
高知県の地場産品の販売、特選品の販売などをしており、他には鮮魚、精肉、総菜、花屋、衣料品、酒屋、ゲーム店、マッサージなどもある。市場内の通路には「龍馬通り」「いごっそう横丁」といった高知にちなんだ愛称がついている。ひろめ市場のシステムは、食器の共同管理など屋台村のイメージであり、観光客にも地元の人にも支持されている。(wikipediaより)
さて,まずはひろめ市場では数少ない店舗型のお店でゆったりと。

「ひろめ家」というお店でございます。
とりあえず,高知って初めて来たんでオススメをお願いしますと言ったら出てきたのはこういうやつ。

チャンバラ貝
食べ方が分からないんでおねーさんに教えてもらいました。
つまようじで身を差してくるっと回して身を取り出すんです。サザエみたいな食べ方ですね。ただなかなかテクが必要でけっこう難しくて・・いくつかはプチッて途中で切れちゃいました。残念!
さて,突然ですが高知が生んだ偉人と言えばだれを思いだしますかね。
僕の場合は,まずなんといっても坂本龍馬でしょ。
そして広末涼子(笑)
さらに最後の一人はこの人を挙げたい。
京極さんです。
えっ,京極さんを知らない?
それはマズイですねえ。
ちゃんと「美味しんぼ」を読み返してください。
初期のころの名作ですよ,京極さんが初登場した回は。

海原雄山の用意した,故郷の四万十川の鮎を食べて号泣する京極さん

土佐の丸干し(鰯)に大喜びの京極さん
海原雄山の用意した京極想い出の料理に感動して涙する京極さん。「山岡さんの用意した鮎はカスや」とまで言い放つ「美味しんば」史上に残る名シーンですよ。
そんな京極さんオススメの一品がこちら。

鰹の塩タタキ
わさびとニンニク,そして塩でいただきます。
しかし鰹のでかいこと。


山岡士郎に「塩タタキ」を教える京極さん
山岡士郎もゆう子知らなかったカツオの塩タタキ。
いろんなお店で提供されていましたわ。
そして,これ↓はもちろん初めて食べました。

ウツボのタタキ
ウナギとちょっぴり似た感じの食感です。
なかなかです。
魚介類だけじゃあれなんで・・と

地元・春野の馬刺し
もちろん京極さんが食べて泣き出してしまった四万十川の鮎や土佐の丸干しやらその他の川魚・野菜類も食べてみたかったんですが,このお店のメニューにはなかったような。あとはうちの兄貴が「クジラも食っといた方がいいよ」って言ってたのでクジラを求めて屋台村のほうへ。

「珍味堂」というお店でビンビールと以下のふたつを購入し,席につきます。
ショッピングセンターのフードコートみたいな感じで好きなところに座ればよいのです。外人さんもチラホラいらっしゃいました。


鯨のサエズリ

花鯨
どちらも珍味ですね。
専用のタレでいただきます。
クジラ専用のタレがあるんですよ・・しかも部位によってタレを使い分けるという手の込んだ。捕鯨についてはいろいろな意見があると思いますが完全に立派な食文化ですよね。
珍味堂やその他のお店には,ほかにも香ばしい魚介類があったんですけどもうね,おなかいっぱい。四万十川の天然アユも川エビも食べてなくて名残惜しいんですがこの辺で「ひろめ市場」とはさよならします。
いやあ,高知って侮れないね。
海の幸も川の幸も両方楽しめるという・・・ラーメンとかは死んでるっぽいけど(鍋焼きラーメンというものが名物らしいけれどイマイチ食指が動かなかった)。
えっとこの2軒で食べたものは飲み物(生ビール1杯,ビンビール1本)含めて合計で3,750円+1,640円=5,390円。いや安くはないね。大勢で行っていろんなものを少しずつつまむというほうが絶対に楽しめると思います。おひとりさまは気楽なんですけど食事に関してはやっぱマイナス面もありますなあ。
いやしかしホントもう一度来て,ここで食事をしたいと思いましたよ。高知が好きになりました。
睡眠不足と疲労度満点の状態で普段ほとんど飲まないビールを飲んじゃったもんだからかなり酔っ払っちゃいまして・・酔い覚ましにホテルまでは歩いて帰ることにしました。
(つづく)
この記事へのコメント
Herr Katze
最近は福井にもあるような居酒屋チェーンでも
結構塩たたきあるみたいですよ
poptrip
あのころの美味しんぼはホントおもしろかったですね~(遠い目)
原作者の左翼思想が見え隠れするようになってからはもうグルメ漫画じゃなっくなっちゃったからなあ・・
ぼくは居酒屋とかほとんど行かないのですが,塩タタキってメジャーな食べ物だったんですね。