なんだかうちの子供たちが通っている学校でも新型インフルエンザに感染した生徒が出たようで。
最近,いろいろなところで見かけるアルコール消毒液。コンビニやスーパーやら公共施設,うちの会社にも備え付けられています。このアルコール消毒液って本当に効果があるんでしょうか。飛ぶように売れているそうですが。
先日,新型インフルエンザに関する講習会に参加する機会がありました。講師はとある医師の方で,まあ概略は以下のとおりで内容はもう耳タコでしたが。
うがい,手洗い,人ごみに出ない,栄養と睡眠,咳エチケット。
これが予防には効果があると。
で,聴講者から
「アルコール消毒液ってのは効果があるんでしょうか?」
という質問がありました。
それに対する驚くべき回答がこんなの。
ウイルスというのはそう簡単には死なない。コレラや結核を引き起こす細菌と違いウイルスには抗生物質も効かない。加熱すれば別だけれど,実はアルコール消毒液の効果は「?」である。
手洗いやうがいはウイルスを洗い流してしまうということで効果があるのだけれど・・
【注】ワタシは専門家ではないので誤った表現があるかもしれませんが,内容としてはこんな感じでした
これを聞いて,会場はざわめきました。
・・・ほんまかいな。
ということで帰ってからネットで調べまくりました。
僕の調べた印象では
限りなく透明に近いグレー。
「効果がある」「効果があるとされている」と書かれたサイトはいくつも見つかりましたが,「アルコールで新型インフルエンザウイルスが不活性化したという具体的なデータはない」と書かれているサイトもあったりして。
アルコール消毒液には,殺菌効果はあるのでほかの病気にかからなくなって間接的には効果があるよってことなのかな。やらないよりマシってことか?
信じるか信じないかはあなた次第・・ってことですか。
いったいなにが本当なのか分からなくなりますな。
アルコール消毒液が売れまくって儲かる人たちがいることは間違いありませんが。
この記事へのコメント
ろ
mika
マスクだって、ウイルスをとめるほどの効果はほとんどないですしね。
ウィルス用の1枚100円以上する使い捨てマスクもありますが、全く隙間が出来ないワケではないですし。
喉を乾燥させない。ってイミで効果はなくもないですが。
「暑いから」という理由で外したりアゴにかけたりする人たちのつけかたでは全くイミないのは間違いないかとw
nippar
外来者の為に入り口においてあります。
が、、、、
今の話を聞くと・・・「気持ち」程度ですよね・・・。
ホント、笑いが止まらない会社もあるのは確か~。
claris
なんともいえなく大好きですよね~。
ですから、私は看護士さんには色んな意味でなれないと思います。
あと、大好きといえば マスクをしていると自分の息でお肌が潤って
とってもいい感じなんですよね~。
そう考えると、私の適職って食品製造会社に向いているのかしら?・・・
それとも、夜の職業かしら・・・
poptrip
ウイルスってのは細菌よりも小さい(電子顕微鏡でしか確認できないくらい)という話もしてたので,完全に防ぐ方法なんてのはきっとないんだと思います。
やっぱり普段から栄養と睡眠を十分にとることが一番大切なんじゃないかなという気がします。
poptrip
マスクはある程度飛散防止には効果があるようです。
もちろん完全に防げるわけではありませんが・・
欧米ではマスクはあんまり肯定されていないようだし。
でもやっぱり「やらないよりまし」なんですよね。
あとは確率の問題で,少しでも感染する(あるいは感染を広げる)可能性を減らすことはできると思われます。
poptrip
まあ消毒液は
「気休め」
なんでしょうな。
「病は気から」なんて言葉もありますから,
気持ちが大切なんですよ,きっと・・・
と無責任なことしか僕にも言えません。
poptrp
アルコールが蒸発するスースー感は
たしかに僕も気持ちよかったりします。
僕は普段はメガネをかけているので,ときどき
マスクの隙間からの息でメガネが曇ってしまう
ことがあるのでマスクは嫌いですね。
マスクをする仕事で
夜の職業ってなんなんでしょう?
思いつかんなあ。
通りすがり
ウィルスをどれだけ退治できるかが肝要ではないでしょうか?。
ウィルスの殺菌効果が臨床検査や医療学会などの論文で報告されている「液」として、次亜塩素酸ナトリウムと強酸性水があります。
次亜塩素酸ナトリウムは、取り扱いに注意が必要で、家庭用塩素系漂白剤と混ぜると塩素ガスやトリハロメタンなどが発生し危険です。
肌のアレルギーや、顔にかけるなどは禁物で、衣類にかける場合は変色する場合もあります。
強酸性水は、次亜塩素酸ナトリウムと比較して、人間には優しい「ウィルスの殺菌液」として有効です。
PH2に近い、またはそれ以上のPHをもつ「強酸性」でも、人にとっては「水」として無害に近いものです。アトピーなどの皮膚炎を持つ方ならその効果についての知識をお持ちかも知れません。
なにより、手だけでなく顔や目、鼻、口(うがい)などの粘膜についたウィルスにスプレーすることで殺菌効果があり、肌荒れなどの炎症は起きない、今、一番の予防効果が認められる「液」です。
また、衣服にスプレーすることで「水」同様にシミになりにくく、殺菌できるわけですから、手洗いだけでなく衣類に付着したウィルスの殺菌で、盲点だったところまで対策が可能だといえます。
研究論文などでは、「強酸性水」に5秒手をつけるだけで、手に付いたウィルスを殺菌し無菌の状態に出来るという検査報告なども公開されています。
販売している会社もそれほど多くなく、価格も高いため入手しにくいですが、
予防・殺菌対策としては現在入手できる一番の方法でしょう。
poptrip
専門家の方ですかね。
わかりやすい説明ありがとうございます。
ウイルスにも「殺菌」という言葉を使うのですね。
うちの会社においてある消毒液の成分を一回
しっかり見てみようと思います・・