北アルプス乗鞍岳(その1)

10月9日(金)~10日(土)

お手軽百名山(いわゆる軟弱百名山)を二つ巡ってきました。

まずは北アルプスの乗鞍岳。
往復2時間半ほど歩くのでそれほど軟弱でもないんですけど,バスで2702m(白山御前峰とまったく同じ標高)まであがれちゃうというところが軟弱と思うんです・・僕にぴったりの山じゃないか(笑)

8日(木)の深夜に自宅を出発。
「道の駅 稲森いずみ」,もとい「道の駅 ななもり清見」(←このネタ焼岳の時も使いましたw)で車中泊。

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3時間ほど寝て,バス停のある朴の木平駐車場に着いたのは6:10ごろ。6:55の始発に乗るつもりでやってきたのです。

さて,準備をしてうんこして(ここには水洗トイレがあります!)切符を買いに・・

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ってオイ!

路面凍結のため運行休止中ですと!

しかも畳平の気温-5℃って(笑)
真冬の福井でも-5℃ってなかなかないんじゃないかと。

路面が凍結したのは今年初めてのことだそうです。
いつ開通するのかなんてだれにも分からない。このままここで待機していようか,あるいは翌日登るつもりだった美ヶ原に行くべきか(となりの大阪ナンバーのクルマのおっさんは30分ほどであきらめて笠ヶ岳へ向かいましたわ)。

目をつぶったり本を読んだり妄想したり(ウソ)して・・・結局3時間近く待ちました。
忍耐強いのは福井県人の持ち味です(いや僕ってものすごくせっかちだけどw)。

9時にバスが発車することがアナウンスされました。
予定より2時間遅れですが,バスが運行することになっただけヨシとしよう。

往復2,300円の乗車券を購入します。

それにしても・・

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この切符売り場に張ってあった時刻表,変だと思いません?

ほおのき平が,ほおきの平ってなってるんです!
思わず売場のかわいらしいお姉さんに教えてあげようかと思ったんですが,やめときました(笑)
そしてここでこんな風にネタとして使わせていただいております。早く気づいてくれるといいですね~ちょっぴり恥ずかしいと思うので。

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待ちわびた人たちからは「待った甲斐があったねえ」って口々に喜びの声。

乗鞍スカイラインはマイカー通行禁止となっております(だからバスに乗るんです)。自転車は通行可能なのですがこの日は路面凍結の影響でしょうか,自転車も通行禁止となっておりました。

車窓からは槍ヶ岳や穂高岳が見え,なかなかテンションが上がります。白山は残念ながら拝めませんでした。

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前方に見えてくる乗鞍岳がなんか白っぽいんだけどなんでやろ。
・・・霜が降りてるんですわ。路面が凍結するくらいだもんね。

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畳平(2,702m)

9:40に畳平に到着。
下りた瞬間,ひんやりとします。
ヒートテックに長袖シャツにフリース,その上にウインドブレーカー。厚手の手袋にニット帽。僕が持ってきた防寒対策をすべて施した装備がこれ。ちょっと不安だな。ダウンジャケットを持って行こうか迷った結果,自宅に置いてきたんすよね。

乗鞍岳ってのは最高峰である剣ヶ峰のほかいくつもピークがあり今回はすべて(立ち入り禁止区域を除く)を踏破してやろうという意気込みです(ただ予定より2時間遅れというのがイタイ)。まずは大黒岳へ向かいます。僕と同じ方向に歩く人はひとりもいません。みなさん剣ヶ峰のみあるいは富士見岳をプラスするって感じのようで。

トイレをすませ(駐車場には無料の水洗トイレ,バスターミナルには有料トイレもあります。僕は両方利用しましたけどw),9:43に歩き始めると,しばらくして異変に気づきます。

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ベンチや柵に樹氷というかエビの尻尾が・・霜じゃねえよ,これは。
いやいやいや。聞いてないよ~(でもエビの尻尾って初めて見れたので実はちょっと喜んでいたww)
バスターミナルから離れていくにつれて風が強くなり,とんでもない寒さです。ええほんとにとんでもない寒さです。マジでとんでもない寒さなんです!

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ハイマツもこのとおり

これぞまさしくpoptripお得意のシモ(霜)ネタ(笑)

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鶴ヶ池と大黒岳

寒さに震えながら登っていきます。
お日様が出てるのに,まったくその効果が感じられません。太陽よ,もっと働いてくれ!
とにかく風が強いんですわ。歩いているとふらついてしまうくらいの強風。風速15m/sくらいはあったと思います。
かなりの負荷をかけているつもりなんですけど体は全然温まってきません。
そして鼻水と涙が自然に出てきます。寒くなると液体が外に出ようとするんでしょうか。

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10:00ちょうどに大黒岳山頂(2,772m)に到着。
槍ヶ岳や穂高岳,先月登って焼岳も見えますが,じっくり眺めている余裕はありません。僕はだいたい山頂ではタバコを一服するのですがそんなことしてる場合じゃない。とっとと下山です。
大黒岳に登って下りただけ(歩行時間35分ほど)でニット帽をしてるのに耳が痛くなる始末。

はい。これでこの日の行程が決定されました。
もう他の山なんて目もくれず最高峰である剣ヶ峰だけを最短距離で目指す。最悪剣ヶ峰も途中撤退アリで。

富士見岳も摩利支天も無視。
そんな山は僕の中では存在しないことになっています。

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風は西から吹いて来るので西側に山があると風は弱まりそれなりに快適

お,こんな感じならイケそうだ。
と少し元気がでてきました。

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八ヶ岳や南アルプスが見えます。
ただ風は弱くても寒いものは寒い。僕のギャグよりも寒い(相当な寒さだぞオイ)。

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肩の小屋(10:38)

赤い屋根は東大宇宙線研究所です。

ここの公衆トイレでお小水を。トイレは無料です。
10分ほど休憩して剣ヶ峰山頂を目指します。

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さて,ここからがようやく”登山”です。

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それなりの斜面をガシガシ登っていきます。あまり飛ばしたつもりはないんだけどなぜかみんなを抜いてしまう(←いつもの悪いクセww)
観光地に近いところもあるのかスニーカーでとんでもなく遅い人もいたりして,しかも全く後ろを見ないため渋滞が起ったり。まあ・・・しょうがないか。そういう人にはスリップストリームにはいったあと一気に抜き去ります!(←この僕の態度もマナーとしてどうかと思わないでもないけれど・・)

後を振り返ると

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摩利支天の旧コロナ観測所と北アルプス

コロナ観測所のドームも富士山観測所と同じように取り外される運命にあるのでしょうか・・・

下りてくる人ともすれ違います。
松本方面(乗鞍エコーライン)からのバスはもっと早い時間に開通してたのかな。肩の小屋に泊まった人たちかな?

稜線に出たとたん・・・再び強風地獄。
しかしさっきの大黒岳よりはマシな気が。「てんきとくらす」ではだんだん風が弱くなっていくという予報だった気がするし,珍しく予報がぴたりと当たったのかもしれないw

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山が白く見えるのは

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↑ズームアップするとこんな風になってるから(笑)

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蚕玉岳(こだまだけ)(2979m)

稜線沿いのピークはいちおう踏みます(11:17)。
休憩したら体が冷えちゃうので,このまま進みます。

軟弱な山も,天候次第ではかなりヤヴァイ山になるよという見本のような山行となってしまいました。


・・・長くなったので続きは次回。



(つづく)





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