ケリー・ケトルを買ったのです。そしてお湯を沸かしてみたのです。

ケリー・ケトルを買ってしまいました。
鯖江のカンパネルラで6,980円(アルミ製0.5リットル用の場合)。
アルミ製とステンレス製がありますが,耐久性よりも軽さ重視でアルミにしました。

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大きさが分かるようにタバコの箱をおいてみた

ケリーケトルというのは,箱の説明によると

For over 100years the unique Irish Kelly Kettle® has made boiling water in the outdoor quick and easy even in extreme weather conditions.
Using abundant natural fuels such as sticks, pine cones, tree bark, drt grass, even dry animal dung, etc. This kettle will boil 0.5 liters of water in minutes.


このユニークなアイルランド生まれのケリー・ケトル(登録商標)は100年以上もの間,過酷な気象条件でも簡単に,そして素早くアウトドアでお湯を沸かし続けてきました。小枝や松ぼっくり,樹皮や枯草,さらには乾いた動物のフンなど豊富にある自然の燃料を使ってこのケトルは数分で0.5リットルのお湯を沸かすことができます。(poptrip訳)


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ブログ「たつやの感性見聞録」では,素敵な写真と記事で何度か紹介されていましたが(たとえばこの記事),インドアな日常生活を送っているオタッキーな僕には不要だと思っていたのです。
しかし,去年あたりから周りに山登りをやろうぜって人が急に増えだしまして・・・元登山サークル出身の僕の血が騒ぎはじめ,また山頂で飲むコーヒーはたとえインスタントであってもおいしいということを思い出し,思い切って購入に至ったわけです。

そして買ったその足で,試運転を兼ねて三床山山頂にてケリーケトルと使ってお湯を沸かし,コーヒーをいただくことにしました。これが三床山に登った理由のひとつ。
山頂には枯葉や小枝がそこらじゅうに散らばっているので燃料には事欠きません。

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うん。
なかなかいいんじゃない。

山頂で飲むコーヒーは,たとえわずか280mの低い山であっても,インスタントコーヒーに紙コップであっても,なぜだか美味しく感じてしまうのだ。


このケトル(やかん)の優れている点は,
燃料代がかからないこと(燃えるものさえあればいい)。
燃料を持ち歩く必要がないこと。
枯れ木や枯葉はいわゆるバイオマス燃料だからエコであること。
軽い(アルミ製だから。ステンレス製もありましたが僕はアルミにしました)こと。
お湯が沸くのが意外と早い(電熱面積が大きいからだな)。
ちなみに,ステンレスとアルミの熱伝導率を比較するとアルミニウム:237W/m・K に対して ステンレス:15W/m・Kということなので,アルミの方が速くお湯が沸くと思われます。

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↑これは誤った使い方ですからね(コルクのふたをはずしてから火をつけましょう)
CAUTION:Always remove the cork before lighting the kettle.


ただし,もちろん欠点もあります。
結構かさばります(小型のボイラーと考えると,当然燃焼室と煙突が必要なのでこれは構造的にどうしようもありません)。ただし中空構造になっているので持ち運ぶときにはそこになにかいれればバッグなどのスペースの節約にはなると思います。
あと,ケトル全体が熱くなるのでやけどに注意しなければいけません。
そして,例えば3000m級のアルプスなんかでは燃料の調達がたぶんできません(国立公園になっちゃってるし,だいたい高山には松ぼっくりとか小枝とかはないんですよね~だから本格的な登山にはやっぱりEPIガスとかプリムスになっちゃうんだな)。
点火装置がないのでライターやマッチが必要です。
雨の中では湿った燃料に簡単に火がつかないかも(着火剤とかをいれればいいんだろうけどそれじゃエコではない)・・まあ僕は雨が降りそうな日は絶対山には登りませんけどね~ww
燃やすものによってはススや煙が大量に発生する。
ススで汚れた場合のお手入れ方法は日本語の説明書には書いてなかったけど英語のInstructionを読めば書いてあるのかな。

えーと・・

長所より短所のほうをたくさん書いちゃってるぞ(←オイ)



でもね,ケリー・ケトルでお湯を沸かすほうがガスバーナーとコッヘル(なべ)でお湯を沸かすよりも楽しいのです。そこが一番のポイントかもね。いくつになっても火遊びって楽しいんですよね~。ガスのような人工的な火にはない魅力があるんです。

まあとにかく,ケリーケトル初体験だった(たつやさんのパン窯パーティのときに見たことはあったけどあのときは燃料用の薪も用意されていた)のでどれくらい燃料を投入していいのかよくわからず,途中で燃料切れで火が消えちゃったりしましたが(当たり前の話だけど,枯葉ばかりじゃやっぱあっという間に燃え尽きてしまうんだw),まあ一度使えばコツはつかめると思います。
五徳をセットすればお湯を沸かしながら(空焚きは厳禁です)鍋を使っての簡単な料理も可能(たぶん熱効率は相当落ちるのではないかと想像されますが)で,おもしろい商品だと思います。

面倒臭がりの方にはオススメできませんが(僕も結構な面倒くさがりですがこういうのは別),買っても損はないと思います。

で,最後に思い出したんだけどたつやさんのブログには「ブログを見たという方にはちょっとしたサービス品があるかも^^」って書かれてたんだけど,ブログを見たって言うのをすっかり忘れてました(爆)


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東日本大震災から2年が経過しました。
なにか書くべきか。書くべきことが思いつかない。
あの日のことを忘れないことと祈ることくらいしかできない。


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