瑞牆山(山梨県)【前編】

山梨百名山巡り。あ,山梨県にある日本百名山を巡る旅のことですよ。山梨百名山っていう山も100あるそうなのでいちおう。

初日に雲取山に登り,二日目には大菩薩嶺。大菩薩嶺を下山したのは7:30ごろ。時間はたっぷりあります。ライフもほぼ満タン状態のまま。そして幸か不幸か山梨県内にはコースタイム5時間というおあつらえむきの百名山がもうひとつあるんですよ。

瑞牆山でございます。

瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市(旧北巨摩郡須玉町)にある標高2,230mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。旧須玉町域の最北部にあたる。日本百名山のひとつ。(wikipediaより)

ええ,もちろんこの山の読み方は初めて見た時には分かりませんでしたし,聞いたこともない山でしたよ(山梨の方ゴメンナサイ!)。
大菩薩嶺を下りたら,勝沼ICから高速に乗ります。ETCの周遊割引サービスを使用しているので高速に乗ることになんの躊躇もないという幸せ。ブルジョワジー気分を味わいながら何となく優越感に浸る快適ドライブ。これもまた聞いたことのない地名である須玉(山梨の方ゴメンナサイ)というICで高速を降り,登山口である瑞牆山荘へ向かいます。

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登山口から100mほど離れたところにある大駐車場

日本百名山といえども平日だとガラガラなんですよ(休日はカオス状態だと容易に想像されますが)。

さっさとまいりましょう。

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登山口(9:41)

瑞牆山って百名山の中でもマイナーな存在なんですかね。山と高原地図でも「金峰山・甲武信」に含まれているだけでタイトルになっていないという。しかもこの地図も縮尺が荒くてイマイチよく等高線の幅とかがわからないという。

序盤からスリッピーな急登,階段が続きます。
もともと登るつもりのなかった山なのでほとんど下調べもしてこなかったんですが,なかなかキツイ。

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山梨での1座目,2座目がそれぞれ雲取山,大菩薩嶺というどちらかというと初心者向きの山だったので・・ホントにキツイんですけど。本日2座目だということもあるんですが。

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尾根に出たので,ちょっとは楽になるかと思ったんですが容赦ないね。まあこれが普通の登山なんだなあ。そういえば水分は1L弱しか持ってきてない(大菩薩で200mL飲んだ1Lのペットボトルのみ)。ちょっぴり不安を抱えながら登って行きます。

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富士見平小屋(10:14)

ここは分岐点になっていて,ここから瑞牆山だけでなく金峰山というこれも僕の知らなかった百名山(山梨の方ゴメンナサイ)に行くことができるため,この二つの山を1日で登っちゃう人も結構いるようです。
僕がときどき参考にさせていただいているJH9IRLさんという方がいらっしゃるのですがこの御仁も瑞牆山・金峰山を1日で登っておられます。しかもソロで福井からクルマを運転して二泊三日で八ヶ岳,甲武信岳,瑞牆山,金峰山を登っているというバケモノぶり。今回僕も2日で3座に登ってみてこのお方のマネはできないなとつくづく実感したわけでございます。

さて,水分を節約するためアクエリアスを二口だけ口に含んで出発です。

ここからは尾根を巻くように平坦な道が続きます。

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なんだよ。
最初だけだったのかキツイのは。
・・・などと想像力の働かない,思考停止しているバカ。

ななんとこの平坦な道が終ると,急坂を下って行かなくてはいけないのです。
ガビーン(死語)。心の中で「おえ~」と福井弁で叫びます。

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激下り。
激・極虎一家ですよもう(ワケワカメ)。

くだーるー
くだるとうしばー
おりーるー
おりるとうしばー
みんなみんなとうしばー


東芝の歌を思い出しちゃいましたよ(アラフォー以上の人しか知らない歌のはずだ。しかもこんな歌詞じゃありませんからね。)。

半泣き状態で,標高にしてたぶん60~70mくらい下ると,枯れた川を渡ります。

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ここにはベンチが設置されており目の前に大きな岩が。

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桃太郎岩というらしいです(帰宅後に知った)。
なぜ,桃太郎岩って名づけられているかというとですね,僕の写真では分からないのですがぱっくりと真っ二つに割れているからなのです。えっと・・・現地にいた時には全く気づきませんでした(笑)
だからそういう写真を撮影していないというヘタレ。

ここからが本番。
容赦ない急登が続きます。激下りの後の激登り。
激・極虎一家ですよ(しつこい)。
どんどん岩だらけになってきて・・・

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クサリ場ありーの,階段ありーの,トツギーノ。
なかなか乙女心,いやドM心をくすぐる山じゃないですか(誤解のないように僕は乙女でもないしドMでもないということをいちおう表明しておきたい)。

両手を使って登らなくちゃいけないようなところも増えてきます。
はぁはぁぜぃぜぃ言いながら進んでいくと前方から子供たちの声が聞こえてきます。
遠足だか何だかよく分からないけれどこんなキツイ(しかも危険な場所も結構ある)山に登るのか。先生たちも大変だよなあ。

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程なくして追いついてしまったんですが,登山道は狭くて急坂,また岩だらけでちょっぴり危険なので60人以上を抜くこともできず。最後尾を歩く先生に尋ねてみると小学校6年生ですと。山梨の子供たちはすごいよ(←って思ってたんですけど帰ってから調べてたら東京都内の私立小学校のの生徒たちでしたww)。
もし子供たちのペースが異常に遅ければ,追い抜かせてもらおうと思ったのだけれどそれなりのペースで登っていくから途中でスマホをチェックしたり小休止をとりながら子供たちにつかず離れずついて行きます。僕は見守り隊。

さすがにちゃんとした指導者がついてきているようで,先生たちは無線で連絡を取り合いながら登っております。クサリ場の登り方とかいろいろと子供たちに指示しながら一般の登山者に極力迷惑をかけないように登っているのが傍から見ても分かります。「ご迷惑をおかけします」「いえいえ。僕もちょうどへばってきたところなんでゆっくりついて行きますよ」
子供たちも僕と違ってどことなく上品で(←東京の私立小学生だと分かったから今思えば,なわけですがw),一生懸命山に登っている子供たちをを微笑みながら眺める僕(←言っておきますがロリータ趣味もありませんし,変態でもありません)

前方に巨乳,いや巨岩が見えてきました。

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大ヤスリ岩

すげえな。

登っていくにつれて傾斜はさらに急になり,段差も大きくなってきます。

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ペンキマークや赤テープを見落とさないように登らないとルートを外れてしまいますので注意が必要。

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胎内くぐり

おデブさんのためのバイパスルートもあるようです。

いやいやいやいや。こんな刺激的な山だったとは。
瑞牆山ゴメンナサイ(今回謝ってばかり)。

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大ヤスリ岩直下で,小学生たちは休憩タイム。
ここで追い抜かせていただきます。
これだけの人数がいると挨拶するのが面倒くさい。おざなりなこんにちわ。
「でっけえ鈴つけてるなあ。」などという心無い子供たちのひそひそ声に僕は心を痛めます(ウソ)

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このあたりで首から下げたデジイチをザックにしまいます。

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さすがに↑このレベルの段差になるとデジイチはお荷物。
機動力がまったく違います。

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大ヤスリ岩の向こうに八ヶ岳?

急坂を登り切りました。

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イエーイ。高島忠男です。

ここから山頂まであとわずか(のはず)。


(つづく)




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