2018年02月16日

JRトクトクきっぷの罠

彦根にやってきたpopさん。
ホテルにチェックインし,夕食をとるとJR彦根駅のみどりの窓口へ。
切符の払い戻しおよび乗車変更をするためです。
鯖江〜東京往復するつもりだったのが,大雪のためJR北陸線の運休の可能性もあるため僕とムスメは前日に大変な思いをして鯖江を脱出し,彦根までクルマで移動してきていたのです。

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途中のPAで見かけた自衛隊の車両

僕が購入していたのは「東京往復割引きっぷ」という”北陸エリアから東京都区内へ,在来線特急と東海道新幹線(のぞみを除く)の指定席が利用できる往復タイプのきっぷ”,企画もののトクトクきっぷというやつです。

鯖江往復だと25,360円(敦賀往復だと25,160円)。
普通に切符を購入した場合14,030円×2=28,060円となり28,060円-25,360円=2,700円もお得。

一方,ムスメは学割を利用。切符を購入するときにみどりの窓口で東京往復割引きっぷと学割利用の安いほうでとお願いしたら学割利用となりました。学割は乗車券のみ2割引きとなります。

乗車券は正規料金が8,420円のところ8,420×0.8=6,730円,特急券が750円,新幹線特急券が4,860円なので(6,730+750+4,860)×2=24,680円となり東京往復割引きっぷよりも680円安くなります。

で,翌日は米原から直接新幹線に乗るため鯖江〜米原間のチケットは唯の紙屑になる前にダメモトでみどりの窓口のおねえさんに事情を説明すると,「お客様のご利用予定のしらさぎは現時点ではまだ運休が決定していないため特急券の払い戻しには1枚につき手数料が330円発生します。」とのこと。この時点では早朝の2本のしらさぎは運休が決定していたのですがそれ以降のしらさぎの運行については未確定だったのです。「運休になった場合は無料で,後日でも払い戻しができるので・・・」

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うむ,それは正規な切符をとったムスメのチケットの分ね。
問題の東京往復きっぷの方はと言うと・・・「この切符を払い戻しされるよりも,このままお使いいただいた方がお得かと思います。」となんか歯切れが悪い。いったん奥に消えて行って戻ってきてから帰ってきた言葉は,「この切符は北陸地域で発行された切符でして彦根では・・・トクトクきっぷなので・・・払い戻しは可能なのですが,このままお使いいただいた方が。」

とにかく明日もう一度来て,運休かどうかを確認してから手続きをしたほうがよさそうだな。
ホテルに戻り,ネットで東京往復割引きっぷの利用上の注意事項を調べてみると

【変更の取り扱いついて】
・利用区間の変更は、取扱いできる範囲内であれば、1回に限り変更できます。


敦賀往復に変更すれば200円返金できるが彦根駅では発行できない種類の切符である!

・他の乗車券類への変更はいたしません。いったん払いもどしのうえ、あらためてご希望のきっぷをお求めください。
 
いったん払い戻すしかないということね。
で,払い戻しの条件を見ると

【使用開始前までの払いもどし】
未使用で有効期間開始日前または有効期間内に限り、発売額から次に定める手数料のうち該当するものの合計額を差し引いた額を発売箇所で払いもどします。
[手数料]=(A)+(B)
 (A)乗車券部分:220円
 (B)料金券部分
  ○指定券未発行券片(券片毎):330円
  ○指定券発行券片(指定券毎)
   ・出発する日の2日前まで:330円
   ・出発する日の前日から原指定券の出発時刻まで:
    無割引の料金×30%(ただし、最低330円)


なかなかシビアな条件です。ていうか計算する気にもならないけど料金×30%などという文字を見た瞬間にこれはどうしようもないなと。たしかにこれだけの手数料を差し引いたらこのまま使用した方がお得だというのも納得です。お得な切符にはちゃんとリスクがついているという好例(笑)
さすがJR西日本のリスク管理(お金に関してね)は完璧です。

このトクトクきっぷは,前日になっても「動くかどうか分からない」とJRに言われても客の方は打つ手なしということ。甘い罠に僕は見事にはまった。僕のリスク管理が甘かった。今後,冬にこの切符を使うときには要注意(指定席を早めに抑えてしまったのが裏目に出たので・・)

さて,そんなわけで翌日払い戻し&乗車変更を。

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こんな快晴。

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ホテルの部屋からは彦根城も見えた

しらさぎの在来線特急指定席券の払い戻しは750円×4枚(ムスメ往復分とオレ往復分で合計4枚)から手数料330円×4枚を引いた1,680円だとばかり思っていたのだけれど僕の2枚分は返金がないと言う。そういう性質のきっぷなもので・・・とお姉さんは言うわけですが,僕には指定席をキャンセルしたメリットはひとつもないのだけれど,僕がキャンセルした時点でこの空いた席にだれかが予約して座ることもできるわけだ。もちろんその分はJRの利益になります。だったら指定席はキャンセルしなきゃよかったななとど意地の悪いことも思ったのですがw

ま,少しでも戻ってきただけましか。
ムスメの鯖江〜東京間の乗車券は,米原〜東京間の乗車券に変更。差額は返金されました。なお,クレジットカードで購入しているため返金はクレジットカードになるとのこと。

さて,彦根のホテルの部屋からの風景で気になってしょうがなかったのが

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これらの怪しい車両たち。

近江鉄道なのです。
ホテルにチェックインしたのは16:00ごろだったので,普段の僕なら荷物を置いてせっかくだからと近江鉄道に乗りに行ったと思うのですがさすがにこの日は疲れすぎていました。頭も体も・・・ということで写真だけで。

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ED142(大正15年製),ED314(大正12年製),220形

福鉄のデキ11とタメに近い車両たち。
どうもこれらの車両は「近江鉄道ミュージアム」の一部のようです。

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ロコ1101形(昭和5年製)

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機会があれば,近江鉄道に乗りに来たついでに改めて見に行こうかな。どうもこれらの旧式電気機関車は解体が計画されているとか・・・

切符を払い戻しするとホテルに戻り朝食を食べてチェックアウト。米原駅近くの駐車場(1日500円)にクルマを停め,新幹線専用改札へ。

ムスメに切符を渡し,先に行かせたところピンポーン!と警告音が鳴ってムスメが通過しようとしたゲートがバタンと閉まっていました。

どどどどうした。
と慌ててかけつけると,

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こういうこと↑が起こっていたのです。

駅員さんも苦笑い。僕も心の中で爆笑。
ムスメ「そんなこと知らんかったもん!」。
いやふつう間違えんやろ。
JRにとっては想定外の乗客。
この豪雪もそうだが,世の中では想定外のことが起こるのです。

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無事,予定通りの新幹線に乗ると

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富士山もチリバツ。

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このカッチカチのアイスをムスメに味わってほしくてまた買ってしまったのです。

新幹線に中で,JR西日本のサイトをいちおう確認すると,僕が当初乗る予定だったしらさぎは40分以上遅延したとのこと。

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新幹線はしらさぎが遅れても待ってはくれないので(逆の場合はしらさぎはちゃんと待つのだがw),けっこう面倒くさいことになっていたと思われます。
また,鯖江駅までの道路もこの日の朝はまだガタガタ状態でムスコを西鯖江駅に送って行った義父は普段なら10分もかからないのに30分以上かかったと。ほかの方のfacebookを見てもいつもなら10分しかかからないところが1時間かかったとか,会社まで4時間かかったとかしかたないので高速使ったとか(たぶん自腹だろう),みな大変な思いをしていたようだ。

結果オーライということで。
ただケチな僕はやっぱりお金を損したことに自己嫌悪を覚えるのです・・・この貧乏性がなければ今回の大雪によるストレスも少しは軽減されていたような気がするわ(笑)

posted by poptrip at 23:20 | Comment(4) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月08日

みどりの窓口へ行きなにも買わずに帰ってきたマン

福井県北部の雪はだいぶん落ち着いたようです。
積雪量も増えてはいないようです。

でもそれとは反比例して,敦賀の雪は順調に増えているという。

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お昼のエネーチケーのニュースでは敦賀市内の様子が全国放送されておりました・・・orz

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敦賀市内にて

トレーラーが立ち往生し,道路は封鎖。
トレーラーってのがガンなんだよな。雪に弱すぎるんだよ・・・1500台が立ち往生したのもトレーラーが原因だという。いや物流には不可欠な乗り物だとはわかってるんですけど。

本日もフレックスタイムを利用し15:00に退社し,用事を済ますことにする。東京へ行く切符を購入するためです。ええ,ムスメが受験で東京に行くんですが僕も無理くりついていくことにしたわけで。

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いや,なかなかの埋まり具合。なんとか脱出し,僕はいま最も旬な国道,いま日本で一番有名な国道である

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国道8号線を使ってJR敦賀駅へ。国道8号線は北陸を縦断する幹線道路でもありますが,生活道路でもあるのです。

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黒色部分は通行止め(日本道路交通情報センターWebサイトより)

石川県との県境あたりでの立ち往生により福井市内の8号線も通行止めになっているという・・・

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ネットではなく,わざわざ駅まで切符を買いに来たのは理由があります。ムスメは鯖江往復(学割利用),僕は敦賀往復(東京往復割引切符)にしたくて,僕ら二人は隣同士の席を予約したく,そして僕は敦賀駅のパークアンドライドを利用したいというちょっと変則的な切符の購入方法になるためです。しかも学割は鯖江の自宅に置いてきてしまったといううっかりやさんな僕。
だいたい敦賀駅のパークアンドライドを利用するには敦賀駅で切符を購入する必要があるという訳の分からないシステムに僕は納得がいかない。

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JRはこんなに頑張ってるんだけどどうしようもないんですというイイワケのための写真も

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特急はすべて運休ですが,普通列車は芦原温泉までなんとか運転を再開できたようです。

みどりの窓口へ行き,「パークアンドライドを使いたいのですが」と言うとちょっと確認してきますねと駅員は裏へ消えていき,戻ってくると「申し訳ありません。その日はあいにく満車で・・・」。
「・・・わかりました。じゃあ,ここで切符を買う必然性がないので購入するのはやめておきます。」と僕は遠回しな抗議の意味も込めて悪意のある一言を残し何も買わずに敦賀駅のみどりの窓口を去りました(←イヤな奴だなw)

寮に戻ると,JR武生駅に電話。
「パークアンドライドを使いたいのですが・・」
「すいません。あいにく満車で。」
「電話で切符の予約ってできるんですかね?」
「いえ,できないんです。」

時代は変わっているんだね。昔は駅に電話すれば切符の予約ができたのに・・違う種類の切符をまとめて買いたくてしかも隣同士になりたいなんてときにはやっぱり人間と生で話をしないとダメなもので(←ネットでも上手いやり方があるのかもしれないけどオッサンはIT革命(笑)についていけてないのです・・),がっくり。
何も成果物がなかったわけです。僕だけ敦賀駅でパークアンドライドという作戦自体は悪くないんだけど,実行に移すのが遅すぎでした。とちょっぴり反省。

あとは,受験のときにはちゃんとJRの特急が動いてくれるのを願うばかり。

豪雪のためいいニュースがないのですが,我らが餃子の王将がやってくれました。

豪雪で立ち往生の車に500人前 餃子の王将、無償で(朝日新聞デジタル)

この餃子の王将丸岡店は2〜3度利用したことがあるのですが,機会があれば優先的に行かせてもらおうかと(SKKSにより王将へ行くのは控えているのですがw)





posted by poptrip at 18:30 | Comment(6) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

続・早朝郵便局からの・・・【後編】

越前武生行きの区間急行に乗り込んだ僕。
区間急行というのは福井駅発越前武生行きで,神明までは急行でそれ以降は各駅停車になるという変わり種の列車。1日に1本しかないレアもの。

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途中オレフクサクラムとすれ違う

おしっこがしたかったのだが,赤十字前を過ぎたあたりからOPPも発動。波動エネルギー充填率は尿意70%,便意60%程度。神明までは十分余裕がある。古代進と島大介の出番はなさそうだw

区間急行のレアさが際立っているのはこれ。

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神明駅構内に入るところ

福鉄マニア(←いるのか?)ならこれを見ただけでおかしいなと気づくはず。

そう。

以前書いたがこの列車は神明駅には,普段は使用されておらず乗客は立ち入り禁止となっている3番ホームに到着するのだ。

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ダイヤの関係上,3番線に入るしかないようだがこの列車必要なのかな。まあ僕のようなヲタは必要としているわけだが(笑)
この列車のせいで神明駅の駅員さんは雪かきをするホームがひとつ増えるわけでちょっぴりかわいそうな気がする。

神明駅でフリーきっぷを購入。実は,最初に乗った普通電車では運転士さんがフリーきっぷの持ち合わせがないということで購入ができなかったのだ。
「えっ,どうすればいいの?」「帰りの電車で購入ください」とのこと。
いや帰りも福鉄に乗るという保証はないんだけど・・・敢えてJRで帰って福鉄公認キセル乗車を試みようかなどと遊び心もちらついたわけだがもちろんそれはない。この辺のいい加減さ・緩さが毎度毎度書いている通り福鉄イズムなのだ!

そして神明駅でフリーきっぷをくださいと言うとまた駅員さんに「せんないですか?」と聞かれる。このせんないですか攻撃はもはや神明駅の名物。僕はよどみなく「(福鉄福武)線内でお願いします!」と。

身障者対応のトイレを借りて液体と固体を排出すると僕は越前武生行きの普通列車に乗り西山公園駅で下車。長泉寺山に登り動物園に立ち寄ってから西鯖江駅に。

次の電車までは少し時間があったので前回発見した待合室のライブラリーの1冊を手に取る。

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鉄子の旅

鉄道にまったく興味のない作者が鉄道好きのトラベルライターの横見に嫌々日本全国の鉄道に連れ回されるというもの(wikipediaによる)。



ななんと,シリーズ化され3作目まであるという・・・買っちゃおうかな。いや西鯖江駅で第一作目を完読してからでも遅くはないか。

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わ,わかる!分かるよその気持ち。
分かりすぎて恐ろしくなるくらい。
この人とは,気が合いそうだ(笑)
でも友達にはなりたくないような。

1話を読み終えたところで,鷲塚針原行きの急行がやってくる時間となった。後ろ髪を引かれる思いで漫画を書棚に戻しホームへ。

やってきた

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サクラムに乗り込む。

しばらくすると睡魔に襲われ,そのまま寝落ち。

「お客さん,どこまで行かれるんですか!」という運転士の声で目を覚ましたのは田原町駅だった。運転士は福鉄ではなくえち鉄の方。この電車は相互直通運転であるから田原町から先はえちぜん鉄道の路線となるためこのまま乗り継いでも大丈夫なのかと確認の意味があったようだ。「あ,八ツ島まで・・・」寝ぼけナマコいや寝ぼけマナコで僕が応えると電車は鷲塚針原へ向かって発車した。

乗客は僕のほかには同好の士らしきヤングマンがひとりいるだけだ。

目的のラーメン屋さんの最寄り駅であるえちぜん鉄道八ツ島駅に到着。
僕の手元にあるのは福鉄のフリーきっぷだけ。さて,料金はどうなるんだろう?
以前四ツ葉来さんのブログで乗り継ぎ割引があるという記事を読んだ気がするので「乗り継ぎの割引とかはないんですか?」と尋ねると「別会社なんで・・・」というクールな答え。田原町〜八ツ島間のえち鉄正規料金である190円を支払いラーメン屋に向かう。

ラーメンを食べ終えた僕はまたえち鉄に乗り,田原町・フェニックスラインで帰ってもよかったのだが,190円が惜しい。たかが190円,されど190円。
ということで田原町まで芦原街道を歩き,田原町から福鉄に乗ることにした。たかだか20分ほどなら僕は徒歩を選択する。

田原町駅に着き,ホームに向かうとやってきたのは

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鷲塚針原で折り返してきたサクラムだった・・・orz

このまま北府まで帰ってもよかったのだが,ハピリンの100円お買物券ゲットのため市役所前電停で下車し,福井駅まで歩く。この時点で16,000歩オーバー。いや久しぶりによく歩いたよ今日は。達成感に高揚。ゴキゲンなままプロントでコーヒーを飲み,再び市役所前電停から越前武生行きの急行に乗ることにした。

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電停前の線路には融雪装置が設置されていた。これ,軌道区間(路面電車区間)の全線につければいいんじゃね。ていうか今もやってる線路補修ってもしかして融雪装置の設置も含まれてるのか。いや融雪装置設置が含まれていなかったとしたらまさに片手落ちだぜ。

そして画像の通り足跡が残っている。
たぶん越前武生行き電車は2番線だと思って待っていたら1番線だったため線路を横断したといったところだろうな。

やってきた

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青フクだった。
最近,ミドフクに全く乗っていない。一時期はストーキングされてるんじゃねえのっていうくらみどりばっかりだったのに。もう冷めてしまったのかな,俺に(笑)

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鉄道区間に入ると,電車は60km/hでかっ飛ばす。
雪でもきちんと対策がとられていればこれだけのスピードを出して運行することができるのだ。

気温が低いせいもあり,

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雪を舞い上げながら走るフクラムはかっこいい。乗っているから分からないけれどたぶん外から見ていたらなかなか爽快な風景だろうと思う。

13:47北府駅に到着。この日も13:50からは路面電車区間は線路補修のため代行バスになってしまうため,これ以上福鉄に乗る必然性はない。

北府駅の留置線には,先般の大雪で電車がストップしている真っ最中に赤十字前駅でチンとしてインテリアと化していた鉄道用ラッセル車の姿が。

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やっぱこれ,稼働してたんだね。

そして,僕には最後のお仕事が残っている。

そう。

610形を見届けなければならないという悲しいお仕事が。

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どんな壊し方をしたら真ん中で割れるんだろう・・・

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いつまでもあると思うな親とテツ。

さよなら,610形。

この車両はもともと名古屋市営地下鉄で使用されていた名古屋市交通局1200形に改造を加え,1999年に福井鉄道に導入された車両(wikipediaによる)であり,僕が福井鉄道で乗ったことがあるのかどうかは記憶に定かではない。高校を卒業してから去年まで福鉄に乗ることなんて数えるくらいしかなかったし全くテツには興味がなかったから。
それよりも僕は学生時代の5年間を名古屋で暮らしていたからその時に乗っていた可能性の方が高い気がする。これが名古屋の地下鉄を走っていたのか・・・そっちの方が感慨深い。

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ここに放置されてからずっと下げられたままだったパンタグラフが上がっていた。
これが,610形のお別れの挨拶なのかもしれない。

ようやく成仏できますね。

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610形の生涯に一片も悔いはなかったのだと思いたい。



(おわり)


posted by poptrip at 15:45 | Comment(2) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月27日

続・早朝郵便局からの・・・【前編】

ムスメの国立大学の後期日程の願書を出すために郵便局へ。

早朝郵便局ふたたび!

しかし,ヨメのご機嫌が斜め。
困ったことに30°くらい傾いている。

原因はこれだよ,これ。

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twitterより

どうもこんなことが起こっててムスメは市役所前から田原町まで歩くことになったらしい。こんなこともあろうかとこの前日はわざわざJRで学校に行ったのだが,この日は大丈夫だろうと福鉄に乗ったらこの有様。「定期券あるのに歩かされてお金は帰ってこないのかしら。JRに払った分もお金返してほしいわ。プンスカ。」

だそうで。
僕はかなり福鉄の肩を持っていると思うのだが,さすがに2度目(雪で電車がストップした回数ね)はどうかと思うわけで。なんとかならないものかね・・・このままではヨメの機嫌が悪くなるばかりだ(笑)
歩かされたムスメのほうはどうかといえばケロっとしてて「また歩いたんだよ!」のヒトコトで終了。

頼みますよ!福鉄さん!

僕はと言えば,歩くことも趣味の一つなので福鉄が止まっても全く動じないの。もちろん郵便局に行くために福鉄に乗る。ヨメの福鉄に対する評価はがた落ちなのだが,僕はまだ別れられないでいるw

300個のホットドッグ運ぶ早朝5時♪(岡村靖幸「Shining」より)

僕は目覚が覚めた。
おしっこである。

素早く着替え,ひとりだけの朝食を済ませ処方されている血液サラサラニナールコレステロールサガールを飲むと北府駅へ向かった。今回も「願書を一刻も早く提出する必要がある」というちょっと強引な大義名分のもとにヨメに黙って家を出てきている(笑)

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除雪車が大漁でございました。
こりゃあ除雪費も不足するわな。

しかし,いまや信頼性が揺らいでいる福井鉄道は大丈夫か。

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半分怖いもの見たさのような気がしないでもない(笑)

北府駅に着くといつもの風景に雪が加筆されており,また違った雰囲気が味わえる。
いつもの風景・・・

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いつもの・・

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いつもの・・・・

えっ!!!

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写真を撮ったときは暗くて肉眼でははっきりと確認できなかったのだが,カメラの液晶で確認するとはっきりとその姿が。

廃車後,長らく唯の置物となっていた610形。

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在りし日の610形(2017年6月・SKKS発症直前w)

ずいぶんと前から解体のうわさが流れながらも放置状態だったため「解体するする詐欺」じゃねえかと思っていた610形の解体が密かに始まっていたとは・・・orz

解体する暇があるなら列車の確実な運行を。などと思うのだが,解体する人の手と除雪・運行する人の手は全く別なのだろう(と好意的に解釈しておく)。

いやまいったな。あのまま発錆がひどくなり朽ちていく姿をずっと見続けられるものだと思っていたのだが・・・

とにかく目的地へ行こう。
詳しい確認は帰りに。

やってきた田原町行き普通(880形)に乗り込む。
乗客は僕のほかには一人だけだったので久しぶりに最前列に座り前方を睨むように凝視しながら(笑),テツを存分に味わうことにした。

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水落,神明,赤十字駅といった急行も止まる駅で何人かの乗降があり,福井市内の軌道区間に入るころには車内には10人程度。冒頭に書いた通り軌道区間での立ち往生が2度も発生しているのだが,ちゃんと対抗列車もやってきた。

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順調なようだ。ホッとした半面,期待外れだなと思ったりするブラックpoptripがちょいと顔を出しかけたのだが,すぐに引っ込んだ。

市役所前電停で電車を降りると,前回と同じ福井中央郵便局を目指す。
もちろん県庁のお堀さんの観察も怠らない。

げっ!

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先週は東側だけが凍っていたのだが今回はほぼ全面が凍結。カモさんたちは大丈夫か。安否確認をと思ったのだが優先すべきは願書の送付である。まずは郵便局へ。

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お勤め終了。
あとは前回,想定外の降雨により断念したラーメン屋さんにいくだけ。時刻は7:12。西山動物園が開くまで電車で時間を潰すか。いやその前にお堀の確認作業を。

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福井県庁はこのお堀の中にあるわけだが,この橋が地震などで壊れたら県庁は機能しなくなってしまうんじゃないか。防災上どうよ,などと思ってしまうのだが。今は戦国時代じゃないんだから攻めてくる敵は国内にはいないんだよ。怖いのは自然災害だぜ。

ぐるっと一周してみたが,ほぼ90%くらいが凍結。

そしてわずかな凍っていないところに,

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いたよ。
できることなら引越しをオススメしたい。
ペリカン便で(鳥だけにww)

カラスやサギは水鳥ではないのであまり水に拘りはなさそうで

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現調おわり。
市役所前電停まで歩き,最初にやってきた電車に乗ろうと思っていたらちょうどレアものの区間急行が発車するところだった(前回と全く同じパターンじゃないかw)。今度は運転士さんに乗るよっていうジェスチャーをして駆けこんだ。

ちょうどおしっこがしたかったから神明駅あたりでいったん下車してトイレをお借りしよう。


(つづく)


posted by poptrip at 18:20 | Comment(2) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月23日

早朝郵便局からの・・・【後編】

市役所前電停に次にやってきたのは,

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ブルーのフクラムだった。

実に久しぶりである。
青フクブルーのフクラムって打つのが面倒くさいし語呂が悪いので略す。夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる赤シャツみたいでいいんじゃね。と自画自賛w)が長い間入院していたこともあるのだが,12月に戦列復帰してからもタイミングが合わずまだ乗っていたなかったのである。

しかしさあ・・・この線路補修工事,いったいいつ終わるんだろう。昨年いっぱいで終わる計画だったはずなのだが。代行バスはうちのムスメにも僕にも評判が悪いのだ。この日,早朝から電車に乗ろうと決めたのにはこの工事も遠因となっている。この日,午後からは花堂〜田原町間は代行バスになってしまうから朝のうちにテツを,と考えるのは自然なこと。

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田原町駅で下車し,えち鉄に直通運転していく青フクを見送る。
わずか2駅だけだったが,青フクに乗れたことだけでもう今日はフリーきっぷのモトをとってしまった気分である。

ルンルン気分(死語)で,そのままホームを移動し,サクラムさくら色のフクラムって打つのが面倒くさいので・・・)に乗り込む。

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越前武生行きの急行列車である。
急行だから西鯖江で降りて動物園まで歩こうかなどと考えていた。ちょっと時間があるからウォーキングがてら少し遠回りして動物園を目指そうかと。

ところが,である。
この急行は福井駅経由であり,後発の普通列車の方が先に武生に到着するという。

そんなバナナ!

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と思ったわけだが,まあいい。市役所前で普通に乗り換えればいいだけだ。やっぱいつもと違う時間帯に乗るといつもとは違った顔の福鉄を見ることができる。駅前に行く急行があるなどとは思っていなかったんだよ僕は。

乗り継ぎのため市役所前で下車。

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ヒゲ線に入っていくフクラムを見るのもなんだかずいぶんと久しぶりのような気がする。

後発の普通列車を待っていると,やってきたのは先ほどまで乗っていた

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青フクだった。
いやあ今日は縁があるねえ。
福大前西福井駅で折り返してきたわけね。ちょっと考えれば予測できたはずなのだが,ぼくまだ鉄ヲタになりきれていないようだ。

西山公園駅で下車し,

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動物園に向かって線路沿いの道を歩いていると

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サクラムが真下を通過していった。
このアングルもなかなかいいねw

西山動物園を堪能した後は,第三のチェックポイントに向かう。
目を付けていたラーメン屋さんである。そのラーメン屋の最寄り駅はえちぜん鉄道八ツ島駅。フェニックス田原町ラインで八ツ島まで乗るつもりである。

西山公園駅には急行は停まらないので西鯖江駅へ。
距離的にも動物園からなら西鯖江駅の方が近いかもしれない。

西鯖江駅にはなんとかプラザみたいな資料館的なスペースがあるのだがここのドアが開かれているのを見たことがない。勿体ないよな・・・

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ガラス越しに見ると制服などが展示されているようだ

そして上記右画像の通り,待合室には漫画や小説がおいてあって,このライブラリーがかなり香ばしい。「鉄子の旅」「駅員ジョニー」といったそれっぽい漫画が置かれていたのだ。いずれも未読であり,今度暇なときにここで時間潰そうかな,などと真剣に考えてしまった(笑)

西鯖江駅はホームにも特徴がある。

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画像のように不自然な階段・段差があるのである。低床化以前の旧ホームの名残だろうか。それにしてもなんでこの駅だけこんな風に中途半端になっているのか。予算の関係か構造上の問題か。
また,夜間・早朝だけ出入り可能なゲートもあるのだ(上右画像)。一度,ムスメを迎えにクルマの中で待っていたら後ろから急にムスメが乗り込んできてびっくりしたことがある。この夜間ゲートの存在を知ったのはそのときである。

さて,やってきた鷲塚針原行きのフェニックス田原ライン(フェラ)は

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オレフクオレンジのフクラム)だった。この日はミドフクグリーンのフクラム)は運行していなかったようで,これでこの日はフクラムコンプリートとなった。早朝と夕方のラッシュ時はフクラムを優先的に運用にいれているので早朝からの乗り鉄もアリだなと思った次第。

そのうち雨が降り出した。

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天気予報は晴れのち雨だったため,この日は傘を持ってきていない。けっこう強めの雨である。八ツ島からラーメン屋までは徒歩数分であるが受験生を抱える僕は風邪をひくリスクは少しでも減らしたい。

チーン。
終了です。
駅前まで戻ってメシを食うことに計画変更。

次にやってきた武生方面行きの電車はまさかの

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青フクだった(笑)
ほんとにご縁がありますねえ。

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以前,JRの運転席にあった時刻表を見て15秒単位で運行しているのか。すげえな!って思ったことを書いたのですが,福鉄もいちおう15秒単位での運行を考えていたという事実に苦笑。いや笑うしかないやろ。定刻に電車が来ることの方が珍しいのに。

実はこの青フクの運転台には思い出がある。

そう,あの鉄ヲタたちの祭典・福鉄感謝祭で工場見学をさせてもらったときに,ちょうど入院中だったこの青フクの運転台に座らせてもらっているのだ。

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運転台でゴキゲンなpopさん(これを年賀状の写真にしようか真剣に迷ったw)

駅前でメシを食い,福井駅から越前武生行きの普通電車に乗る。

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この日はまだ乗っていなかった770形である。画像の向かって右側は降車専用ホームとなっているため,電車の後ろを通って反対側まで大回りしなきゃいけないのが相変わらずすごく面倒くさいのだがこれ,なんとかならんかね。これは意外と低コストで簡単にできるカイゼンのひとつだと僕は思うんだけどな。

北府駅で下車し,家に帰ると僕は惰眠をむさぼった。

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北府駅もなんか低床化以前のホームの跡のようなものが・・・


(おわり)

posted by poptrip at 19:50 | Comment(4) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする