越前甲~加賀大日山~加賀甲(前編)

今日は快晴の天気予報だったので早起きして山へ。
まだ登ったことのない越前甲あるいは一度登ったけどガスだらけでほとんど収穫のなかった経ヶ岳にしようか迷った末,越前甲を選択。

R416を登っていくと,通行止めのバリケードがありその手前のスペースに車を停めます。登山口近くまで車で行くことを想定していたのですが・・まあしかたがない。

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(標高約560m)

驚いたことに先客があり,ちょうど出発するところでした。
僕もそそくさと準備をして林道を進んでいきます。

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パワーショベルが完全に道をふさいでおります・・

いまいち登山口が分からないんだけど・・・30分近く歩いたところで鉄塔巡視路の標識が。

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登山口という表示はないんだけれど国地院地図ではここから峠に続く道があるので,よく分からんけどここから登ってみましょう。ここをいちおう登山口としておきます(標高720m)。他の方のブログでは祠みたいなのとかあったんだけど今回のルートでは発見できませんでした。

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少し登るとカタクリがそれなりに咲いていました(って閉じてますけど)。

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何度か沢を渡り,ヤブっぽいところや残雪に四苦八苦しながら先行者を途中で追い抜き,大日峠に到着(標高930m)。登山口からちょうど30分でした。

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ここまではまあそれなりに順調に来ました。休憩をしているとさ,きほど追い抜いたオジサンが追い付いてきて今度は先行します。富山県から来た方のようで以後,この人のことを富山人と呼ぶことにします。

さて富山人を追って僕も登っていきます。ここからは尾根歩きになるのよ(←尾根だけにオネェ言葉にしてみたw)。しばらくすると左側が開けて(木が茂ってて分かりにくいですが踏み外すと崖です・・),大長山,赤兎山,経ヶ岳,荒島岳,銀杏峰,部子山などが見えるようになります。

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左から大長山,赤兎山,経ヶ岳

後ろを振り向くと

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白山

が顔を出しました。
ちょいとテンションがあがりますが,ここから山頂まで地獄のような急登が続きます。

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写真ではいまいち分かりにくいんですが・・アホみたいな急登です

ほんとに「激・極登一家」「激登甲子園」って感じです。僕の調子が悪かったのかもしれませんが途中から3分ほど歩いて1分休憩ってな状態になりました。いやあこの登りはホントにきつかった。福井三大急登のひとつになぜここが入っていないのかと正座させて問いただしたくなるくらい(誰に問いただせばいいのか分からないのですがw)。繰り返しますがホントにきつかったんだからねっ(←しつこい)

大きな雪渓のところで富山人に追いつきました。あとで分かったことなんですが富山人は雪渓を横切ったり通過する度に登山道に赤テープをつけているのです。

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話を聞くと春山では必ずテープを持って来て雪の上を歩く時は帰りに登山道が分からなくなることがあるから登山道と雪渓の境界に赤テープを付けるんだそうです。そこまでしなくても・・と思ったんですが一度遭難しかけたことがあってそれ以来念には念を入れることにしたんだとか。テープを付けた後はしばらく進んだのち振り返って付けたテープがこちら側からちゃんと見えるかどうか確認するという。うん,勉強になりました。

話を聞いているとどうも僕よりもスキルも経験値も数段上で知識も豊富。体力だけは僕のほうがちょっぴりありそう・・・かな。しかもこの方,富山の山よりも福井の山が面白いと言ってしょっちゅう福井に来てるそうです。僕よりもたくさん福井の山に登ってたよ・・orz

さて,雪が結構残っててルートの分かりにくい所もあるので,申し訳ないんですが先に行ってもらえますかと富山人さんに先行してもらうことにしました。

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この日唯一のギフチョウ(標高1170m付近)

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標高1180m付近の残雪が残る尾根から白山を振り返る

この後も急登が続くんですが,さらに笹藪が行く手を邪魔するという・・・

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泣きっ面に蜂,弱り目に祟り目ってな感じです。急登の藪漕ぎ状態にもうギブアップ寸前の僕。何度も何度もスマホを見てあと何メートルで山頂なのかを確認します。
急登が少しなだらかになってカタクリ畑を過ぎると山頂に到着です。

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二等三角点 大日山(1319.65m)

登山口から1時間41分・・・「登ってみねの」に記載のコースタイム(1時間30分)よりも遅れてるじゃないか・・ちょっとショックです。よたよた氏のブログでは2時間12分で登ってほぼ標準タイムと書かれていたのでちょっと安心したのですが。

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白山

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加賀大日山,鈴ヶ岳

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経ヶ岳,荒島岳

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加賀甲(大日小屋)

休憩をとり,さて加賀大日山のほうへ行ってみようかしら(またオネエ言葉だw)。という話を富山人にすると「えっ。ここ縦走できるの?冬しか通れないんじゃないの?」と。「いやなんか行けるみたいなんで僕は行ってみようかと思ってるんです。藪が酷かったら引き返しますし・・」と答えると,「じゃあ一緒に行きましょうか。」「はい。」ということになりました。ワオッ!自分でもびっくりな展開。
ということでここからオッサン二人の珍道中が始まるのです(いやべつに珍道中じゃないんですけどね)。

まあ知らない道を一人で歩くよりは二人の方が安心だし(特に僕よりもスキルの高い人だし),この富山人さんは僕とほとんど同じペースで歩くというところも気に入ったのです。ホントはギャルとご一緒したかったんですけど(ウソ)
なお,国地院地図上では越前甲~加賀大日山は途中で道が無くなっておりますのでご注意を。


(つづく)



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