おいしいものに出会ったときは幸せになれます。
B級グルメやジャンクフードと呼ばれているものだって,決して家では食べれないから,どうしても店にまで食いに行ってしまう。
そして,食べ歩きのもうひとつの楽しみは,
ちょいとディープなお店を発見したとき,あるいはツッコミどころ満載のお店を発見したときの喜びにある。

何度もこの店の前を通ったことはあるのですが,こういう昔からあるちょいとさびれた感じの喫茶店(URALAなんかでは紹介されないし,Web上にもほとんど情報のないようなお店)ってなんとなく入りにくいんですよね。
先日カプリチョーザの記事を書いたときに,このお店を推薦するコメント(笑)をいただきまして。
ムスコと2人で食事をとらなくちゃならなくなった,とある日。思いついて行ってみました。
店にはいると,もう想像通りのむかしながらの喫茶店という世界がひろがっておりました。
漫画,雑誌が適度にそろい,薄暗い照明に,低いテーブルにソファ(皮張り)。カウンターのなかにマスター。
そしてテーブルゲーム(しかもこの店のはテトリス)・・・敦賀のゆのくに以来の衝撃(笑)
メニューにはトースト,カレー,ヤキメシ,カツ丼,牛丼,ラーメン,オムライス,焼肉定食,から揚げ定食・・・
理想的だ。
まさに”昔ながらの喫茶店”の理想形。
「ここって子どもがはいってもいい店なの?」
とムスコが聞いてきました。
うん。確かにこういう雰囲気の店ってつれてきたことないし,僕が子どもの頃も,喫茶店ってのはなんとなく怪しい大人の世界って感じがしましたから。
最近の明るいカフェなんかはそういう雰囲気が全くありませんからな。
とりあえずこういうお店に来た場合は「焼きそば」を食います。
喫茶店のやきそばが好きなんですよね。

期待通りの「喫茶店のやきそば」でございました。
ここに目玉焼きがのってればベターでしたが。

写真に写っていない壁側にもなかなかツッコミどころのある小物が並んでおります・・
いちおう「ジャズ喫茶」のようで,店内はジャズが流れており(音量は控えめでした)レコードやCDが並んでいました。
また,現役なのかどうか分かりませんがTEACのオープンリールデッキもありました。
外資系カフェなんかがどんどん進出してきていますが,こういうお店にもちゃんと存在意義があるのだ。ガラガラかな,って思いながら店に入ったんですが常連さんでにぎわっておりましたから・・・
この記事へのコメント
おチャルマン
poptrip
笑いました。
でも僕その張り紙見つけられなかったです。
次回はもう少し観察してみますね。
確かにコーヒーは「つるつる一杯にしときましたよ」
と言いながらマスターが運んできてくれました。
マジでこぼれそうなコーヒーは好印象でした(笑)
マシュタ
今日、自転車で出かけ帰りに、寄りました。
正に「昔ながら」「時間の止まったような」喫茶店で、その空気とJazzとヤキソバを満喫しました。
>さびれた感じの喫茶店(URALAなんかでは紹介されないし
どっこい、
http://urala.jp/pc2/magazine/urala/detail.php?Media=1&NumberYear=2006&NumberMonth=11&FlagReturn=1&ID=3
2006年に、記事なってたりします。
侮りがたしw
poptrip
あらら,ウララに載っちゃってたのねこのお店。
福井ではウララに載ったことのない
お店のほうが少ないんじゃないかと
思ってしまう今日この頃です。
マーシンだってウララに載ったこと
あるみたいだし(笑)