吉野家で禁断のアレ

鯖江市に待望の吉野家がオープンしたのは去年の11月ごろ。
もちろん吉野家フリークのぼくは大歓迎・・・ってこともなく。なぜなら僕の移動はだいたいが敦賀と鯖江の往復ですが鯖江でも西の方に住んでいるので自宅から遠いし,ふだんあんなところ通らないんでございますよ。
そして自宅から行く場合,距離的には鯖江店のほうが微妙に近いんだけど,時間的には武生店のほうが早く着いてしまうという。

今回,ちょうど小腹がすいてしかも近くを通ったもんですから利用してみました。

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最新型の吉野家の店舗に足を踏み入れるとそこには驚きの光景が。

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ななんと,カウンターよりもテーブルの方が多くなっちゃってるぢゃないか!
せっかくなので僕も遠慮がちにテーブル席につきます。
ひとりで吉野家にやってきてテーブル席で牛丼を食べるのは初めての経験なのでございます。

こんなの吉野家じゃねえ。
吉野家はもっと殺伐としているべきなんだ。

・・・などという資格はテーブル席に陣取ってしまった僕にはもうありません。

いつもの牛丼並にお新香と味噌汁のセット(510円)を。

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たっぷりの紅ショウガと七味を添えて。
箸を手に取り,丼を持ち,ご飯と肉と紅ショウガと七味の混合物をかきこみます。
できるだけ下品に。
牛丼を9割方食べ終え,米粒とつゆだけが丼の底にたまった状態。

ここで僕は禁断のアレに手を伸ばします。

スプーンです!

今まで僕はスプーンの存在に気づいていましたが(いつからこんな女々しいものが置かれていたのかは定かではない),もちろん使用することはありませんでした。

僕に刷り込まれている吉野家のイメージと言えばまさに男の世界。むかしは吉野家で女性を見かけることなんてまずありませんでした。刺すか刺されるか。そんな雰囲気すらあったカウンターのみのお店を知っている僕にとっては上品にスプーンを使って食べるなんてのは邪道の極致。
僕もそうなんですけど,昔からのファンに限って変化を歓迎しないというか・・スプーンで食べるなんてあり得ないというガチガチの保守派が多いんですよ。

そう,旧態依然とした吉野家では男らしく箸のみでご飯とつゆを下品にかっこむのが当然のマナーだったのです。しかし,ここはもうすでにコンベンショナルな吉野家ではなくネオ吉野家なんだと自分に言い聞かせながら,誰かに文句を言われる筋合いもないはずだと自分を納得させながら(だいたいカウンターに座らずにテーブル席についてる時点でもう裏切り者の烙印を押されているわけですw),スプーンで米粒を掬い,デザートのプリンを食べるかのように優雅に上品に吉野家の牛丼を食べ終えたのです。

ええ,やっぱりですね,どう考えても汁を少し含んでしまっている米粒はスプーンで食べた方が効率的なんですよ!(みんなわかってるはずです)
びっくりドンキーのハンバーグの汁を含んだディッシュの米粒だって同じなんです。

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吉野家ではじめてスプーンを使ってしまったこの日,僕は新しい何かを得た気がしました(ウソ)。

むかし,吉野家が禁煙でなかったころ,タバコの煙がどうこうといって店の中で喧嘩が始まったのを見たことがあります。ええ,マジで吉野家ってのはそういう世界だったのです(ちょっと大げさに書いてますけどw)。


この記事へのコメント

  • ribahiruto

    私もスプーン使ってますよ。まあ、右手が不自由ってのもあるけど。
    デフォが汁だく玉子である私のためにあるようなものだ。
    ああ、牛丼食いたくなった(`Δ´)
    2016年06月02日 20:54
  • Herr Katze

    鯖江店は非常にウチに近いのですが
    まだ行ったことはありません

    そう、吉野家にあんまり興味がない人なのです

    ちょっと食いたくなったな
    もちろん紅しょうが・七味は大盛りでね
    (そこは趣味があいますね珍しく)


    それはそうと
    なんじゃこの店内!
    こんなんなってるんですか最近の吉野家は
    まさにネオ!NEO!(なんとなく)

    これはなんスか、店員がテーブルに
    もってきてくれるんスか?

    なんだかなぁ
    2016年06月03日 01:32
  • mika

    ええー!鯖江店利用したことないので中の様子にびっくりです。

    ていうか、変なのーーー!

    やたらゆったりしたスペースが無駄に感じてしまうのは吉野家に毒されてるんでしょうかねー(笑)
    2016年06月03日 07:27
  • よっし~

    昭和の時代の吉野家は女子供は禁止というオーラが出ていましたね。
    テーブル席などなく、U字型のカウンター席オンリー。
    食べたらとっとと出るのが当たり前の雰囲気でしたね。

    終電がなくなった後、タクシーをお店の前に待たせておいて、大盛2杯を食べるのが日課でした。
    2016年06月03日 18:02
  • 小心者

    期待はずれ~
    吉野家の禁断といえば
    ライスだけ頼んで
    たっぷりの紅しょうが、七味を
    山盛りで頂く紅しょうが七味丼
    別名、真っ赤な情熱丼!
    そんでもって、熱いお茶は
    三回くらいおかわり
    小心者の僕にはとても無理ですが
    貴方にはきっと出来るはずです
    2016年06月03日 20:41
  • poptrip

    >ribahirutoさん

    箸って最強の道具だと僕は思ってますが,確かに手が不自由な方には優しくないですね。
    僕は玉子いらない派でして・・・あれ味変わっちゃうでしょ!
    ・・って紅ショウガと七味をアホみたいにトッピングしてるお前が言うな!ってハナシなんですけどww
    2016年06月04日 08:27
  • poptrip

    >Herr Katzeさん

    吉野家に興味がないですと!
    やっぱり貴方とは合わないなあ(笑)
    紅ショウガと七味に関しては意見が合致したとしても根本的なところが・・ww

    店員さんがトレイに載せて持ってきてくれますよ~。もちろん注文も取りに来てくれますし。昔を知ってる人からしたら信じられないと思いますがやはりこれも時代の流れですね。女性やファミリー層もとりこまないと他のチェーン店に食われちゃいますから・・・
    2016年06月04日 08:31
  • poptrip

    >mikaさん

    あなた,吉野家も利用するの?
    秋吉で純けいが好きだったり貴女はなかなか男らしいところがありますね!(褒め言葉ですよw)

    武生店もこれに近い感じだったかと(数年前の改装なんでここまでネオ感はないかもしれませんが)。
    この店内のチープなサ店感。そのうちコーヒーやらデザートも出しちゃうかもね(実際,高速道路の某SAの吉野家ではコーヒーがメニューにありましたしそういう店舗がいくつかオープンしているようです)。
    2016年06月04日 08:35
  • poptrip

    >よたよたさん

    まさおしゃるとおり古き良き時代?の吉野家を愛していた世代には違和感たっぷりです。
    でも,あの雰囲気だとさすがに今の時代はやっていけないんでしょうね女性にも優しいお店じゃないと・・ってラーメン屋には昔の吉野家みたいな殺伐とした店ありますけど(二郎系のことを言っているわけではないww)。

    日課の吉野家。
    バブリーですねえ。バブル時代を知らない僕らは話を聞くと本当にうらやましいです(それが日本をダメにしたのかもしれませんけど)。
    2016年06月04日 08:39
  • poptrip

    >小心者さん

    ライスを紅ショウガだけで食べるというのはもはや都市伝説じゃないかと・・・
    ただ,貴方ほどのドケチマイスターなら実践していたんじゃないかと逆に僕は考えたわけですが(笑)
    貴方より小心者の僕wにはそこまでできません。ていうかケチなんだけど味にはそこそこうるさい男なのでそういう食べ方はできないんですよねえ。
    2016年06月04日 08:43
  • Herr Katze

    ちなみにワタクシは大学に入ってある程度たつまでは
    お肉嫌いでしたので
    センパイに吉野家おごってやるよって連れてかれたときは
    牛皿とご飯にして牛皿はセンパイに食べていただいて
    ワタクシはご飯とみそ汁に紅しょうがで食ってましたよ
    2016年06月07日 02:18
  • poptrip

    >Herr Katzeさん

    おお,惜しい。あまりにも惜しい。
    ごはんと紅ショウガだけをオーダーしてたら完璧だったんですけどw

    子どもの頃福井には吉野家はなかったので,高校を卒業して都会へ出てから吉野家で牛丼を初めて食べた時はほんとにおいしくて,またあの店の雰囲気も含めてマジでカルチャーショックでした。
    2016年06月07日 18:06

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