意地になってやっていたらあっという間に1時間が経過。
その後,約1週間ほぼ毎日30分から1時間近く「マインスイーパー」をやった結果
ついに成し遂げました。

思わず娘をパソコンの前まで呼びつけて感動を分かち合ったのでした。
僕がこの手のゲームに初めて出会ったのは約20年前。大学生のときだ。
大学4年生になると研究室というものに配属されて卒業研究などと言うものを否が応でもやらなければいけない。当時はNECのPC-98が全盛期だったのだが,その研究室のパソコンはすべてApple社製のMacintoshでありSE/30とかMacintoshⅡsiとかQuadoraとかそんなのがずらっと並んでいた。
まだOSも日本語ではなく,System6とかSystem7といった英語版でExcelなんて便利な表計算ソフトはなく,Igorというスグレモノの外国製の表計算ソフトでグラフを一生懸命作ったものだ。当時のMacは,フロッピーのデータがいつの間にか消えてしまうなんてことはしょっちゅうで何枚もバックアップをとっていたし,爆弾マークもよく見かけたが使っていてとても楽しいパソコンだった。
僕の研究を指導してくれたのは,一般企業ではきっと働けないだろうなあというようなMという講師(研究室では教授,助教授(今は准教授っていうのかね),講師,助手とランク分けされて,教授なんてのはほとんど大学院生しか相手にしてくれないのだ)だったのですが,その男がとにかくMacキチガイといってもいいほどのMac好き。
そのM講師,ヒマさえあれば自分専用のMacの前に座り「Mac World」とか外国から取り寄せたMac専門誌とかそんな雑誌を読んでいたのだが,ときおり「ニャーオ」という音がパソコンから聞こえてくる。
何をやっているのかと思ったら「Nyanko Sweeper」というゲームをやっていたのだった。この「Nyanko Sweeper」ってのは「マインスイーパー」の猫版といったらいいのだろうか。爆弾の代わりに猫が隠れていて,ミスをすると猫が鳴くというもの。
フライングトースター(スクリーンセーバー),アクアゾーンとともにOld Macにしっくりくる代表的なソフトだったと思う。

ネットでみつけたNyanko Sweeperの画像
マインスイーパーをやっていて思い出すのはM講師のニヤけた顔と猫の鳴き声なのである。
オンラインでNyanko Sweeperをプレイできるサイトがありました。音も再現されていてちょっぴり感動しました。
http://www.yk.rim.or.jp/~koba/Java/NyankoSweeper/
この記事へのコメント
Herr Katze
だと思うんですよね
ほんとヒマなときよくやってました
世界記録のサイトがあったと思うんですが
とんでもないタイムなんすよね
アレ見るとちょっと萎える
poptrip
ヒマなときにやるべきゲームなんだけど
やりはじめたら止まらないんですよね~
Herr Katze
なりますねw
つか、右クリックが効かないのが納得いかーん!
あ、元マックのゲームだからか・・・
poptrip
わざと踏みたくなっちゃあダメダメ(笑)
あ~そういえば
Macってワンボタンマウスに拘ってますからね。
正直Windowsの右クリックの便利さを知ってからは
Macも早く右クリックできるマウスを作れって
祈ってましたからね・・
昔のMacの場合,Contrl+クリックで右クリックと同じ動き
をするって・・両手が必要ってことですからね。