いちおうローフーにはいっておくか。
最近は,山から下りたらすぐにローフーに入らないとなんか気がすまなくなってきたんです(昔は,お金と時間がもったいなかったから着替えだけしてそのまま帰ってたんだけど・・・)。

せっかくなので登山口の雨飾温泉雨飾山荘を利用させていただきます。

創業明治十三年。
20年くらい前まではクルマではここに来れなかったようで,いまだに電気も電話も通じておりません(電話は衛星電話を利用しているようですが,auの携帯はここでは通じません)。

この建物が内湯
広場を挟んだ向かいに露天風呂「都忘れの湯」があります。

日帰り入浴は500円。内湯(男女別)と都忘れの湯(混浴露天風呂)のどちらも利用できるようです。
とりあえず内湯へ。



↑いろいろとツッコミどころはあるんですが敢えてスルーさせていただく。

貴重品用ロッカーはないので,フロントに預けました。

転んだ時に擦りむいた傷が沁みるのです(笑)
浴槽は4人くらいは入れますが,洗い場は2人用。シャワーもありませんので浴槽の湯をすくって頭や体を洗います(昭和だなあ・・・)。いや,なかなかいい湯だったよ(って特に温泉とかにこだわりもないし詳しいわけでもありませんが素直な感想です)。
このままマッパのまま外に出て,都忘れの湯に行くことも可能なんですがフルチンで登山者も歩く広場を横切って行かなくてはいけません。僕には露出癖はなく羞恥心はちゃんとあるのでやめておきました。うーん,先に服を着たまま露天風呂に行くのが正解だったかも。
お色気ムンムン(死語)の山ガールが混浴に入っている可能性も限りなくゼロに近く(実際に混浴で女性に会ったらすげえ緊張しちゃうと思うんです。まあそういう事態があり得るのかどうかってハナシなんですけど),面倒くさくなったので服を着てフロントへ。
せっかくなんでここで軽く飯も食ってくか。ホントは銭形でとんかつでも食おうかと思ってたんですが・・・ラーメンを拒否するような理由は全く存在しない。
ここまでクルマで登ってくる道中,雨飾温泉への案内表示がたくさんあったんですが,そのひとつにこんなの↓がありました。

はんごろしラーメン
なるほど。(←いや「なるほど」じゃねえよw)

半殺しラーメン・・いっとくか。
フロントのお姉さんに尋ねると「水を一切飲まずにスープまで飲み干したら100円引きになりますよ。とっても辛いですよ。」とのこと。いやいや,やめときます。睡眠不足&疲労度マックスのこの状態でそんなチャレンジをするほど馬鹿じゃありません。普通に食べますと宣言し,食堂へ。
食堂には穂高岳・涸沢の写真がいろいろと飾られておりまして,なんでやろとちょっと調べてみたら2003年前涸沢ヒュッテがこの山荘を経営していたんですね。

こんな電気も通っていないような奥地なのでラーメンもそれほど期待はしていなかったのですが,ちゃんとしたラーメンです(失礼)。

ええ,ふつうにおいしくいただきました。辛いことは辛いけど,まあ水さえあればスープも飲み干すことはできたと思います。
ごちそうさまでした。
しかし,お風呂で汗を流したというのに,食べ終えたらまた汗だく(←アホです)。
ローフーに入る前に半殺しラーメンは食べておくべきと思います。このまま露天風呂に行って再び汗を流すという選択肢もあったのですが,もう帰る気満々の僕は雨飾山荘をあとにしたのでした。
なお,僕はお風呂に入るときは眼鏡をはずすので,たとえ混浴露天風呂であってもよっぽど近くに人が寄ってこない限りぼんやりしていてよく見えないので,僕といっしょに混浴露天風呂に入っても大丈夫ですよ。と,この記事を読んでいる山ガールさん(←いるのかどうかわからんけどw)にメッセージを残しておくことにします。
この記事へのコメント
小心者
僕の力作です!
『男なら 黙って外で 仁王立ち』
『金山に 隠れた脅威の 波動砲』
『キレがなく 若いやつらに 遅れ取る』
ダメですかね~
poptrip
いや秀逸だと思いますよ(こういうジャンルがないので他と比べようがないんだよw)。
昔,芦原辺りで見た交通標語の看板に「うんこ出してもスピード出すな!」というのがあったんですがいつのまにかあの看板なくなってたなあ・・