ぜひとも見に行きたいと思いネットで情報を集めようと検索しますが,ヒットするのはあまり関係のないサイトばかりで時間や場所の記載されたサイトが見つかりません。
10分以上も格闘した結果,ようやく見つけたのが福井県のプレスリリース。
コウノトリの放鳥式典を開催します(福井県自然環境課)
以下案内文より抜粋
・放鳥式典周辺には、駐車場はありません。報道機関の駐車場は、第三駐車場(報道機関専用)または、第二駐車場(一般車)をご利用ください。(別添地図1参照)
・放鳥の際の、撮影場所は別添地図2のとおりです。
・どなたでも見学はできますが、現地での交通規制に従い、駐車や見学等をお願いします。
抜粋ここまで
「どなたでも見学はできますが、現地での交通規制に従い、駐車や見学等をお願いします。」
このちょっぴり上から目線の注意書きが癪に障るんだけど(笑),まあお役所だからね。一般人にはあまり来てほしくないようにもとれる書きぶりだと思うんだけど考えすぎでしょうか。
で,行ってみたらどこから情報を仕入れているのか思った以上にたくさんの人がいらっしゃってまして。いったん会場まで行ったあと,トイレに行きたくなって駐車場(旧白山小学校第一分校)へ戻ります。


この小学校は2004年に廃校となったとのことですが,なぜかランドセルがあり。

これが体育館かな。狭いよね・・・
トイレはきれいでした。
あ,小のほうですからね。
OPP対策はちゃんと自宅で済ませてきていますので。

友人である福井新聞元コウノトリ支局員のO記者も取材にやってきていたようで,軽く挨拶を交わすと,僕は退屈な式典には参加せず撮影スポットでスタンバイ。
コウノトリたちもスタンばってます。


式典が行われ知事や市長の挨拶が終わると,テープカットとともに放鳥されるという段取り。
待つこと40分。
長い・・・スマホや雑誌を見ながら時間をつぶします。
コウノトリはあの狭い何もない箱の中で1時間以上は待たされたと思われ・・・
ようやく箱の前にVIPたちがやってきました。

「このハゲ~ッ!」って言われた人はこの中にはいない(はず)w
地元の小中学生たちも近くで見守る中,テープがカットされ,扉が開かれます。

が,なかなか出てきません。
皆,息をのみます。
さきに出てきたのは

ほまれくん!

やった。
飛んだ!
わっと歓声があがります。
地元の小学生たちも

満面の笑み(ぼかしをかけてますが笑ってるのはわかるんじゃないかな)。



ほまれくんに気をとられていたら再び歓声があがり,かけるくんも飛び立ちました。

かけるくんはほまれくんの後を追うように飛んでいきました。

頑張って生き抜くんだぞ。
オジサンはちょっぴり感動してしまったよ。
なお,足環カタログというものによりコウノトリの個体を識別できることを最近知りました。
この前僕が鯖江市で見かけたコウノトリはやはり2羽別々の個体で,J0120とJ0132のようです。
リリースしたコウノトリと、野外で巣立ちしたコウノトリには、個体番号が書かれた足環と、異なる組み合わせの色の足環をそれぞれの個体につけています。これにより個体の識別ができるようになり、個体の移動や生死、生態を詳しく調べることができます。みなさんの近くにコウノトリが訪れたときには、どの個体がやってきたのか確認してみてください。(兵庫県立コウノトリの郷公園webサイトより)
足環カタログ
帰りにはお饅頭までいただいちゃいまして

至れり尽くせりじゃないか。
県の情報発信はイマイチだったと思うけど・・だいたいpdfファイルを添付っていうサイトが僕は大っ嫌いで。重たい数十ページにわたるような資料はpdf貼り付けでいいと思うんだけど,あんな簡単な1ページの案内をわざわざpdfで添付するってやめてほしいよね。いちいちAcrobatを起ち上げないと内容が分からないし時間がかかるし・・・添付されていた地図も土地勘のない人にはさっぱりわからないもので。
あ,饅頭は僕の好きなこしあんで,帰宅してムスメと分け合って美味しくいただきました。
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