な段差と目まぐるしく変わる道の状態変化に足はガクガクです。

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えっと,この小屋・・10月15日にはできあがってなきゃいけなかったようなんですが。
まあ,このコースを歩くことは二度とないだろうからいいんだけどw

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右に白山釈迦岳が見えてくる

このあたりではもうヘロヘロのバテバテ。
もう惰性で下っているという感覚に近い。ただこういうときにけがをしちゃいそうなので神経は使っていたと思います。

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仙人窟っていうらしい(後で調べて分かった)。
カップルの男子が上に乗り,下から女子が写真を撮ってました(←この表現。ちょっとエロいかもww。正確には男子が岩の上に乗り,岩の下から女子が写真を撮っていました)
楽しそうでいいなあ,コラァ。と思ったりはしませんよ,僕は。ええ,1ミリも思いません。二人で並んだ写真をお撮りしましょうかと声をかけたりもしませんけどw
このあたりで10分ほど休憩します。

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ちょうどここが室堂と別当出会の中間点のようです

ここをくぐるときに思いっきり頭をぶつけてしまったのは,ここだけの話。
でもね,僕のほかにも頭ぶつけたおマヌケさんはぜったいいると思うんだよね。カミングアウトしないだけで。

ここから先は階段地獄。
長い長い階段が続きます。

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分岐を過ぎると,傾斜が急にきつくなります。段差も均等でない階段(のようなもの)にギブアップ寸前。
しかし,このあたりから紅葉がね・・綺麗になってきたんですよ。写真を撮りながらペースダウンして慎重におりていくことにしました。

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そして14:27。
室堂から2時間13分で別当出会に無事到着・・・

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ここから駐車場まではもう老人の散歩みたいなペースで,よたよたと下って行きます。別当出会〜駐車場間は登りは5分だったのに下りは7分かかったという(笑)

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駐車場から別山方面

別当出会の紅葉はピークだったようで,このあたりを散策するだけの一般人もたくさん見かけました。林道でも別当出会に登ってくるたくさんのクルマとすれ違いました。

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来るときは暗くて気づかなかったけど,林道の紅葉もすばらしい。
何度か車を路肩に止めて写真を撮りました。

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帰りはドケチな僕も疲労度マックスのため福井北〜鯖江までは高速道路を使用。
2時間かけて鯖江まで帰ってきて自宅付近のビュースポットから白山を。

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白山っていい山だということを改めて気づかせてくれた今回の山行。いろんなコースがあるし,周りの山への縦走とかいろんなことができそう。
ただね,早朝出発がやはりキツイ。前日夜10時にベッドに入ったって結局12時くらいまで眠れないもんね。
それと,携帯・ネットがほとんどつながらないのがちょっとね。せめて室堂くらいはちゃんとつながるようにしてほしいと・・・auさん,がんばってね!


【実績行程】
別当出会06:19
中飯場06:48(休憩03分)
甚之助避難小屋07:43(休憩09分)
南竜分岐08:06
エコーライン分岐08:17
室堂09:22(休憩21分)
大汝峰山頂10:33(休憩14分)
翠ヶ池11:10
御前峰山頂11:35(休憩08分)
室堂08:17
室堂12:02(休憩09分)
黒ボコ岩12:27
仙人窟13:22(休憩12分)
別当出会14:27

歩行時間:8時間08分(休憩1時間34分含む)
歩数:約39,500歩
標高差:1,450m
歩行距離:14.4km


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2014年10月27日

白山#2(エコーライン〜大汝峰〜御前峰〜観光新道)【中編】


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鳥居をくぐって出発です。
しばらく歩いてから分岐を左方向・大汝峰方面へと向かいます。

ガレた道をペンキマークを頼りに進んでいきます。

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右手に御前峰(ごぜんがみね)を見ながらなかなかキツイ登りです。
しかしようやく登山らしくなってきました。正直言って白山って2,700mもの高峰なのに,道が整備され過ぎていてですね,物足りなさもあるわけです。

なだらかなハイマツ帯までくると目の前に

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大汝峰

が姿を現します。

そして,右前方に雪が。

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これが千蛇ヶ池なのかなあ。
先日の初冠雪の時に積もった雪ではなさそうです。

今回はいちおう雪が残っているかもと思って軽アイゼンを持ってきたし,寒さ対策としてフリースやら厚手の手袋やらも持ってきたんですけどね,そんなものは全く不要。逆に暑くて暑くて・・・半袖のかたもいらっしゃいましたからね。

左手にも池が。

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奥には,日本海も見えます。
翠ヶ池・白山山頂方面への分岐を過ぎさらにしばらく行くとさらに分岐があり,

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書いてある距離数が(笑)

自動車の道路の案内標識じゃないんだから。○○まで8.8kmとか18kmとか・・歩く奴いるのかね。いるんだよ!これが。化け物みたいな人,いっぱいいますからね〜ww

ここを直進して大汝峰へ。

えっと,ここからはちょいとした岩登りで楽しいです。

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ちょっとしたアルプス気分を味わえます(多少危険かも)。両手を使わないと登れないような箇所がありますが,崩れやすいというわけではないので慎重に登れば全く問題ありません。
白山にもこんなところがあったんだね。

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山頂が見えてきた。
ここまできたらあとはラクショーです。

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大汝峰山頂(2864m)

三角点はありません。
室堂から50分かかりました。

山頂はかなり広く,360度の大パノラマを楽しむことにします。
そして,ここでも僕一人。ここでもうんこし放題(だからしないってw)

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山座童貞してみます。
あ,失礼。山座同定です。

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御嶽山の右には,中央アルプス,奥に赤石山脈

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御嶽山の左には南アルプス(とんがってるのが甲斐駒だと思うんだけどなあ・・)

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乗鞍岳,その右には八ヶ岳

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槍・穂高連峰

常念岳から大キレットの向こうに白山が見えたんですが,こちらからは常念岳は見えませんでした。どんなに目をこらしても,目を細めても。

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左から薬師岳,水晶岳,野口五郎岳,黒部五郎岳,鷲羽岳,三俣蓮華山,双六岳(どれがどれかはご想像にお任せするw間違ってるかも知らんので)

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立山

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白馬・剣

・・・疲れたのでこのへんにしておいてやる(←コラ!)
あとは,自分で同定してみてくだされ(平成無責任男)。

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別山方面

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金沢方面・・かな

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銀杏峰とか荒島岳とか能郷白山とか伊吹山とか

そして最後を飾るのが・・・

これです,これ↓。

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大汝峰からの翠ヶ池・剣ヶ峰・御前峰(左奥には御嶽山)

こんな風景をひとりじめなのです。
たぶん御前峰から見える景色と遠望はほとんど変わらないので・・大汝峰のほうが空いているからオススメです。山頂も広いし。

大汝峰に登る途中,そして頂上についてからもなんですが,2,3度岐阜県警のヘリコプターが御前峰のほうへやってきてホバリング。なんか大事故でもあったんだろうか。

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今から大汝峰を下ってあそこを上ろうと思ってたんだけど・・・なんか気味が悪いよなあ。昭文社の地図ではいちおう危険マークもついているルートだし。

一旦大汝峰を下ってからどうするか考えよう。
慎重に下って行きます。

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まあとりあえず,翠ヶ池まで行ってみることにしようか。

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池の近くにあった看板の写真を加工しました

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血の池

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翠ヶ池

この辺りまで来たらようやく人とすれ違うようになりました。
向こうからやってくる人にさっきのヘリコプターのことを聞いてみたら
「ああ,あれは岐阜県警の訓練らしいですよ。道はちょっと崩れやすいけれど全然普通に歩けますよ」とのこと。
なんだよ!ビビらせやがって!(←オレがビビリ君なだけなのだがw)

ということで御前峰まで登っちゃうことにしまーす。

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紺屋ヶ池と剣ヶ峰

剣ヶ峰には地図上の登山ルートはないのですが登れないこともないようで,若者たちが何人も登って行きました。いや僕もあと10歳若ければね・・もしかしたら登ってたかもしれない。

さて,御前峰へ登頂開始です。

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登っている途中,右手に油ヶ池が見えます。

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ガレガレの道をペンキマークに従って登って行きますが,全然普通に歩けますな。

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稜線に出たらもう山頂は目の前です。

山頂付近は人だかり。
ちょっとうんざりですが仕方がありません。

11:36 白山山頂(御前峰)に到着。大汝峰から50分でした。

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一等三角点 白山(2702.14m)

三角点と標柱は記念写真を撮る人が順番待ち。
どの角度から撮っても人が写っちゃうような状況なので,遠くから適当に写真を撮って華麗にスルー。

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御前峰から大汝峰・紺屋ヶ池・剣ヶ峰

ここからももちろん御嶽山が見えます。
そしてみんな御嶽山を見て,いろいろと話をしているのが耳に入るわけで・・

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白山も御嶽山も信仰の山であり,またどちらも活火山であるという共通点があります。白山は1659年以来噴火しておらずそろそろなんじゃねえかって言う人もいるんですよね。
「石川県と岐阜県にまたがる白山(標高2702メートル)は、「活火山」だ。2009年に気象庁が、常時観測すべき全国47の火山の一つに指定した。専門家は「次の噴火の周期がいつ来てもおかしくない」と警鐘を鳴らす。 朝日新聞デジタルより)
白山も火山だということを心に留めておかなければいけないのです(だからと言って何ができるわけではないのですが少なくとも登山届だけは必ず出すようにします)。

さて,人が多すぎて落ち着かないので(韓国人の団体さんもいらっしゃいました),さっさと下りることにします。景色は大汝峰で十分堪能しましたので。

(つづく)

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2014年10月26日

白山#2(エコーライン〜大汝峰〜御前峰〜観光新道)【前編】

ひとり白山。

前回の白山はおばちゃん2人を引き連れていたため制限事項がたくさんあって(笑),標準コースタイムを大きくオーバーしてしまったんです。僕一人だとだいたいどこの山に行ってもコースタイムの7割くらいで歩けるのでいろんな選択肢が増えるんですよ。

ということで今回は前回の砂防新道往復ではなくていろいろオプションをつけてみることにしました。まあ実際歩いてみて体力と時間によってコースを決めようということでとりあえず砂防新道を登って行くことにします。

駐車場には6:00過ぎに着いたのですがもうほぼ満車・・危なかったよ。

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登山届を出して別当出会を出発(6:19)

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吊り橋を渡り,よく整備された登山道を登って行きます。
序盤の階段攻撃はなかなかの強敵なんですが距離が短いのでなんなくクリア。

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振り返るとモルゲンロート(山の名前は分からない)

あ,モルゲンロートってのは登山用語で「夕日が山肌や雲に当たり赤く染まること」です。ほら,ほかのブログとかでこういう専門用語使ってるの見るとね・・オレだって使ってみたくなるんですよ。テヘヘ。
ちなみに登山歴は長い僕ですがこんな単語は知りませんでした・・orz
だって以前も書いてますが僕の登山に関する知識・情報はほとんど25年前のものですから。だって老化の進んだ僕の脳ミソでは新しい単語ってなかなか覚えられないんですよ(笑)

中飯場で休憩したあとは一気に甚之助避難小屋まで休憩なしでいっちゃいます。別当覗も通過。
ええ,この日の僕は何かね・・調子よかったんですよ。やっぱね,お腹の調子がいいとすべてが調子いいってことなんです!山でうんこの心配をしなくていいってことは本当に素敵なことなんです!と声を大にして言いたい(←誰にだよ!)。

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甚之助避難小屋(7:46)

甚之助避難小屋まで来ると,別山や福井県の山々(赤兎,経ヶ岳など)が見えるようになります。前回はガスっててなにも見えなかったので・・ちょっぴり感動。

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5分ほど休憩して出発です。

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さて,南竜道分岐まできてちょっと悩んだ結果・・エコーラインから登ることにします。前回は最短コースで室堂に行ったんだけど今回は時間的にも体力的にも余裕あるし,ちょっと遠回りでもいいやと。

分岐からしばらくはちょっとガレたところや段差の大きいところもあって歩きにくかったりもしたのですがまあ許容範囲内です。

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分岐から10分ほど歩くと右手奥に南竜山荘が見えてきます。
なんか牧歌的でいい雰囲気ですね〜。

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そしてほどなくエコーライン分岐に到着。
一瞬,展望歩道のほうへ行ってみようかとも思ったんですが思いとどまり素直にエコーラインを登ることにします。

石の敷かれた道をジグザグに登っていくのですが・・・

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ここが意外とキツかった。ここまで小休止しかとってなかったので疲労が蓄積していたのかもしれない。もうあるけまえしぇん。と,御嶽山や北アルプスが見えてきた地点(標高約2,230m)で本格的な休憩をとることにしました。しかし,このルートでは誰とも会わなかったなあ・・

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左から槍・穂高連峰,乗鞍岳,御嶽山,手前には南竜山荘

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御嶽山は相変わらず・・

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とにかくホントにマジでリアルにだーれもいないので,広場でもなんでもない道のど真ん中を占領して休憩させていただきました。うんこだってし放題ですよ(しませんけど・・・あ,途中でおならはしたかもw)

ここで行動食にはじめて手をつけます。

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ハイ,ぼくは「きのこの山」派なんです。「たけのこの里」のほうが人気があるという事実に実は大変な憤りを感じていたりします(ウソ)

たっぷりと休憩を取り,歩き始めます。
右手に御嶽山,乗鞍岳などを見ながらしばらく登っていると(槍・穂はしばらくして山の陰に隠れ見えなくなります),しだいに傾斜は緩やかになり,

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白山の山頂や室堂が見えてきます。

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そして弥陀ヶ原。
大草原です。

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木道も現れました。

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木道の脇の水たまりは凍りつき,なんか霜柱はマロニーみたいになってます。思わず霜柱に手を伸ばし,食べたくなる・・ww

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砂防新道と合流するとすぐに恐怖の五葉坂が待っています。

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ハイマツ帯を登っていくこの五葉坂。傾斜はそれほどでもないんだけど・・疲れた体にはこたえます。前回はここでおばはんがダウンしちゃったんだよな。

15分ほどかけて,この五葉坂を登り切ると

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室堂到着(9:22)

エコーライン経由で別当出会から室堂まで3時間3分でした。

山荘は今シーズンの営業を終了しておりまして,ベンチも片づけられていたのでその辺の地べたに座り込んでお湯を沸かし,おにぎりとコーヒーで簡単な昼食をとります。

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意外と人はまばらです。スタートは出遅れたんですがエコーラインを経由してずいぶんと他の登山客を抜き去ったんじゃないかと(笑)

昭文社の「山と高原地図」を広げ,地図とにらめっこをしてコースタイムを計算した結果・・・白山の山頂(御前峰)ではなく,大汝峰(おおなんじがみね)を目指すことにします。
あ,そういえば昔は山で休憩しているとほとんどの登山者が地図(昭文社の地図と国土地理院の2万5千分の1図)を確認していたんですが,最近地図を見ている人ってほとんど見かけませんね・・まあ登山道がよく整備されて地図なんて必要なくなったのかもしれません(特に白山の砂防新道は道標も何か所もあり,すばらしくよく整備されている)。


(つづく)

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2014年06月26日

白山 砂防新道【後編】

黒ボコ岩からしばらく歩くと平坦なところに出ます。

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弥陀ヶ原

ここ,陽当りが悪いというわけでもないのになぜか雪が残っています。吹き溜まりかなんかになってて積雪量が多いのかもしれません(テキトーな考察)。

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ジェット機が飛んでいきました

美しい風景を眺めながら弥陀ヶ原を抜けると最後の登り(五葉坂)がまっておりました。
このあたりは標高は2,300mと森林限界を超えているためハイマツなどの低木しかありません。なお,wikipediaによるとハイマツの西限は白山なんだそうで。

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びっくりするほどの急坂ではないんですけれど,ここでおばちゃん1号のペースが急激に落ちまして。休み休み,本当にゆっくりゆっくりと登っていきます。

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振り返ると雲海

そして・・・ついにやりました。
室堂に到着です。

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スローペースかつ休憩たっぷりで登ってきた結果,ここまでにかかった時間は4時間56分。まあこんなもんじゃないかな。

この日,休みをとれず会社で仕事をしていた他のメンバーにこの写真をメールで送ったら本当にびっくりしてました。「どうせ,雨だろ。ざまあみろww」と思ってたところに青空の広がる写メ(死語)が届いたもんだから彼らは地団太を踏んで(死語)悔しがっていたという・・・やっぱり他人を妬んじゃだめなんですよ。ヒヒヒ。

今回はスケジュールが厳しいこともあってパンやおにぎりだけで簡単に昼食を済ませます。御前峰を眺めながらのランチは最高です・・ってウソ書きました。ぼくは御前峰に背中を向けて座っていたので建物ばっかり見ながらおにぎりと味噌汁と食べてたわ。

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食事が終わると山頂(御前峰)を目指します。みんなはザックをここに置いて手ぶらで登りましたが僕はザックをかついで登ることにしました(特に意味はない)。またメンバーの一人はここで待ってマースってことでここからはお待ちかねのフリータイム(なんじゃそりゃ)。自分のペースでみんな別々に登っていくことに。

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しかし・・
なんちゅう親切な山なんでしょう。
山頂まで危険個所はまったくなし。整備されすぎじゃねえかっていうくらいの登山道に物足りなさもあったりして。

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青石 高天原

それなりの傾斜のある登りですが37分で山頂に到着。

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一等三角点 白山(2702.14m)

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残念ながら周りの山はガスにより全く見えず。
剣ヶ峰や大汝峰,池などはよく見えたのですが,カメラの設定ミスにより写真が大変なことになってしまい掲載できるようなものがないという・・・

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さてあとは下りるだけ。

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14:00ちょうどに室堂を発ちます。
さすがにガスで山頂は見えなくなっていました。

ガスの中をひたすら下っていきます。

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十二曲がり・お花畑付近

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甚之助避難小屋

しばらく下りたところですごい勢いで走って下りてくる男性が。登りで何度もいっしょになりいろいろとお話をさせていただいたベテランハイカー。連れの女性が室堂で急に体調を崩しヘリで運ばれたんだそうで。トレイルランなんかもやってるアスリート系の女性で御前峰も走るような勢いで登っていた方だったんですが,やっぱ高山では何があるかわからないですねえ・・

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この一方通行の下山路。はっきりいってあまり道はよくありません。今回のルートで唯一,三床山レベルの登山道(笑)。
しかし,ここも整備されつつあるようで工事が行われていました。

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しばらく下りるとうっすらと吊り橋が見えました。

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そしてなんとかたどり着いた吊り橋上では,

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対岸が見えねえよ・・

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別当出会到着は17:29。山での行動時間が11時間・・これに加えて往復4時間の運転もありましたし前日の睡眠時間も3時間ほどしかとれなかったこともあり,今年一番ハードな一日だったかも。
ただ,山自体は荒島岳のほうがきつかったような気がするなあ。

この日すれ違ったのは40〜50人くらいかなあ。山開き前の平日はこんな感じなんでしょうかね。
そしてこの日思い知ったのが山でのdocomoの強さ。au,softbankはほとんど役に立ちませんでした・・docomoも不安定でしたがつながる場所は多かったです。最近職場で知り合ったヘビーな山登りをしている方(雪崩で死にかけたこともあるという・・)に「popさん,本格的に山に登るんつもりならスマホはdocomoにしたほうがいいですよ。山では圧倒的にdocomoが繋がりやすいですから!」って言われてたんですが,それを身を持って体験したというわけであります。

au利用者の僕はキャリアを変えたろかと一瞬思ったんですが,今月はじめに機種変したばっかりなんだよ・・・


【実績行程】
別当出会06:52
中飯場07:30(休憩15分)
別当覗08:15(休憩10分)
甚之助避難小屋09:03(休憩20分)
南竜分岐09:45(休憩5分)
黒ボコ岩10:50(休憩10分)
室堂着11:38(昼食)
室堂発12:21
御前峰(山頂)着12:58
御前峰(山頂)発13:17
室堂13:42(休憩20分)
甚之助避難小屋15:14(休憩20分)
別当出会17:29


別当出会→室堂:4時間56分(休憩1時間15分含む)
室堂〜御前峰 :登り37分,下り25分
室堂→別当出会:3時間27分(休憩30分含む)
歩数:約36,500歩
標高差:約1,450m
歩行距離:12.9km


以下のログ,出発点は正規の駐車場,ゴール地点は道路路肩駐車場となっております。




(おまけ)

ふだんはめったに自分の写真など撮らないのですが,来年の年賀状に載せるための写真を最近山で撮ってもらってるのでたまには自分の写真をブログに載せてみます(笑)

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posted by poptrip at 20:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | 白山・別山・三ノ峰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする