

上が新幹線で下が在来線(表記の仕方が微妙に違うんですねえ)
三島は,これまでのワタシの人生に全く関わりのない都市で,新幹線で東京に行くときに通過する,ただそれだけの存在だったのですが今回縁がありましてこの街に数日間滞在することに相成ったわけです。
だから三島の情報ってこれまで僕の頭の中には全くなかったのですが,すこし調べてみたら実は,ぼくの大好物であるうなぎが有名だったりすることが判明。
うれしい誤算。
(以下ざ・うなぎ横丁より引用)
三島市は古くから水の都と呼ばれ、市内各地で富士山の雪解け水が湧き出しています。市内のうなぎ屋では、この湧水にうなぎを2~3日打たせ、うなぎ特有の臭みや余分な脂を落とします。これが三島うなぎのおいしさの秘密で、関東圏を中心にグルメの間では有名です。
(引用ここまで)
確かに,街を歩いているとうなぎやの数が明らかに多い。これは食わなきゃいけないでしょう。
僕が死ぬまでにこの街を再訪する可能性は限りなくゼロに近いので折角だから何も考えずに有名店にしちゃえ。

桜家(さくらや)です。ネットで調べたところ「超」のつく老舗有名店のようです(僕はもちろん知らんかったけど)。
創業安政三年だそうです。
三島駅前のホテルから歩きます。
ちょっと離れていますが歩けない距離じゃない。
途中のうなぎやさんを何軒も通過し夕方の4時30分到着。
行列を覚悟してたんですが・・
雨のせいかしら?すんなり入れました。
老舗だけあって歴史を感じさせる店内。
奥の座敷に案内されました。
「ちょっと時間が掛かりますがダイジョウブですか?」
とたずねられましたが20分ほどで出てきました。


うな重(2,620円)肝吸い・香物付き
座敷の照明が異常に暗くてね・・気の利いた店員さんが新聞なんかをわざわざ持っていてくれたんだけど読むのにも一苦労。写真もかなり暗く写ってたので多少画像処理してます。
お味のほうは。
脂っ気はほとんどなしでふんわりとろとろ(箸でつかもうとするとぼろぼろに崩れるのです)タレもあっさり系の薄味。
the most 上品est!
too much 上品!
上品過ぎるのだ。
僕が今まで食べてきたうなぎは脂ののったパリサクッジュワーに濃い目のタレがたっぷりってやつばっかりだったので,かなり物足りない。
まあこれは完全に好みの問題であります。
ワタシはうなぎ大好き星人ですけれど,「薄味のタレじゃないとうなぎ本来のうまさがわからないじゃないか!」などと薀蓄をたれるほどのグルメではないので・・・
ネットでいろいろ調べていたら新幹線を途中下車してでもこのウナギやへ行くべき,なんていうレビューも見ました。
こういうのが好きな人にはたまらないうなぎなのでしょう。肝吸いと漬物はおいしくいただきましたが,わたしには途中下車するほどの価値は見出せず。名古屋の櫃まぶしなら,途中下車もアリかな,と思います。(もちろん実際には面倒くさいし,金も時間も勿体無いので途中下車なんて絶対しませんがね)。
興味のある方は一度お試しあれ。
久しぶりの大物だったので長文になってしまいました・・
2,000円以内で,このうなぎが食えたらまた違った感想になってたかもね。
この記事へのコメント
uchidaholic
もしかしたら、関東風のうなぎは全てきみの口に合わないかも。
白焼き&蒸しでアブラを落としているから、関西風とは全く違います。
別のお店ですが、三島のうなぎはタレがコッテリの印象が。
きみが宮川本廛のうなぎを食べたら、ちゃぶ台ひっくり返すかも。(^^;
とまあ、オススメした側としての負け惜しみでした。(^^;
nippar
うなぎの骨が乾燥+味付けされた・・・なんか有名で高価なお菓子(?)を買いましたよ。
機会があれば、もう一度食べたいところです。
静岡全体がうなぎの産地なんでしょうか??
うなぎは苦手ですが、上品な私にはこういうのが口にあうのかも??(-^〇^-) ハハハハ~。
(でも、やっぱり天一のこってりは好きなんです♡)
poptrip
ご指摘の通り,関東風のうなぎは僕には合わないのかも。そしてきみに薦められた「本町うなよし」のほうが僕の好みに近かったのかもね。
>ちゃぶ台ひっくり返すかも。
そう言われてみるとその宮川本廛のうなぎとやらも食べてみたくなりましたね(笑)
poptrip
お菓子?
夜のお菓子(笑)うなぎパイしか思いつかんなあ。
あっさりしてるので,こってりとしたウナギの苦手な方にとっては目から鱗かも。
上品なアナタにオススメしますよ(って三島に来る用事ってフツーはないですよね)