足羽三山とは,八幡山・兎越山・足羽山のことである(そんなこと鯖江市民の僕は知らんし!)。
なお,兎越山はなんと「おさごえやま」と読むらしい(そんなこと鯖江市民の僕は知らんし!)。
ということで毎度おなじみ福鉄一日フリーきっぷで足羽三山を縦走するの巻。
このブログの読者にのみ有名になってしまった水落駅(笑)からスタート。

もう面倒臭いのでベンチに座ったままグリーンのフクラムを撮影。いや以前なら立ち上がって最もいい構図で写真を撮ろうと努力するようにしていたのだが,おざなりになってきている。憧れのクラスのマドンナ(フクラム)と付き合い始めたときはまめまめしかった男(オレ)が,だんだんとなれなれしく態度も横柄に変わっていったという青春時代にありがちなパターンである。ヒムロック風に言うと「おざなりなPLAY 漂うだけ」なのである。
と,「わがままジュリエット」なんてさておき,まずは朝食をいただかなくてはいけない。早朝に覚醒してしまったためヨメを起こさないようにそっと家を出てきたのだ。

福井駅前に行きたかったのだが,この列車は残念ながら福井駅前に行かないとのことなので市役所前で下車し福井駅まで歩くことにする。


県庁のお堀の横を通り(最近この辺歩いてばかりだw),駅前へと。
老舗のミュージック・ショップが目に付く。レコードコレクターでもある僕は,掘り出し物がありそうで一度は入ってみたいと常々思っているのだけれどいまだに勇気が足りない。80年代のレコードが定価で売ってそうで怖いw
朝食をとるために向かった先は僕の大好きな楽天Rポイントの使えるお店。
PRONT(プロント)です。朝7:00からやってるというのがうれしい。


初めて食べたモーニングはトーストは1枚だしサラダとプレーンオムレツがついて490円もうれしい。そしてRポイントで支払う優越感。ふふふ。見方によっては逆に優越ではないのだが。そしてクオリティに関してもまあ値段相応だったわけで。
福井駅停留所に行ってみるが朝のこの時間帯は1時間に1本しか電車がないようだ。まあいいさ。市役所前まで喜んで歩こう。そう,今日は歩くための日なのだ。5月の若狭・三方五湖ツーデーマーチのために購入したスニーカー(ワイプラザで購入w)で,舗装された道をたくさん歩こうというのが本日の主目的。
市役所前にやってきたのはさくら色のフクラム。

もちろんおざなりにベンチに座ったまま撮った写真がこれ↑。もう僕とフクラムは倦怠期にはいってきているのかもしれない(笑)
フクラムは乗っていても静かでクルマに例えるならプリウス。ほかの車両(880形,770形)は電車が止まるたびにコンプレッサーが動くため非常にうるさい。ドアの開閉その他で圧縮空気を使用しているからだ(だからドアが開くとき「プシューって音がするのな)。じゃあこのフクラムはどうやってドアを開閉しているのかっていうと,電動なのである。と豆知識を披露したところで話を先に進める。

花堂駅で下車し,まずは八幡山へ。
登山口を探すのにちょっと手間取ったんですがなんとかそれらしいところを見つけ,登り始める。


しばらくすると分岐があり,右に折れ階段を登っていくとちょっとした広場に出て

そこを横切ると舗装路に出た。
たぶん夜景をに見来るカップルたちはこの道をクルマで上がってくるのだと思われる(八幡山というのは夜景スポットらしい。鯖江市民は知らない。)。

道路を登っていくと,右に獣道のようなものを見つけたのでちょっと寄り道。
すると,

檻があり,中では数羽のカラスがバタバタと飛び回っていた。

「この檻には関係者以外ふれないでください 福井市」
とだけ書かれている。何のためにカラスを檻の中に入れているのか。全く想像がつかないが,なんとなく嫌な感じ。見てはいけないものを見てしまったようで怖くなって引き返した。
さて,何も見なかったことにして(笑),道路を歩いていきます。スーパーファミコンのようにリセットボタンを押したのです。
鉄塔巡視路の標識にしたがってちょっと道を逸れると

八幡山展望台
があった。


この日は,今年初めての黄砂が来たという記念すべき日だったのでまあ霞んでること。
白山はみえましぇん。
さらに進んでいくと公園があった(こんなところ一体誰が利用するんだろう?)。

この先は地図上は道がなくなっているのだが,公園の隅をよく見ると登山道のようのものが先に続いてるのが確認できた。


山頂(P131)はまだ先のようなので今回の趣旨(とにかく道路を歩き新しいスニーカーになれること)とは異なるが,行ってみることにする。いちおう踏み跡はあるのでなんとかなるっしょ(ここからは完全に登山道です)。
いちおうここまでの位置関係を確認しておこう。

地図の通りいったん下った後登り返すと

朽ちた看板が埋もれていた。西谷山二号墳とある。
帰ってからネットで調べてみたもののほとんど情報はなかった。・・まいっか。
そこからさらに少し登ると山頂だ(たぶん)。

八幡山山頂(131m)と思われる場所
ここまで38分だった(展望台でのタバコ休憩含む)。
さて,ここからが問題だ。
進むべきか退くべきか。
いちおう道はまだ先へ続いている。
ちょっぴり迷った末,前進することに。


待っていたのは,予想通りというかなんというかロープ場が連続する激下り!
やっぱりここは直登コースだったか・・・スニーカーにはちょっと厳しいレベルの斜度だ。それに蜘蛛の巣だらけでてんてこ舞い。ロープがあっただけ幸いだった。
7~8分(もっと長く感じたよ)下るとようやく舗装路に出た。

ここから下りてきた
ジーンズにはいろんな雑草や蜘蛛の糸がまとわりつき,大変なことになっていた。
このコースを利用するときはいちおうちゃんとした装備で臨むことをオススメしたい。というかこのコースの利用はオススメしない(笑)
(つづく)
この記事へのコメント
YAMA
まあ私は嬉しいですが(笑)
今度は廃線跡巡りどうかしら?
懐かしい古い車両もありますよ(^^)
nipper
福井花火?フェニックス祭り?(今は福井市民だけでお知らないw)の花火のときはおさごえ民家園内にシートが敷かれてそこで人々がウジャっと花火見てます。小高い山からの花火もいいもんです♪
poptrip
廃線巡り・・かなり魅力的なわけですが(笑),どちらかというと乗り鉄の要素のほうが僕は強いみたいで。チャリで廃線巡りは楽しいでしょうね,きっと。
poptrip
わたしゃこの辺の土地勘が全くないので新しい発見ばかりでして・・・狐川?ああいわれて初めて気づきましたわw
愛宕庵をはじめとして貴女はこのあたりがずいぶんとお気に入りのようですね(笑)
僕は花火も好きなんですがフェニックス花火って一度も見たことがないのです。今年は電車に乗って見に行こうかなと(けっこうマジ)。