しかし,このあたりの地名って漢字一文字が多いのな。
「呉」に「坂」に「広」・・・結構違和感あるな。
呉のターゲットは大和ミュージアムと鉄のくじら館。
広島に来るにあたって予習をちょっぴりしてきたのですがブラタモリの広島編(図書館で借りた書籍)にエネーチケーの番組。

歴史秘話ヒストリア「軍港・呉と戦艦大和”世界の片隅”の町 悲劇と復興」


「この世界の片隅に」より
アニメ映画「この世界の片隅に」は福井に帰ってきてから見たのですが,これは呉に来る前に見ておくべき映画だったかもしれないな。すごくいい映画でした。



まず向かったのはてつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)です。
ここは潜水艦メインの珍しい資料館なのです。

機雷の展示
機雷除去が主たる任務・・・なのかな。

この機関銃で機雷を撃つこともあるそうです。


ベッドに寝転んでみましたが狭い・・・
スペースを有効活用するために椅子の中には食材を収納。
海に潜っているときの潜水艦というのは音が頼り。
「沈黙の艦隊」を読んだ人には常識ですが,ヘッドホンで海中の音を聞いて,何の音なのか当てるというクイズに挑戦できます。

福井に帰ってきてから映画「レッドオクトーバーを追え」「真夏のオリオン」「ローレライ」も見ました・・・内容はイマイチだったかな。

5問中正解は1問のみ・・・まあアザラシやアシカやクジラの音なんてわかんねえよな。動物好きな僕でも。


潜望鏡はニコン製。
こちらに展示されている潜望鏡で見えるものはイメージ動画なのでイマイチです。
そして表に展示されていた潜水艦内部へ。

上部ハッチ

士官用食堂


こちらの潜望鏡では実際に外を見ることができました。

似非ミリヲタの僕ですが動く潜水艦を見たのは初めてでして・・・
大満足。
これで無料だってんだから,二度おいしいってやつ。
ランチを食べた後,続いて大和ミュージアムの方へ。

戦艦武蔵については長崎の三菱重工長崎造船所内の博物館で資料を見たことがありますが,大和の博物館ははじめて。まあ大和や武蔵ってのは建造に関してかん口令がしかれていたこともあるし,写真などの資料がほとんど残っていないから大和関連の展示物だけで博物館ってのは無理があるのは分かっておりましたので・・・
いちおう大和ミュージアムってのは通称で正式には呉市海事歴史科学館のようですね。



よくできてるわ。
ただ,前面から写真を撮ろうとして後ろがガラス張りなので逆光のようになってしまい写真を撮りづらい展示方法となっています。


巡洋戦艦「金剛」搭載のヤーロー式ボイラー/大和型の探照灯
呉海軍工廠の歴史を学んだあと,興味をひかれたのは沈没した大和の調査の資料。



ゼロ戦の実物は国立科学博物館(二一型),靖国神社遊就館(五二型),アメリカ国立航空宇宙博物館(五二型),ロンドン戦争博物館(五二型),航空自衛隊浜松基地(五二型甲),知覧特攻平和会館(五二型丙)に続いてこれが7機目。六二型ってのもあったのね・・・

人間魚雷回天。遊就館にもありました。
潜望鏡を覗けるのですが,あまりにも見え方が酷い。
こんなんで特攻させたなんてね。
じっくり見ると2~3時間はかかると思いますが1時間ほどで一旦退館して,ひとつ別のミッションをこなしてから時間があればまた大和ミュージアムを観ることに。
(つづく)
この記事へのコメント
くまごろう
poptrip
そういう方,いらっしゃいますね。
この手の資料館はたぶん合わないでしょう。知覧とか遊就館なんかは特にアレですから・・・でも愚かな歴史的事実を知ることも大事なんじゃないかなあとも思います。
りょうたパパ
ご連絡頂ければ、呉湾内クルーズに負けないくらいしっかりエスコート致しましたのにぃ(笑)。
「この世界の片隅に」はこちらの映画館ではロングランになっていました。
昨年ドラマ化もされて、そちらも中々良かったです。
呉の町が正確に書き込まれているので、実際に街を歩くと映画の中と景色がリンクしますよね。
広島市民でも入手困難なマツダスタジアムチケット。
うらやましいです(^^)
poptrip
どうも。密かに広島に言ってましたw
メールしようかとも思ったのですが,自由時間は初日の夕方まででその後のスケジュールは連れが行くお店とかも全部決めちゃってたので。
広島,呉はまた行きたいなあと思っているので次回はご連絡差し上げますのでよろしくお願いします。
チケットはいろいろと裏に手をまわして(ウソ)手に入れたようです。いちおうちゃんと定価で譲ってもらいましたよ。