宮崎の郷土料理・もも鐵,そして福井弁と宮崎弁の邂逅

宮崎に着いたのは17:30。
もう観光なんてできる時間じゃない。

だいたい宮崎の観光地って全く思いつかない。というか宮崎のことを僕はあまりも知らなさすぎる。プロ野球のキャンプ地,シーガイア,東国原知事,マンゴー。思いつくのはこれくらいだ。でも,たぶん宮崎の人が福井について知っていることはもっと少ないかもしれない。

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宮崎にもあった「さばえめがね館」

駅から徒歩10分くらいのホテルにチェックインし,ネットでおひとり様用のコースがある居酒屋・郷土料理店を探すと,ちょうどホテルの近くに店がみつかった。

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もも鐵本店です。

ひとりだといろんなメニューが食べれないんだよね。だからおひとり様用のセットとかコースがあるお店は使い勝手がいい。

実は,友人Jくんのムスコが宮崎大学に通っているため「オッサンとメシ食わないか」とJくんを通していちおうお誘いをかけたのだが,部活があると言うことで僕は見事に振られてしまい,残念ながら一人で宮崎の食を楽しむことになったのだ。

18:00前に店に入ると,僕が最初のお客だった。
1人用のコース(2,000円)をオーダー。

ドリンクはハイボールで。

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カンパチのお刺身

他に誰も客がいなかったこともあり,バイトのお姉さん(セイガクさん)とちょっとした会話が始まります。

女子「どこからいらっしゃったんですか?」
オレ「福井って分かる?」
女子「あ,聞いたことはあります(笑)」


しかし,おめーひってもんになまってるな!とカミナリ張りのツッコミで指摘したところ,

女子「ええ!そうですかあ。自分では全く分からないんですけど」

まあ僕もなまってるので人のことは言えないのですが,マジでかなりイントネーションがおかしい。もちろん不愉快になるわけじゃなく逆に異国情緒(日本国内なんだけどなw)を感じてしまったり。

でも,宮崎弁ってどことなく福井弁に似てるのな。
女の子が話すと確かに可愛い・・・気もする。

と,この記事を書いたのは何日か前なのだが,昨日福井と宮崎と福島は同じイントネーション属に分類されるそうですという非常に興味深いコメントをいただいた。無アクセントというらしい。

【参考サイト】無アクセント(wikipedia)

ちなみに,僕はこういう公の場ではなるべく福井弁ではなく標準語を話そうと努力する・・・こともあります。ふふふ。

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炭火もも焼き(親鳥)

秋吉で言うところの純けい。
若鳥と親鳥だったら親鳥を選択するのは福井県人には当然至極のこと。

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チキン南蛮サラダ

どちらもおいしい。
でも,まあ想像の範囲内のお味ではある。

「冷汁(ひやじる)は最後にお出ししますので,好きなタイミングをおっしゃってください。」とマスター。ときどきマスターも会話にはいってきたりもするのだ。もう一人のバイトは中国人。福井なまりの日本語と宮崎なまりの日本語と中国なまりの日本語が飛び交うこの異空間。

「この冷汁は,給食でも出たんですよ~。
 福井の郷土料理って何なんですか?」


こう聞かれた僕は困ってしまった。
福井の郷土料理?考えたこともなかったな。
ソースカツ丼とかおろしそば,越前ガニは郷土料理っていうのかな。家でフツーに食べるものじゃないしなあ。たくわんの煮たの。あんなの誰も食わねえだろ(←好きな人ゴメンナサイ)。

マジで思いつかなくて・・・

「カニとかソースカツ丼が有名かな」と論点をちょっぴりずらすしかなかったのです(汗)

女子「最近,宮崎のイオンがでっかくなったんですよぉ」
オレ「あのね,日本で唯一イオンのない県。それが福井県なんだよ!」
女子「ええっ!じゃあ福井の人はどこで買い物するんですか?」


ベルとかアルプラザとか西武に決まってるだろ!
と答えたかったのだがもちろん宮崎の人にアルプラが理解されることもないだろうと

「いや,地元のショッピングセンターとかがあってね・・・」とお茶を濁すww

poptripメンバーは酔いつぶれてキッス(笑)をしちゃわないように,ハイボールは2杯で打ち止めし,マスターに冷汁を出してもらうことにした。

そのうち,お客さんがどんどん入ってきて小さな店は8割がた埋まった。

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冷汁

冷たい味噌汁のようなものにご飯を混ぜて食べるのだ。
これがね・・・いままで食べたことのない,僕の舌が初めて感じる味。

ただ,美味いかと言われると・・・正直ビミョー。

もちろん完食して,お勘定をお願いする。

「どうでした?冷汁?」
「うーん。微妙かな(笑)」
(ぼくはウソをつくのが下手なんです)
「あー,結構そういう方いらっしゃいます。感想を聞くと『まあまあかな。』みたいな(笑)」

冷汁,万人にはオススメできないけれどこれこそがまさに宮崎のソウルフードなのではないかと。
マンゴーなんて宮崎の人はほとんど食べませんよ。というひと言も。越前ガニ(ズワイガニ)だって地元の人はなかなか食べれないもんね。

つかず離れずの接客は好感が持てました。

ハイボール2杯(500円×2)で,ぴったり3,000円。カツオのタタキや宮崎牛ステーキなんてのもメニューにはあったのだけれど自粛しておいた。初日から飛ばしちゃいかん。自制が必要。だいたい牛肉の違いなんて僕には分からないんだから!

ごちそうさまでした~。

気持ちよく店を出ると,酔い覚ましに少し街を歩く。

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山形屋という,初めて聞くデパート。
どうも福井で言う西武福井店のような存在だろうか・・・。

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宮崎の長く短い夜はこうして終わったのであった。




この記事へのコメント

  • uchidaholic

    地元の店員さんと打ち解けるのは旅の醍醐味!ぜひ、そういう素敵な出会いは2ショットセルフィーで思い出を残しておいてください。
    2018年05月21日 20:23
  • poptrip

    >宇さん

    いやあ,旅の醍醐味とは思わないんだけど(笑)
    キミとはそういうところが違うと思うんだなあ。
    僕はキミのように社交的な人間ではないからさ。

    だいたい僕,自分の写真って全くとらないんですよ。2ショットとかにも全く興味がなくて,自撮りする人の気持ちが全然分からないんです。かといってそういう人を否定しているわけじゃあないのでw
    2018年05月21日 22:59